クワイエット・プレイス:DAY1のエンディングや続編について監督が語る

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クワイエット・プレイス:DAY1のエンディングや続編について監督が語る

※「クワイエット・プレイス:DAY1」のネタバレを含みます。

「クワイエット・プレイスDAY1」は、サミラがエリックを助けるために身を挺し、エリックはサミラに託された愛猫フロドと共に救助されるところでエンディングを迎えます。このエンディングについて、マイケル・サルノスキ監督が米誌Varietyのインタビューに応じました。

まず、「エリックとフロドは本当に生きて脱出したのか?」と質問に対しては、「そうだと思う、彼らはそれを勝ち取ったんだ。彼らはどこかで無事だと信じたい。彼らは少しの平穏を見つけたんだ、今のところはね。」と答えました。

次に、「ラストシーンでエリックが救助された船はどこに向かうのか?」との質問には、「そこへいくために何が必要なのかは誰にもわからない。少なくとも何人かは、第2作目の”クワイエット・プレイス 破られた沈黙”で見た島に辿り着くのは確かだ。彼らの試練と苦難は終わってはいないはずだが、私の中でも何人かは最終的にそこに辿り着いている。」と述べます。

また、サルノスキ監督はサミラの運命についても触れ、末期がんのサミラという存在が黙示録の中で新たな光を見出すのだと説明します。実際、サミラは世界が終わりを告げようとしていたからこそ、エリックとの出会いなどを通じて生きる意味や最後の繋がりを見つけることができました。

一見すると、第1作目「クワイエット・プレイス」のリー・アボット(ジョン・クランシンスキー)が自らを犠牲にするラストシーンと重なるサミラの死ですが、サルノスキ監督はそれらは似て非なるものだと説明しました。

それというのもリーとサミラが亡くなった理由は全く異なり、リーが子供のために自分を犠牲したのに対し、サミラは自分の主体性や自分の中で発見した何かのために命を犠牲にしているのです。

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クワイエット・プレイスDAY1の続編は?

来年公開予定「クワイエット・プレイス Part 3」について。

サルノスキ監督によれば、「クワイエット・プレイス:DAY1」の続編、「クワイエット・プレイス:DAY2」の可能性は大いにあるとのこと。そして、もし続編を手掛けるなら、サミラのような終末世界での意外なキャラクターを登場させたいと期待に胸を膨らませます。

「クワイエット・プレイス」シリーズは、シリーズ第4作目となる「クワイエット・プレイス Part 3」の公開を来年に控えています。これは、「クワイエット・プレイス」シリーズを観ていなくても楽しめる独立した作品となっているようです。

Photo:「クワイエット・プレイス:DAY1」©2024 PARAMOUNT PICTURES