インドドラマ【ポロス~古代インド英雄伝~】あらすじ56・57・58話。
闘技大会では、全ての戦士が倒れてしまったパウラヴァ国が大ピンチに。
しかし、ついにプルが闘技大会に参戦しました!
この記事では、リプダマン役のインタビュー内容と、ネタバレ感想をお届けします。
【ポロス~古代インド英雄伝~】あらすじ
マケドニアでは、アレクサンドロスがアリダイオスに力の差を思い知らせ、オリュンピアスが次の一手へと動く。パウラヴァでは、ペルシャとパウラヴァの戦士の対戦が闘技場で行われている。
【前回の重要ポイント】
・闘技大会(ペルシャ戦士とパウラヴァ戦士の対決)が始まる
・ダスユ族のハスティは、プルを追ってパウラヴァ国へ
・マケドニア国のフィリナ母子は、アレクサンドロスを毒殺しようとするが失敗に終わる
【ポロス~古代インド英雄伝~】ネタバレ
ネタバレ56話(BS第28回)
【パウラヴァ国】
シヴダット宰相は、スメルを利用してプルを呼び出しましたが、いつまで経ってもプルが船着き場に現れません。
シヴダットは怒った様子でスメルのもとへ戻り「プルが来ないのなら、もう貴様を生かしておく理由はなくなった」とすごい剣幕を見せます。
スメルは慌てた様子で、プルは絶対に来ているはずだと言い、何か符号は残されていなかったかと問いました。
切り込みが入った魚
口笛
魚と口笛、どちらも目撃したシヴダットは、プルがパウラヴァに来たことを確信するのでした。
しかし……プルが入国したとして、今はどこにいるのかと考えを巡らせるシヴダット。
やがて、闘技場にいるのではないかと思い当たり……。
【闘技場】
【5回戦分の簡潔な結果】
①パウラヴァ勝利
②パウラヴァ勝利
③ペルシャのファルス勝利
④ペルシャのファルス勝利
⑤ペルシャのファルス勝利
パウラヴァの戦士が残り0人になったため、次はカニシカが参加。
【1回戦目】
強靭な体つきのペルシャ戦士を相手に、パウラヴァ戦士はムチを使って善戦し、やがて勝ちをおさめます。
1回目の対決が終わったころ、プルは観客に紛れて闘技場へ到着しました。
【2回戦目】
2回目の対決も、同じパウラヴァ戦士がムチで勝利。
【3回戦目】
そして3回目の対決では、なんとファルスがペルシャ側の戦士として参加しました。
ムチ使いのパウラヴァ戦士を相手に、ファルスはうまく攻撃をかわしつつ、ムチの先端を押さえて相手を攻撃不可にさせます。そして難なく勝利。
【4回戦目】
4回目もファルスの圧勝。
パウラヴァ側の残った戦士は1人のみとなり、カニシカ王子は、最後の戦士が負けたら自分が戦うと決意します。
【5回戦目】
そして迎えた5回目の対戦は、難なくファルスが勝ってしまいました。
パウラヴァの戦士をすべて倒したことで、大歓声をあげるペルシャの民衆。
カニシカ王子は予定どおりファルスと戦うことになりましたが、2人は普段は友人のような仲。
ファルスが手加減するかもしれないと危惧したダレイオス王は、部下のモーセに伝えました。
「息子のファルスに伝えよ。手加減などするな、むしろ殺せ」と。
王位継承者はカニシカただ1人。
ゆえに、カニシカさえ亡くなれば継承者がいなくなるとダレイオスは考えているのです。
ネタバレ57話(BS第29回)
【パウラヴァ国/闘技場】
闘技大会のルールは勝ち抜き戦。
5人の戦士全員が負けてしまったパウラヴァ国に後はなく、カニシカ王子が最後の砦として戦うこととなりました。
【6回戦目】
カニシカvsファルスの戦いは互角で試合が長引きますが、やがてカニシカが勝利をおさめます。
カニシカは、ファルスに傷を負わせようと思えばできたはずなのに傷ひとつつけることはなく、むしろ負けたファルスに手を差し伸べました。
2人の戦いを観客席から見ていたプルは、カニシカのことを王太子として見直すのでした。
【7回戦目】
ペルシャ側は敗北したファルスに代わり、新たな戦士が入場しました。
体格を比較するとペルシャの戦士が有利なように見えましたが、勝負の前半はカニシカがリード。
試合に見入っていたプルですが、そろそろスメルを探さなくてはマズいと思い立ち去ろうとしました。
ちょうどその時、カニシカが相手の戦士から反撃を食らい、今にも敗北しそうになってしまいます。
