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アウトランダーシーズン7後半-第9話ネタバレ解説。故郷が違う景色に見える、不穏な空気は嵐の前兆

アウトランダー,シーズン7,後半 ファンタジー
「アウトランダー」© 2025 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
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自分自身と過去の行動に向き合う

リアリーとの和解に向けて

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ジェイミーは、自分の過去の行動としてリアリーに謝ることを決めました。自分を刺したとはいえ、彼女への態度を誤り和解しようと思ったのです。

ただ、リアリーの心の傷は思ったより深く……。ジェイミーは、冷え切った心のままリアリーと結婚したことを謝ると、リアリーは知っていたけどジェイミーの助けになると思って結婚したと話します。

しかし、リアリーは女性が必要だと思っていたようですが、ジェイミーには女性ではなくクレアが必要だったんですよね。リアリーの心は、自分を全く見てくれなかったけど一度だけ代わりにムチで撃たれたのはジェイミーに愛されているからだと思い込んでしまったようです。

ジェイミーがクレアと結婚させられた時、両思いだと思っていたので「自分も辛いけどジェイミーも辛いんだ」と勘違いしてしまったみたいですね。

リアリーの勝手な思い込みでジェイミーもクレアもいらぬ恨みを買っていたということになります。

また、リアリーにはジョーイというパートナーがいるものの結婚すればジェイミーからの仕送りが打ち切られることや、バルリカンの土地を手放さなければならないため結婚を見送っていたようでした。

リアリーの娘ジョーニーがラリーブロッホにやってきて、修道女になりたいけどリアリーが反対してるとジェイミーに相談しました。

これを解決できるのはジェイミーだけだとジョーニーは頼ってきたのです。そこでジェイミーは、リアリーとジョーイの婚姻を、正式な記録として残す場合バルリカンの土地と財産はすべてリアリーだけの所有物となり夫の手に渡さないこと、婚姻が成立したらジェイミーからの仕送りの義務はなくなること。

そしてジェイミーは、ジョーニーが修道女になった際に生活費の足しになるよう球型の金を2つ送りました。リアリーはバルリカンの土地を手に入れ、ジョーニーも修道女になるべく道ができました。

リアリーとジェイミーの長きに渡るいざこざもこれで解決?

私は未来の人間

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クレアは、ラリーブロッホに戻った直後、家族に自分のことを話すことに決めました。クレアは数年後に確実にフランスで起こることから家族を守ろうと思ったのです。

フランスで起こることは多くの人の命に関わること。フランスで商売をしているジェイミーの甥マイケルにもです。ただ、この時代は魔女や不吉な予言をした者は忌み嫌われて井戸に投げ込まれたりしたので、ジェイミーは反対しますがクレアは譲りません。

案の定、ジェニーもイアンも開いた口がふさがらない状態。クレアは「10年後にフランスで革命が起こる。アメリカの独立に触発される。でも様相は違う。貴族は殺され金持ちは迫害される。国王と王妃はギロチンで首をはねられ恐怖政治と呼ばれる時代がやってくる」

クレアが話しているのはフランス革命のこと。フランス革命は1789年7月14日~1799年11月9日に起きたので「1788年以降フランスにとどまってはダメ」と忠告しました。

みんなはもちろん「なぜ知ってる?」と不思議に思います。クレアは「未来の人間だから。私は1918年に生まれたの。」

みんなは固まってピクリとも動きません。ただ、何か秘密はあると思ってた。ジェイミーやヤングイアンが簡単に騙されるとは思えないから、聞いてみていろいろと説明がついたとジェニーは理解してくれたよう。

ついに話してしまいました。いつか話すときが来るとは思っていましたが、フランス革命への備えを行う段階だったのですね。