海外ドラマ『ポロス~古代インド英雄伝~』13話と14話。
毒が回ってしまったバムニ王の命は助かるのか?
怒涛の展開を迎えた『ポロス』のネタバレ感想をお届けします。
また、バムニ王役のアディティヤ・レディジに関する情報を集めてまとめました。
【前回の重要ポイント】
友好を結んだのは偽りで、アンビ王はバムニ王の殺害を企んでいた
アヌスヤは、バムニ王を殺さない代わりに“偽りの復讐劇”を演じることを強いられる
バムニ王は、「この世を去るまで共にありたい」とアヌスヤに深い愛情を向ける
『ポロス~古代インド英雄伝~』シーズン1第13話・14話のネタバレ解説
毒が回ってしまったバムニ王は助かるのか!?
アヌスヤ王妃は、タクシラの民の前でバムニ王の尊厳を貶めるため、バムニ王に剃髪するよう促しました。
髪の毛は人間の一番上にあるものなので、髪をそり落とすことは、尊厳を貶めるのと同じことなのです。
しかも、敵国の民の前で剃髪するとなれば、バムニ王の受ける屈辱は計り知れません。
それでも剃髪を受け入れたのは、アヌスヤのことを愛しているからなのでしょう。
愛するアヌスヤに「以前に私を陥れた罪を償え」と言われたため、受け入れたのだと思います。
ここでもバムニ王の深い愛情が感じられますね。
バムニ王の剃髪を目にしたアンビ王と民たちは大喜び。
アンビ王は「我が妹がタクシラ国の雪辱を果たし、愛国の手本を見せてくれた!」とアヌスヤを称えます。
続けて、剃髪に使った剣には毒が塗ってあると言うアンビ王。
アヌスヤが慌ててバムニ王のほうを振り返ると、毒が回ったバムニ王が倒れ込んでいました。
その瞬間、今までバムニ王の指示で静かにしていたシヴダット宰相が、吠えながら敵兵に襲いかかります。
パウラヴァ国の他の重臣たちも剣を抜き、タクシラ兵と戦うことに。
その後、バムニ王を抱えたシヴダット宰相が宮殿を出ようとしたところを、アンビ王が弓矢でバムニ王を狙おうとしました。
直後、アヌスヤがアンビ王の首に剣を突きつけ「やめなさい!アンビ王!」と声を荒げます。
「兄を名前で呼ぶとは無礼だぞ」と言うアンビ王。
「あなたは実の妹を利用した。敬う価値などない」と言い放つアヌスヤ。
さらにアヌスヤは、「兵に命じなさい。矛をおさめろと。もう猶予はない」とアンビ王を剣で脅します。
アンビ王は、アヌスヤの脅しが本気だと悟ったのか、矛をおさめるよう兵に命じました。
アヌスヤが戦いを止めたことで、バムニ王を乗せた馬車はタクシラ宮殿を出ることに成功。
バムニ王は、近くの山に設置していた軍営テントで治療をすることに。
シヴダット宰相が万が一の時に備えて、近くの山にテントを設置していたのです。
リプダマンの敬意とシヴダットの殺意
タクシラの兵が攻撃をやめたことで、アヌスヤはようやくアンビ王に向けていた剣をおさめます。
そして去り際に、アヌスヤはアンビ王に言葉を投げかけました。
「兄上の真言(マントラ)を聞きながら子が産まれてくるのを夢見ていました。
ですが私は決意しました。この子には兄上の存在を決して知らせずに育てると。
これまでにほんの一瞬でも私のことを妹と思ってくれたならば、どうか遺恨をおさめて」
アヌスヤはそう言葉を残し、リプダマン総士官と共にタクシラ宮殿を去りました。
アンビ王とアヌスヤのやり取りをすべて見ていたリプダマンは、アヌスヤの決断に感動した様子。
実の兄よりもバムニ王の命を選び、兄に剣を突きつけることもいとわなかったアヌスヤを見て、リプダマンは心からアヌスヤに敬意を感じたのです。
アヌスヤとリプダマンが軍営テントに着くと、バムニ王の意識はないものの何とか峠はこえたと言います。
生きながらえたバムニ王の姿を目にしたアヌスヤは、心から安堵し涙を流しました。
アヌスヤに気づいたシヴダット宰相は、殺意に満ちた目で「よくぞ来た。おかげでタクシラに赴くことなく貴様を殺せる!」と言い放ちます。
シヴダット宰相は、アヌスヤがアンビ王に剣を突きつけて戦を止めたことを知りません。
ゆえに、シヴダット宰相にとっては、ただただバムニ王を貶めた女でしかないのです。
シヴダット宰相は「貴様と、タクシラの血が流れたお腹の子を殺す!」と言って、アヌスヤに斬りかかりました。
直後、リプダマンが立ちはだかり、シヴダット宰相の剣を止めます。
「剣を放せ」と凄むシヴダット宰相。
「お断りします」と言うリプダマン。
「私リプダマンが殺すのは敵のみ。同胞は殺しませぬ。
しかしアヌスヤ王妃様を害するならば、あなた相手にも剣を抜かなくてはなりません」
リプダマンの言葉に激昂したシヴダット宰相は、「今すぐ打ち首だ!」と言ってリプダマンに剣を向けました。
リプダマンは、総司令官なだけあって剣さばきは手練れで、シヴダット宰相とも互角にやり合います。
2人がやり合っているうちに逃げるアヌスヤ。
リプダマンはシヴダット宰相をかわし、アヌスヤを護衛するためにアヌスヤのあとを追います。
シヴダット宰相は、アヌスヤを追って捕まえるよう兵に命令しました。
アヌスヤが命の危機!? 子の命はどうなる!?
