「プライム・ターゲット-狙われた数列」キャストとネタバレ解説。世界を変えるかもしれない偉大なる数列研究を進めていた若き天才数学者が、それを狙う巨大な敵と戦うスリラードラマ。人生をかけ、研究の答えと陰謀の謎を解き明かしていくーーー。
あらすじ
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ある日、イラク・バクダッドの町で多くの死傷者が出た大規模な爆発が起こりました。これにより、地下に眠っていたアッバース朝時代の建造物となる”知恵の館”という遺跡が姿を現したのです。
エドワード・ブルックス(以下エド)は、ケンブリッジ大学に通い、ひそかに”素数”の研究を進めていました。エドは、恩師で一番の理解者であるオズボーン教授の自宅をたびたび訪れては意見交換を行っていました。
オズボーン教授は認知症を発症していたため、教え子であるマリンダー教授にエドを託しましたが、エドはマリンダー教授になじめないまま。オズボーン教授はマリンダーを信用するようエドにアドバイスしました。
マリンダー教授もまた、手に追えないエドのことで妻のアンドレアに愚痴をこぼしていました。アンドレアはそんなマリンダーに、エドを夕食に招待するよう提案します。
一方で、エドはバーで行われた友人の誕生会で、バーテンダーのアダムと知り合い一夜を共にしてしまいました。
夕食の招待を受けた当日。エドは、アンドレアの配慮もあり数学の話を楽しくしていました。そして、アンドレアから”知恵の館”の写真を見せてもらうと、何かを閃いたかのようにメモを取り始め、それでも足りずに許可を得てテーブルクロスにまで書き始めます。
テーブルクロスにも書ききれず、続きを書きためエドは急いで自宅に戻りました。その数式を見たマリンダー教授は書斎に持ち込みノートに写します。
その様子を見ていた監視官のテイラは、映像のスクリーンショットをNSAに送りました。そして、これが事件の引き金となっていくのです。