2019年春の医療ドラマ『ラジエーションハウス』2話ネタバレ。
『ラジエーションハウス』は、主演の窪田正孝の”目”演技が役柄によって違うと話題となり、多くの女子を魅了しています。
今回、窪田正孝が演じているのは医師免許を持ちながらも、幼馴染との約束を果たすため技師として生きる男。
普通の人では気づかないある真実が見える技師だったのです。
ドラマ『ラジエーションハウス』
2話あらすじネタバレ
甘春総合病院の院長(和久井映見)は、唯織に「放射線医師として働くつもりはないか」と尋ねましたが、唯織は医師免許を取ったのは病気を深く知るためにも役に立つと思っただけのことだと答えます。
唯織の想いを受け取った院長は、技師として働く以上、周りに放射線医師であることがバレないようにとアドバイスしました。
技師長の小野寺(遠藤憲一)は、妻から突きつけられている離婚を拒否し、何度も送られてきている離婚届も破り捨てていたのです。
膝の痛みを訴える健太郎という少年のレントゲン撮影した小野寺は、杏(本田翼)とレントゲン画像を読影。その結果、少年の膝の痛みは成長痛である可能性があるとのことで、杏はしばらく様子を見ることに。
検査を終えた健太郎は、母・美佐子に成長痛だから心配しないように伝えると、2人で病院を後にします。
ところが、バスを待っていた時、美佐子が急に激しい腹痛に襲われ倒れてしまいました。美佐子は検査を薦められるものの、正社員登用試験があるからといい拒否。
しかし小野寺は、数年前に美佐子がある病気で検査を受けていたことがあると気づいたのです。
更に唯織は、健太郎の膝痛はただの成長痛ではなく、ある大きな病が隠されていたことを見つけ出したのです。
ドラマ『ラジエーションハウス』の見どころ
窪田正孝の”目”の演技が、役柄によって全然違うと多くの女性を魅了し、話題になっています。
時には子犬のような目、時には厳しい目だったりと様々な場面で変化し、本作でもレントゲン画像に隠された病を見つけ出すときの真剣な眼差しは目を引くシーンです。
現代医療だけに頼らず、放射線科医としての目、古い機材を使った撮影など、あらゆる方法を使って見つけ出す、これが本作の醍醐味でもあります。
ただの医療ドラマというのではなく、医師の後ろで活躍している技師たちの存在は大きく、唯織の言う「病気を深く知っておくことは技師として役に立つための医師免許」というのは、本当にそうなのだと感じます。
放射線技師だけでは見つけられないもの、医師だけでは判断できないものもあるはずです。
放射線科医と放射線技師が一緒になって見つけ出しているのだろうと思いますが、この2つを持っていることは、一度に別の目線で2つのものが見えるということでしょう。
ただ、なぜ放射線科医であることを伏せなければならないのか。
そういった病院事情はわかりませんが、今後このような”2つの顔を持つ”医師も増えてくれば医療に変化が訪れるかもしれませんね。
ドラマ『ラジエーションハウス』2話を観た感想
窪田正孝演じる唯織が、レントゲン画像を見ているとき、目に情報が映し出されているシーンがとても美しいです。
目に映像が映り込むということは良くあることですが、唯織の目は医師と技師の両方で見ていることが伝わってきます。
今回は、現代の医療で見つけられなかった古いレントゲン写真をもとに、少年の病気を見つけ出しました。
技術が進んだとはいえ、古い写真だからこその良さがあるようです。
進むだけではなく、後退しながらもっと先に進む。
医療に限ったことではありませんが、何でもいい部分を取り入れて進化していく、それが理想なのかもしれません。
「こんな病院があったら行きたい」医療ドラマにはそういった願いも含まれているのでしょうね。
2話の視聴率は12.3%でした(ビデオリサーチ、関東地区)