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【ポロス】シーズン2第43話・44話のネタバレ感想。
処刑当日を迎えたプルは、最後の申し立てをするチャンスが与えられます。
プルは、ダレイオスの悪事の証拠をバムニ王に突きつけますが……。
果たして、プルは処刑を免れるのでしょうか!?
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第43話ネタバレ
♠パウラヴァ宮殿♠
地下牢で3日間の罰を受け終わったプルは、処刑場に行く前にバムニ王のもとへ連れて行かれ、最後の申し立てをするチャンスを与えられます。
その場には、バムニ王の他に、アヌスヤたち王族やペルシャ人のダレイオスらも集まっていました。
プルは、一同の前で以下のように申し立てます。
・パウラヴァの食糧庫とペルシャの船を、ダスユ族が襲ったのは事実
・しかし事の発端は、ペルシャ人のファルスにある
・かつて、ファルスはパウラヴァ兵に変装をしてダスユの村を爆破した
・爆破の際、パウラヴァの服装を目にしたダスユ族は、パウラヴァの仕業だと思い込む
・だから、ダスユ族は復讐のためにパウラヴァの食糧庫を襲った
・その後、プルが「ダスユを爆破させたのはペルシャ人(ファルス)だ」と話したため、ダスユはペルシャの船を襲った
これらのことから、“ペルシャ人が悪の根源である”とプルは主張します。
そして、さらなる証拠のためにダスユから証人を呼び寄せると言うプル。
そこでダレイオスが話に割り込み、話の流れを違う方向へとうまく誘導していきます。
プルは別の証拠として、ダレイオスがパウラヴァの北方に秘密の拠点を持っていることと、その拠点に兵を駐留させていることを訴えました。
ところが、ダレイオスは「その土地は、以前にバムニ王が与えて下さった土地です」と反論し、バムニ王もそれを認めるのです。
ダレイオスは自身に疑いを向けられたことに憤り、今日限りでパウラヴァ国との協力関係は終わりにすると宣言。
そして、ダレイオスは娘のバルシネや部下たちを連れて、パウラヴァ宮殿を去ろうとします。
その瞬間、バルシネに惚れているカニシカは、たまらず引き止め、ダレイオス側を擁護する発言をするのです。
♠パウラヴァの街中♠
ダスユで父の看病していたラチでしたが、ふとプルのことが気にかかりパウラヴァ国へとやって来ました。
ラチが町を歩いていると、「王子が今日、縛り首に処されるらしい」との噂話が耳に入ってきます。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第44話ネタバレ
刑の宣告
♠パウラヴァ宮殿♠
バルシネに去ってほしくないカニシカは、ダレイオス一行を引き止めました。
さらに、カニシカは自身が何者かに襲われた件を蒸し返し、その犯人はどう考えてもプルであるとバムニ王に訴えます。
バムニ王としても、王子のカニシカが襲われた件を無視することはできず、プルに改めて事実確認をするのです。
事実を問われたプルは、真犯人がハスティだとは言えず、「カニシカを刺したのは俺です」とまた罪をかぶってしまいました。
ダレイオスはすかさず「聞きましたかバムニ王!こやつは国賊だと認めました」と発言。
プルが自白してしまった以上、バムニ王は(本心はどうであれ)プルを国賊と見なすほかありません。
バムニ王は意を決し、一同の前でプルの処刑を宣言しました。
「プルを国賊として罰する。刑は民の前で公開。絞首刑を即時実行する」と。
プルは兵に連行されながら、国賊ではないことを信じて欲しいとバムニ王に必死に訴えます。
しかし、その訴えも虚しく、プルはそのまま処刑場へと連行されてしまうのでした。
その後、バムニたち王族やペルシャ人たちも、近くでプルの刑を見届けるために処刑場へと足を運びます。
公開処刑なので民もたくさん集まっており、その中には変装をしたラチの姿もありました。
オリュンピアスの憂い
♠マケドニア♠
テーバイで勝利を収めたアレクサンドロス一行は、マケドニア宮殿に戻ってきました。
オリュンピアスは、アレクサンドロスの勝利を喜びながらも、つい顔が曇ってしまいます。
その理由は、占い師に「アレクサンドロスはインドから戻れない」と言われたことが頭から離れず、気をもんでいるから。
そんなオリュンピアスの心配をよそに、アレクサンドロスは民や家臣たちの前で、インドへの遠征を宣言するのです。
オリュンピアスは、すかさずインド行きは中止だと言葉を挟み、「これは母親としてではなく王妃としての命令だ」と言うのでした。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第43話の感想
てっきり、プルは処刑場に直行させられるものだと思っていましたが、その前に“最後の申し立て”ができるとのことで一安心。
プルは、ダレイオスのこれまでの悪事を訴えますが、話の筋は通っているものの“確実な証拠”とはいえず、結局ダレイオスを追い込めませんでした。
どうやらプルは、自身がどれだけ窮地に陥ろうとも、ハスティのことをかばい続けるつもりのようです。
「カニシカを刺した真犯人はハスティ」だと言えば、プルは無実を楽に晴らせるはずですし、ダレイオスのことも追い込めるはず。
それなのに、いまだにハスティのことをかばい続けるプルの健気さにホロリとします。
プルがこれほどまでに“兄のハスティ”を大切に思っているというのに、ハスティには兄弟としての情が本当に1ミリもないのでしょうか?
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第44話の感想
プルが最後の申し立てをするも、結局ダレイオスのペースで話が進んでしまい、プルは無実を晴らせませんでした。
処刑場に連行されてしまったプルですが、予告を見るとどうやら自力で刑を免れるようです。
予告動画では、プルお得意の怪力で鎖やロープをちぎる姿が映っていました(笑)
どんな方法で免れるにしろ、バムニ王とプルの間にはさらなる溝ができてしまう予感がします。
プルからすると、自分の弁明を信じてもらえずバムニ王に死刑を言い渡されたわけですから、ますますバムニのことを父親とは認めたくなくなるのでしょう……。
一方のマケドニアでは、アレクサンドロスは1週間以内にペルシャを侵略すると宣言しました。
ペルシャの王であるダレイオスは、長いこと国から離れていますが、王不在でも”世界最強”を持続できるものなのですね。
アレクサンドロスがペルシャを侵略すれば、さすがのダレイオス王も帰国するだろうと思われます。
そうなれば、今後はペルシャの様子もドラマで見られることになるかもしれませんね。
※次回の45話・46話のネタバレ感想はこちらです。
謎の刺客の素顔がイケメンすぎる!?
一方、処刑を免れたプルですが、今度は国から追われる身となってしまうのです。