PR

『パーフェクトワールド』3話のネタバレ感想と視聴率。松坂桃李と山本美月の交際が初々しい……が父激怒!?

2019年春ドラマ
© Fuji Television Network, Inc.

ドラマ『パーフェクトワールド』3話では、樹とつぐみが交際を開始。

初々しい2人にネットは大盛り上がりでした。

しかし、幸せそうな2人にほっこりするのもつかの間。

2人を妨げる問題が、次々と出てきてしまいます。

父親の反対や、長沢ヘルパーのことや、幼馴染の告白。

果たして、樹とつぐみは乗り越えられるのでしょうか……!?

PR

『パーフェクトワールド』3話のあらすじ

樹(松坂桃李)は、前の彼女と別れて以降「恋愛はもう一生しない」と心に決めていました。しかし、つぐみ(山本美月)に真っ直ぐな想いをぶつけられ、心が揺れる樹。

そしてついに、樹はつぐみの気持ちを受け入れました。

付き合いはじめた2人は、初デートで江ノ島へ行くことに。樹は、亡くなった父との思い出の場所だと言います。

江ノ島にて、樹は「本当は展望台に登るとすごく景色がいいんだけど……車イスじゃムリだからごめん」と言いました。

そしてその夜、樹は自分が歩ける夢を久しぶりに見てしまいます。樹は「歩けなくなった直後は、歩ける夢をよく見た」とつぐみに話しました。今回の夢は、歩いて高台を登っていたと。

つぐみは「高台に行っても行かなくても、同じぐらい楽しかったよ」と言い、樹に寄り添うのでした。

その頃、つぐみの妹であるしおりは、デートクラブで働いていました。しおりは、客として来た春人と対面します。

春人は樹の知り合いで、足に義足をつけている青年。本物のデートではないとは言え、しおりと春人のデートは良い雰囲気です。

「また会いたいな」という春人。「いいよ」と答えるしおり。しかしその直後、春人の義足が見えてしまい……!?

PR

『パーフェクトワールド』3話のネタバレと感想

樹のセリフの破壊力がすごい!

付き合いはじめた樹とつぐみ。つぐみは、会社の会議の席でもうわの空です。

同僚たちは祝福ムードで2人を見守っていて、職場の温かさに心がほっこりしました。

樹は「付き合ってると言っても、デートらしいことまだ一度もしてないもんなぁ」と言い、続けて「……する?」と問いかけます。この「する?」の言い方がかわいすぎて反則でしたね。

樹のセリフと言えば、他にも「ムリなんてしてないよ」や「一緒に寝る?」というセリフも破壊力がありました。原作の漫画も2人の空気感が素敵でしたが、ドラマはやはり破壊力が違うなと実感しきりです。

初デートの当日。2人はとにかく初々しさでいっぱいでした。

樹が照れながら「付き合いはじめた記念……」と言って、つぐみにネックレスをプレゼントするシーンも良かったです。

つぐみ的には、付き合うことになったものの、樹が優しいから断れなかっただけなのかもと不安を抱いていたようで。けれど、ちゃんと相思相愛だと分かってホッとしたようです。

長沢ヘルパーと三角関係に!?

付き合いはじめて順調な樹とつぐみ。しかしつぐみは、やはり長沢ヘルパーの存在が気になるようです。

遠慮がちに「普通は、ヘルパーさんに家の鍵って渡すものなの?」と聞くつぐみ。樹は、「何かあったら困ると思って……でもこれからは連絡してから来てもらうようにする」と言いました。

樹の話では、長沢は樹にとって恩人のような存在とのこと。

10年前

樹が事故にあって入院していた当初、長沢は看護士をしていました。

二度と歩けないという事実を受け入れられず苦しんでいた樹は、病室のベットで自分の首をしめました。

そんな樹の姿を見た長沢は「あなたは目も見えて耳も聞こえて手も動く。死ぬのは、できることを全部やってからにしなさい」と叱咤。

樹は、長沢の言葉で目が覚め、それからはリハビリに専念したとのこと。

その後、今の職場に紹介してくれたのも長沢なのだそうです。ですから樹にとって長沢は、恩人であり特別な人なのですね。

その話を聞き、つぐみは頭では理解したようですが、やはり心では何かが引っかかっている様子。

つぐみの性格的に、樹のお世話を何でもしてあげたいと思うのでしょう。けれど、障害に関する知識はどうしたって長沢に劣ってしまいます。

何かしてあげたくても、(知識がないゆえに)見ていることしかできない自分がもどかしいのかもしれませんね。

ところで。長沢ヘルパーは、ただ患者に感情移入しすぎるタイプの人なのかなと思いきや。なんと、樹のことが好きだと発覚しました。結婚もお見合いで、望んでいたわけではないようです。

