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「アウトランダー」シーズン7後半-16話ネタバレと考察・感想。空に舞う天使、再会と別れ。

アウトランダー,シーズン7 ファンタジー
「アウトランダー」© Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
*記事にはプロモーションが含まれています
作品情報
  • 製作:2025年
  • 原題:Outlander
  • VOD:[Hulu]

「アウトランダー」シーズン7後半-16話ネタバレと考察・感想。クレアは生き延びたものの別の誰かが命を落とす……。16話では再会や別れ、それぞれの思いが描かれたエピソードとなっています。さらに今回、ジェーン(アラベラ)姉妹とクレアに驚くべき繋がりがあったことが明らかになります。

時代ごとに分けてお伝えしていますのでストーリーが前後しています。
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ジェイミーとクレアの時代

再会

アウトランダー,シーズン7
「アウトランダー」© Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

クレアは何とか助かり、少しずつ回復に向かっていました。ある日の夜、マスター・レーモンの夢を見て目を覚まします。マスター・レーモンは、フランスで出会った薬草屋の主です。

彼はクレアに「許しを求めに来た」といいます。それが何かはいずれ分かると言い残し、そのまま去っていきました。夢なのか幻なのか……。しかし、あの時と同じ”青い翼”を見たため、クレアは夢とは思えなかったのです。

マスター・レーモンが求めた”許し”は何のことなのかは最後にわかります。

シーズン2第7話で、クレアがフェイスを死産ののち、産褥熱により死にかけていた時、マスター・レーモンがそばにやってきました。彼がクレアの体の経路を指でなぞると、クレアは体の中の細菌が死滅していくのを感じたのです。こうしてクレアはマスター・レーモンの”手”によって死を免れました。

彼が来てから、クレアの容態は驚くほど回復しました。痛みでひとりで立つこともできなかったのに、マスター・レーモンを見た翌日には、立って普通に歩くこともできたのです。

マスター・レーモンは一体何者なのか?彼は「まだその時期じゃない」と、今回もまたクレアを救ったようでした。

別れ

アウトランダー,シーズン7
「アウトランダー」© Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

逮捕されたジェーン(アラベラ)は、コルツ・ネック近くに集会所で監禁され、この事件に関して本を書くという男から質問を受けていました。

ジューンは、男の質問に反抗的で協力を拒みます。しかし、本は妹も読むだろうから私の言葉より自分の言葉で伝えたほうがいいのでは?と言われ、しかたなく話したのです。

一方で、ウィリアムはジョンを頼り、ジューンを助けようとしていました。しかし、人を殺めた彼女を救い出すことはジョンにもできません。

ジョンが調べたところ、ジューンはハークネスを26回も刺したことになっていましたが、彼女が刺したのは1回のみ。他にもハークネスを憎む者がいたようです。また、戒厳令下のため裁判は行われず、軍の一存で処刑されます。

ウィリアムはジョンからジューンを愛しているのか?とを聞かれたとき、ウィリアムは少し間をおいて「うまく言えないけど特別な存在」とだけ答えました。

*愛してると答えなかったのには、マスター・レーモンがクレアに言った言葉と関係してます。

翌日、クレアの見舞いにジョンがやってきました。ジェイミーとジョンはバチバチでしたが、クレアはジョンの手を取り、あのとき助けてくれたことへの感謝を示します。

その日の夜、ウィリアムがジェイミーに協力を求めにやってきました。ほかならぬ息子の頼みに、ジェイミーは死の危険もあるのを承知で引き受けます。

ウィリアムの目的はジェーンも救出です。幸い、見張りの兵士はひとりのみだったので、ジェイミーはブリアナから教わった方法で窓ガラスを割って鍵を開け、中に入っていきます。

物音に気付いてやってきた兵士を捕まえて鍵を奪い、監禁されている部屋に入っていきました。

しかし、ジェーンは手首を切って自害していたのです。ジェーンは亡くなる前に夜空を見上げ、そっと手を振っていました。

あとからフランシスから聞いたところによると、この行動はジェーンの母から教わったものだとわかります。