馬車で逃亡するアヌスヤ王妃とリプダマン総司令官。
すぐ後ろには、シヴダット宰相が兵を引き連れて馬で追ってきていました。
弓矢で馬車が壊されてしまい、歩いて逃げることになってしまったアヌスヤたち。
しかもアヌスヤは出産間際ということもあり、かなり苦しそうな表情を見せます。
逃げ場のない場所に追い詰められたアヌスヤたちは絶望するも、深い穴を見つけました。
アヌスヤは穴に入って身を隠し、リプダマンは追っ手の注意を自分に向けるために、あえてシヴダット宰相の前に姿を現します。
そんな中、突然の大雨が!
大雨のせいで、アヌスヤが身を隠している穴に水が溜まっていき、水位が腰あたりまで上がってきてしまい……!?
『ポロス~古代インド英雄伝~』シーズン1第13話・14話の感想
13話と14話は怒涛の展開で、食い入るように画面を見てしまいました。
アンビ王はやはり仕込んでいました、毒!
アンビ王がバムニ王を殺す表向きの理由は「妹が侮辱された」から。
しかし本当は、理由は何でも良かったのではないでしょうか。バムニ王を殺せさえすれば。
大勢の民の前でバムニ王を殺すためには、口実が必要で、妹のアヌスヤはその口実のために利用されたのでしょう。
復讐劇に利用するだけならまだしも、愛するバムニ王を殺すとなればアヌスヤも黙ってはいません。
アヌスヤが、兄のアンビ王に剣を向けるシーンは、つい身を乗り出して見てしまいました。
これまでは兄に敬意を払い、兄のメンツを立てるために我慢して従っていた部分もあるでしょう。
1度も声を荒げたことのないアヌスヤが、兄の首に剣を当てて「アンビ王!兵に命じなさい!矛をおさめろと」と声を荒げたシーンは痺れました!
アヌスヤの表情からは、本当にアンビ王を斬りかねない気迫を感じましたし、毅然とした態度が素敵でした。
アンビ王も、アヌスヤが本気だと悟ったから兵に矛をおさめさせたのでしょう。
アンビ王の反応から推測するに、アンビ王は、アヌスヤがここまで本気でバムニ王を愛しているとは思っていなかったのではないでしょうか。
だからこそ今回の復讐劇を軽く考え、そしてアヌスヤが許してくれると踏んでいたのだと思います。
それにしても、バムニ王の命が助かって本当に良かったです!
しかし目が覚めたとき、バムニ王は再びアヌスヤを愛することはできるのでしょうか?
バムニ王もシヴダット宰相も、アヌスヤがアンビ王に剣をつきつけたことを知りません。
アンビ王に利用されたことも知らないので、2人からすると、アヌスヤはただただ尊厳を貶めた女。
現に、シヴダット宰相はアヌスヤとお腹の子を殺す!と激昂していました。
さて。次回の15-16話では何と、アヌスヤは水の中で子を産むようです。
産まれた子供こそが主人公のポロスなので、これから物語がさらに大きく動きそうですね。
アディティヤ・レディジ(バムニ役)はどんな人?
王としての威厳と思慮深さを持ち、夫としては深い愛情と慈しみを持つバムニ王。
そんなバムニ王に心をトキめかせた女性も多いことでしょう。
#AdityaRedij replaces #RohitRoy in #Porus : https://t.co/7oNTiYuz0L
— BizAsia (@BizAsia) May 25, 2017
劇中の時代劇姿も素敵ですが、普段の姿もかっこいいですね!
それでは、バムニ王を演じるアディティヤ・レディジについての情報をお届けします。
https://www.facebook.com/TheAdityaRedijofficial/
名前:アディティヤ・レディジ
(※ヒンデュー語表記では आदित्य रेडिज 、英語だとAditya Redijです)
生年月日:1984年4月10日(35歳)
身長:185cm
配偶者:ナターシャ・シャルマ
好きな食べ物:ピザ、チキンカレー
『#ポロス』バムニ王役の俳優さんは、笑い上戸?w
めちゃめちゃ笑ってNG出すやん☺️https://t.co/deS6dOIUXy
— 月香☆☆あな番考察 (@tuki527) September 8, 2019
アディティヤ・レディジは笑い上戸なのか、何度も笑ってNGを出してますね(笑)
インド俳優で名が知られていないせいか、日本語で“アディティヤ・レディジ”と検索しても何も情報が出てきませんが、Aditya Redijで検索すると色々でてきますよ♡
【プチ情報】
■“CELEBS TREND NOW”では、人気有名人のリストにランクイン!
■【ポロス】の剃髪シーンでは、リアリティを出すために本当に自分の髪をアヌスヤに切ってもらった(海外記事を参照)