画像引用:https://www.hulu.jp/porus
【ポロス】シーズン2第19話・20話。
始まったダレイオスvsプルの知略戦。
市場の火災の件は、プルに軍配が上がりました。
一方、プルの王子姿を目にしたダスユ一行は反感を覚え……!?
この記事では、【ポロス】のネタバレ感想をお届けします。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第19話ネタバレ
【パウラヴァ国】
市場の火事について、プルは自身が関与していないことをバルシネに証言させました。
ダレイオス王は、まさか自分の娘・バルシネがプルの肩をもつとは思わず、驚きの表情を見せます。
気を取り直したダレイオスは、バムニ王に以下の主張をするのです。
・市場の火事は、バムニ王にも損失をもたらした。そこで、より大きな市場を再建しようと思うがどうか。
・また、火事はバムニ王の国で起こったことゆえ、補償は貴国がすべきでは?
ダレイオスの主張を聞いたバムニ王は、納得した様子を見せます。
そこでプルがすかさず「その前に、火事の真相を究明したい」と言い、そのために皆で市場へ行こうと提案。
一同が市場に到着すると、プルは「火事の真相は民が知っている」と言い、民に話をさせました。
民たちは怯えた表情を見せ市場に入ろうとしません。
民たちが言うには、火をおこしたのはガラスで、これはスーリヤ様(神)の呪いかもしれないとのこと。
だからガラスにはもう二度と触りたくないのだと言います。
そこでプルは追い討ちをかけるように「私もガラスには問題があると思います」と言い、暗にペルシャの品を駆逐しようとするのです。
【マケドニア】
アレクサンドロスは、現王フィリッポス暗殺のため、使えそうな使用人をテストしていました。
暴れ馬を乗りこなせるか、暴れ馬を御すことができるかを試し、暗殺者にふさわしいかどうかを見極めているのです。
その様子を見たヘファイスティオンは、死者が出るのではないかと不安げな様子でアレクサンドロスを見つめるのでした。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第20話ネタバレ
【マケドニア】
ヘファイスティオンは、試験の末に生き残ったクレイトスをアレクサンドロスに紹介しました。
クレイトスは戦場で勇敢なアレクサンドロスを見て以来、配下になることを夢見ていたのだと言います。
アレクサンドロスはクレイトスの豪胆さを褒め、司令官に任命するのです。
【パウラヴァ】
市場の火事について、決断しかねたバムニ王は導師に意見を求めました。
導師はガラスを手にとり「破壊力を持つものほど美しく、負の力も大きい」と言い、この火災はスーリヤ様のお告げであるとバムニ王に告げます。
すかさず「お告げなどではない」と口を挟むダレイオス。
しかしバムニ王は、我々インド人は神のお告げを重んじていると話します。
さらに言葉を続けるバムニ王。
・民や導師が口を揃えて神のお告げだと訴えている
・わが民は怯え、このままではペルシャの工場で働くことはできないだろう
・それどころか、ガラスに触れることすらできないはず
以上のことをダレイオスに話した後、バムニ王はいよいよ決定を下しました。
「今後いっさい、ガラスの商取引を禁じる」と。
決定が下った後、プルはダレイオスに近づき「すべてのペルシャ製品を駆逐するつもりだ」と挑発します。
その様子を遠目で見ていたダスユ一行は、プルがペルシャ人と親しくしていると勘違い。
さらに、ダスユの衣ではなく王子の格好をしているプルに、強い反感を覚えるのでした。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第19話の感想
プルの策略は、当時の時代背景に沿った内容でした。
昔はインドに限らず、”占い・呪い・天災”などを信じる人が多く、民の声も大きな影響力がありました。
それらを全て利用したプルの策略はさすがの一言。
少しでもダレイオスのペースになりそうな時には、瞬時にプルが自分のペースに持ち込んでいましたし、火事の件もプルに軍配が上がりそうです。
おそらくバムニ王も、本当はプルのしわざだと気づいているのではないでしょうか。
でもバムニは国王なので、いつも完璧な状況や証拠がないと動きません。
ここまでプルが状況を作ってくれたので、そろそろバムニがダレイオスを追放する日も近いかもしれませんね。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第20話の感想
てっきり、悪事の証拠を揃えてダレイオスを追放するのだろうと予想していたのですが、まったく違う方法でダレイオスを追い詰めていくようですね。
プルが言っていた“ダレイオスの最大の弱点”とは、いったい何なのでしょう。
これは推測ですが、ダレイオスの弱点はインドの風習を知らなさすぎることではないでしょうか。
今回ダレイオスは、インドの神について全く知らない様子でしたし、インド人が神を大切にすることも分かっていないようでした。
知らないがゆえに、「神のお告げ」だという導師と民衆の主張にまったく対応できなかったダレイオス。
21年間も滞在していながら、インドの文化や風習には興味がなかったのかもしれませんね。商い第一で。
“インド文化に対する無知”がダレイオスの弱点だとすれば、今後もプルはダレイオスの無知を利用して追い詰めていきそうです。
一方のラチは、王子姿のプルを見て涙を流していました。
ラチならば、プルには深い考えがあって王子になったのだと分かるはず。
とは言え、プルも一言ぐらいダスユに伝言を送っても良かったのでは?と思ってしまいますね。
※次の21話と22話はこちらです。
次回は、ダスユたちが本格的にパウラヴァで動き始めるようです。
そんな中、ラチはハスティの行動に不信感を覚え……!?