ただ、長沢と三角関係になるかというと、そうは思えません。樹とつぐみの関係性がとても深いので、誰かが入る隙がないんですよね。

親の反対が切ない

ゴールデンウィークに、帰郷することになった樹とつぐみ。初めは2人で帰省する予定でしたが、なぜかつぐみの妹・しおりも同行することに。

しおりは裏表がなく、物事をかなりハッキリ言うタイプの女性。つぐみが樹の障害のことで悩んでいるときも「障害ある人と恋愛はムリ」とバッサリ発言していました。

何でもズケズケ言うので、あまり悩みを抱え込まないタイプなのだろうと思っていましたが、案外そうでもないようで。

車の中でしおりは、「うちは昔からお姉ちゃんだけが溺愛されてるんだ」と、いかにつぐみが両親に可愛がられて育ったかを語ります。その話から、しおりは寂しい幼少期を過ごしたのかもしれないと感じました。

その後、つぐみの実家に到着すると、ちょうど外に出ていた父親と鉢合います。窓をあけて、車の中から挨拶をする樹。

その後つぐみの父親は、「あの青年(樹)、礼儀がなってないな。挨拶のとき車から降りもしないで」と不満を口にします。

するとつぐみは「すごく礼儀のある良い人だよ。車から降りるのは簡単じゃないんだ。彼、脊髄を損傷してるの」と言って、樹をかばいました。

「……歩けないの?」と聞く母親。つぐみが肯定すると、「まさか付き合ってるんじゃないだろうな」と父親は問い詰めます。

「付き合ってる。障害があるとかないとか関係ないよね!」とつぐみが言うと、父親は怒ったように席を立ってしまうのでした。

つぐみの父親は、役所で長年“福祉課”に勤めており、お年寄りや障害者の支援をしてきました。そんな父親なら絶対に理解してくれるはず、と思っていたつぐみ。それなのに、父親に交際を反対されてかなりショックを受けたようです。

「大切なのは気持ち」というつぐみの考えももちろん正論ですが、父親の気持ちも理解できます。つぐみの気持ちは固いので、きっとどれだけ親に反対されても、樹に寄り添い続けるでしょうね。

「障害あるなし関係ない。高校生のときよりもっと素敵になってて、もっと好きになった」と言えるつぐみは本当に心がキレイな女性だと思います。キレイすぎて眩しい。

長く付き合っていけば大変なこともたくさん出てくるでしょうが、”つぐみなら乗り越えられる!”と思える強さを感じます。

元カノがつぐみの相談者に!?

第1話ではまるで悪女のように描かれていた樹の元カノ・美姫。しかし3話では、原作どおり良い人になっていて安心しました(笑)

美姫は、つぐみが(樹との交際を)親に反対されて悩んでいることを見抜き、「私も同じだった」と言います。

美姫の両親は、樹が事故にあう前は樹をとても気に入っていたのに、歩けなくなった途端「別れろ」の一点張りだったようです。けれど、親に反対されていることを樹には話さず、ひとりで抱え込んでいた美姫。

樹に話しても傷つけてしまうだけですし、ずっとひとりで抱えこんでいたのでしょうね。そう考えると、美姫が苦しみに耐えられなくなったのも分かる気がします。

4話を見る限りでは、美姫は今後、つぐみの良き相談者になってくれそうな雰囲気を感じました。

視聴率は以下の通り。

1話:6.9%

2話:5.8%

3話:6.0%(

ビデオリサーチ調べ、関東地区)

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

Kinoをフォローする
2019年春ドラマ国内ドラマ枠恋愛