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【ポロス】シーズン2第41話・42話のネタバレ感想。
無実の罪で地下牢に入れられてしまったプルは衰弱するばかり。
そこへダレイオスが訪れて、これまで溜め込んでいた鬱憤をすべてプルにぶつけるのです。
プルは処刑を免れることはできるのでしょうか?
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第41話ネタバレ
バムニ王が下したプルへの裁きは、王としては正しくても父親としては本意ではなかったのでしょう。
バムニ王は、プルが感じているであろう痛みを己の身でも感じるために、剣の刃を握りしめて血を流し続けるのです。
そんなバムニ王を見たアヌスヤは、「陛下は王としての務めを果たされました」とバムニ王を立てた上で、自分は今でもプルの潔白を確信していると話します。
プルがハスティをかばっているに違いないと。
その頃地下牢では、弱り切ったプルのもとへダレイオスがやって来ました。
立つことも話すこともできないプルを前にして、ダレイオスは延々と挑発の言葉を放ちつづけます。
「分かったであろう。ペルシャ王に勝負を挑む代償は大きすぎる。
世界の誰一人 持っていないのだ。この私と競う力など。」
そしてダレイオスは、「インド人は愛しか知らぬ、愛ゆえに弱い」と言い残して地下牢から立ち去りました。
その直後、プルは“愛する者”を思い浮かべたことで、動かなかった体が動き立ち上がることができたのです。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第42話ネタバレ
アレクサンドロスが非情なワケは?
【マケドニア】
女占い師が言うには、アレクサンドロスは後世に残るほどの名声を得るけれど失うものもあるとのこと。
もしもアレクサンドロスがインドへ向かえば、彼は二度とマケドニアには戻ってこないと言います。
それを聞いたオリュンピアスは、我が子の行く末を案じてやるせない表情を浮かべるのです。
その頃アレクサンドロスは、自身に反旗を翻した者たちを懲らしめるため、ギリシャのテーバイに来ていました。
アレクサンドロス一行はテーバイで戦を派手に繰り広げ、敵将はたまらず降参。
全面降伏をした敵将は「これ以上の殺戮はどうかお止めください」と懇願しますが、アレクサンドロスにその気はないようです。
「もとはと言えばお前が私に反旗を翻したことが原因であるし、この降伏も不本意だと分かっている」
アレクサンドロスはそう言うと、テーバイの市民たちを全員連れてくるよう部下に命じました。
そしてアレクサンドロスは市民を皆殺しにし、町も焼き払うのです。
全国にアレクサンドロスの名と恐怖を知らしめ、二度と反乱者が現れぬように。
最後の申し立て
【パウラヴァ宮殿】
処刑日の当日、アヌスヤは地下牢のプルに会いに行きました。
弱り切ったプルを見たアヌスヤは「母親にとって最もつらいのは、我が子の苦しむ様を見ることだ」と言って涙をこぼします。
プルは力を振り絞り、プルの行動の真意をアヌスヤに伝えるのです。
「自分は罪をかぶったのではなく、父リプダマンの恩に報いただけ。
問題はすべて片付けるつもりだから安心してほしい」と。
その後プルは、処刑の前にバムニ王のもとへ連れて行かれました。
バムニ王に「最後の申し立てはあるか」と聞かれ、そこで初めてプルは自身の潔白を口にするのです。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第41話の感想
41話の半分は、ダレイオスとプルの対峙シーンでした。
罰を受けて弱り切っているプルはひと言も発することができず、ただ憎しみの表情でダレイオスを睨み付けるしかできません。
対するダレイオスは、約8分もの間プルを相手に挑発し続け、絶え間なく言葉を放つ様はまさに独断場でした。
プルに対して感情的に言葉を吐き捨てていたところを見ると、ダレイオスは以前にプルに負かされたことがよほど悔しかったのでしょうね。
プルがつらい目にあっているので本来ならば胸が痛むシーンのはずですが、ダレイオスの怪演に目がいきすぎてつい笑いそうになる場面もありました。
予告を見る限りでは、プルは縛り首を免れて生きているようです!
どのようにして助かるのかは不明ですが、生きているのが分かっただけでも一安心ですね。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第42話の感想
いつもはプル側のストーリーがメインで、マケドニアの様子は少しずつ描かれることが多いのですが、今回は割とマケドニア国に焦点が当たっていました。
アレクサンドロスは、全面降伏をした敵対国の市民たちを皆殺し&焼き払うという残酷さを見せつけます。
アレクサンドロスは以前から“自分の名を知らしめる”ことに重きをおいており、残酷な仕打ちが広まれば広まるほど、自分に逆らおうとする者はいなくなるはずだと考えているようです。
過去には敵の大将を骨になるまで馬に引きずらせましたし、今回も皆殺しという残酷な選択をしましたが、それはきっとあえてのことなのでしょう。
そんなアレクサンドロスを相手に、プルはどう立ち向かうのか今から楽しみですね。
でもプルは今、パウラヴァでの問題が山積みなのでまずはそれらを解決してほしいところ。
弱り切ったプルを直視するのは胸が痛みますが、それはラクシュ・ラールワーニー(プル役)の演技がうまいということでもあります。
本当に罰を受けたのでは?と思えるほどの衰弱ぶりは見ていられないほどで、改めてラクシュ・ラールワーニーの演技力に感心しました。
さすが、オーディションで250人の中から選ばれただけありますね。
※次回の43話・44話の記事はこちらです。
ついに処刑当日……。
最後の申し立てをするチャンスが与えられたプルは、果たして無実を証明できるのでしょうか?