後ろから首をしめられ、苦しむカニシカ。
カニシカの母カディカ王妃は涙を浮かべて「このままではカニシカが殺されてしまう。試合を終了しましょう」とバムニ王に懇願します。
シブダット宰相も涙目で「敗北はもう確実。試合を終了しましょう」と進言。
カニシカを倒したペルシャ戦士は、壇上の前に立ち「最強戦士である俺に挑むインド人は、もういないだろう」と言って勝利宣言をします。
その言葉を聞いたプルは、居ても立ってもいられなくなり、闘技場のグラウンドに乗り込みました。
プルが乗り込んだことで、一命を取りとめたカニシカ。
そして、闘技場にいる全員の視線がプルに集まり……。
【マケドニア国】
フィリナとアリダイオスは、アレクサンドロスを毒殺しようとするも失敗し、逆に命の危機に陥りました。
アリダイオスを殺すよう、オリュンピアス王妃が指示をしたためです。
ところが、指示を受けたアレクサンドロスは「陛下に裁いてもらいます」と言って、アリダイオスを殺すことはしませんでした。
アリダイオスが生きのびたことに納得がいかないオリュンピアスは、神殿で黒魔術を行い、ヘビを召還しました。
What is Queen Olympias upto this time?
Can anyone guess ?
find out only on @sktorigins #Porus @SonyTV 8:30pm @RealSwastik @OneLifeStudios @iamsameksha pic.twitter.com/Sz1GsiJvHy— Porus (@officialPorus) January 30, 2018
そのヘビをアリダイオスのもとへ向かわせるオリュンピアス。
ヘビに襲われかけたアリダイオスは乱心し、そしてそのまま倒れてしまい……!?
ネタバレ58話(BS第29回)
【パウラヴァ/闘技場】
パウラヴウァ国は5人の戦士が全て倒れ、最後の砦であるカニシカ王子も敗れました。
パウラヴァの民たちが敗北を嘆く中、プルが闘技場のグラウンドに乗り込み、参戦の意思をみせます。
しかしバムニ王は、そう簡単にプルを参加させる気はないらしく、いろいろと問い詰めました。
「何者だ。パウラヴァ国の名誉のために戦うそなたの正体が知りたい」と言うバムニ王。
ハッキリと正体を明かさないプルに対して、バムニ王は出場を認めないと言います。
そこへダレイオス王が間に入り「私はこの者(プル)が参加することに異論はありませんよ」と意見を述べました。
するとプルは呆れたように笑い、言葉を放つのです。
「実に嘆かわしいことだ。国内の決め事に異邦人の意見が必要だとは」
続けて「国王自身が判断し、俺の参加を認めてほしい」と訴えるプル。
するとバムニ王は、しばらく考えた末にプルの参戦を認めるのです。
その後プルは、倒れているカニシカ王子に手を差し伸べて体を起こし、下を向くカニシカに言葉をかけます。
「殿下。顔をあげて。殿下は戦いに最善を尽くしました。同胞が流したすべての血のために、俺が報復します」
【8回戦目】
武器も持たずに、ペルシャの戦士に突っ込んでいくプル。
そのままジャンプをして戦士の頭上に一撃を入れ、見事に勝利をおさめました。
戦うプルを見ていたハスティは「プルはいつも他人のために戦う……」とつぶやくのです。
【9回戦目】
飛び道具を持った強靭な体つきのペルシャ戦士に対して、プルはまたもや武器なしで戦います。
今回もジャンプからの攻撃で敵を倒し、勝利。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想
感想56話(BS第28回)
3回戦目で、まさかファルスがペルシャ側の戦士として参加するとは予想外でした。
でも思い返してみると、ファルスは以前にプルと戦った時、一方的にボコボコにされていましたよね。
そう考えるとファルスはあまり強くないのか、それともプルが強すぎるのか。
意外にもカニシカが「最後の1人が負けたら私が戦う」と決意を見せており、ちゃんと王太子らしいところもあるんだなと感心。(もしかして最初から決まっていたのかも?)
戦闘中にターバンをとったカニシカが案外かっこよくて、不覚にもドキっとしてしまいました。
そして今回笑ったのは、観客の中にしれっとハスティがいたことです(笑)
パウラヴァの警備ガバガバすぎ!と突っ込みを入れた視聴者も多いことでしょう。
ハスティも入れてるやんwwwもうちょい警備ちゃんとして!w #ポロス
— 魔弾の射手秋たんピザ屋さん@りね言霊 (@tenjyumar) October 9, 2019
感想57話(BS第29回)
やはり気のせいではなく、ターバンをとったカニシカ王子はかっこいいです(笑)
普段はダメダメな王子ですが、今回ばかりはカニシカを応援したくなりました。
カニシカという人物は、悪役ポジションであっても居なくなると寂しい人物のひとり。
今回ファルスとの戦いで、殺そうと思えば殺せたし深い傷を負わせることもできたのに、ファルスに傷ひとつつけないカニシカの好感度が上がりました❤
カニシカ王子&ジヴダット😀#ポロス pic.twitter.com/pNMuGL9agZ
— 月香☆☆ポロスどハマリ中 (@tuki527) October 11, 2019
バムニ王やダレイオス王は、壇上から見ているだけでセリフはほぼ無いのですが、細かいリアクションがどれも秀逸。
王2人の反応を見ているだけでも楽しめました。
それから、やはりシヴダットは、カニシカのことを甥っ子としてかなり愛しているようですね。
カニシカ王子が敗北して殺されそうになった時、目に涙をためて「試合を終了しましょう」と進言していましたし。
普段は恐ろしいシヴダットですが、カニシカを慈しむ表情は優しくて、そのギャップがたまりません。
カニシカと言いシヴダットと言い、悪役たちにも愛すべき面があって憎めないですね。
感想58話(BS第29回)
ついにプルが参戦しました!待ってました!
闘技場に乗り込んだプルが、真っ先に倒れているカニシカ王子のもとへ行って手を差し伸べるシーンは胸熱でした!
兄が弟に手を差し伸べている、と思うとジーンときます。
これまでは険悪な仲だったカニシカ王子とプルですが、初めて兄弟らしいシーンが見られて大満足。
これを機に、2人の関係が良くなってほしいと願うばかりです。
少なくともプルのほうは、カニシカのことを見直したと言っていましたしね。
次回は、プルが残酷な選択を強いられてしまうようです……。
闘技場の問題がやっと片付いたというのに、一難去ってまた一難ですね。
インタビュー情報/リプダマン
Funclickearn – https://t.co/yYWHg6eaKx
Hrishikesh Pandey feels lucky to have double role in Porus
Hrishikesh Pa… pic.twitter.com/OCPMcevjCD— Funclickearn (@funclickearn) December 29, 2017
リプダマン役のフリシケシ・パンディは、インタビューで以下のように答えています。
これまでは、ヒーロー系の役が多くヒゲを剃っていることが多かったが、今回は違った役に挑戦してみようと思った
リプダマン役ではヒゲを生やし、髪もいつもとは違う。視聴者に好まれるかは分からないが(笑
自分の年代の俳優は、良い役柄を得ることが難しい。もちろん良い役柄とは主役に限ったことではないし、どのような役柄でも物語には等しく重要
そんな中で、今回リプダマンという役を与えてもらったことは有難い
物語と自分の役割以外のことは何も考えない。お金のことさえ二の次
30代から俳優を始めたというフリシケシ・パンディ。
自分の役割以外は考えないという彼の言葉どおり、リプダマンという役を見事にまっとうしています。
渋くて熱いリプダマンは、今や視聴者人気が高いキャラクター。
プルの絶対的な味方として、これからもリプダマンの活躍に期待したいと思います。