【青春の記録】10話ネタバレと感想。ジョンハは父の援助を受けることを決め、念願の自分の店を持つという夢に向かって歩み始めます。一方でヘジュンもスター俳優という夢に向かい、順調に勢いに乗ります。ヘジュンと形成逆転したヘヒョは家族から結果を求められるようになり、誰も味方がいないと追い込まれていくことに。そんなヘヒョの唯一の癒しはジョンハだけ……。さらに、ドラマ内の時代劇”王の帰還”のロケ地についてもご紹介していきます。
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【青春の記録】10話あらすじ
※10話の時間軸は9話の授賞式を迎える前のストーリーとなっています。
父の援助を受けることにしたジョンハは、美容院を退職する準備としてジンジュに謝罪してもらおうと考えていました。
実はジョンハはそれを達成するために手に入れた武器を盾に、謝罪を求めて行動を起こすことにしたのです。
その一方で、ヘジュンは早朝から行われる時代劇の撮影のため、家にも帰れず泊まりがけでの撮影をこなす日々を送っていました。
ところが、撮影中のヘジュンの前に元カノのジアが差し入れを持って姿を現し、友達になろうと言い出したのです。
さらに、ヘヒョはこれまで芸能活動には無関心だった父テギョンから、そろそろ結果を出すようプレッシャーをかけられたり、味方だと思っていた母イヨンからも厳しく言われるようになり……。
ヘジュンと比べられることに、強いストレスを感じ始めたヘヒョが頼ったのはジョンハでした。
【青春の記録】10話ネタバレ
ジョンハ美容院を辞職
美容院を辞職することを店長に申し出たジョンハは、ジンジュと話しをする機会を設けてもらいます。
実はジョンハはジンジュが自分を殴ろうとした動画を盾に、ジンジュからの謝罪を求めたのです。
それまでは強気な態度をとっていたジンジュでしたが、動画の存在を知ると態度を一変させ謝罪の誓約書を素直に書き始めました。
ヘヒョとジョンハの関係
ジョンハに想いを寄せていたヘヒョは、親友ヘジュンのために身を引くことを選びましたが、最近はヘジュンが多忙となったこともありジョンハと過ごす時間が増え始めます。
ヘジュンと比べられることにストレスを感じていても相談できる相手がいなかったヘヒョにとって、専属メイクアップアーティストを務めるジョンハだけが心の救いとなっていたのです。
ただ、ジョンハと一緒に過ごす時間は幸せそうに見えるも、食事の後には全て吐いてしまうほどのストレスを感じている様子。
そんなヘヒョを見て「食事を断れば良かった」と言うジョンハに、彼は「君を拒めるわけがない」と答えたのです。
ヘジュンへのそれぞれの想い
ヘヒョ
ヘヒョは次第にヘジュンに複雑な思いを感じているようでした。
今まではヘジュンよりヘヒョのほうが常に先を行っていたため、形成逆転した現状を上手く処理できずにいる様子。
それでもヘヒョはヘジュンと親友であることに変わりなく、何よりも純粋に親友ヘジュンの成功を喜んでいたのです。
ところが母イヨンに「親友の活躍に悔しさも見せない」と一喝されたこともあってか、授賞式後のジョンハとの会話では「ヘジュンと比べられたくない」と漏らしていました。
パク・ドハ
不動のスター俳優として君臨していたパク・ドハですが、恋愛ドラマの出演をきっかけに勢いが収まる様子のないヘジュンに強い敵対心と焦りを感じているようです。
実際に、自分が採用されていた広告の契約をヘジュンに取られ、マネージャーのイ・テスを責めていました。
イ・テスからは「動揺しないよう」言われましたが、ヘジュンにだけは負けたくないという強い敵対心を剥き出しにします。
ところが、授賞式の時 自分は受賞できないのでは?と不安に思っていたことから、パク・ドハがヘジュンに向けているのはただの敵対心だけではなく、彼を脅威に感じていることが見て取れました。
チャーリー・チョン
ファッションデザイナーのチャーリー・チョンは、モデル時代からヘジュンに好意を抱いていましたが、その気はないとキッパリ振られていました。
ヘジュンが俳優に転身してからもパトロンとして金銭的な支援を申し出ますが、ヘジュンはこれまでお世話になったお礼を述べたうえで、支援は受けないと一線を引いたのです。
これにより、チャーリー・チョンとヘジュンは一切関わりがなくなりました。
その後、男性最優秀演技賞を受賞したヘジュンの姿をテレビ越しで観ていたチャーリー・チョンはヘジュンに電話をかけますが、ヘジュンは寝ていて気づきませんでした。
翌朝、ヘジュンはチャーリー・チョンの死を警察より知らされます。
チャーリー・チョンが最期に電話したのがヘジュンだったからでしょう。
また、過去「強引な手段に出るほど君への思いが強い」という言葉から、チャーリー・チョンのヘジュンへの想いが相当に強かったことがわかります。
【青春の記録】10話プチ情報
”王の帰還”は”雲が描いた月明かり”と似ている⁉︎
ヘジュンが主演を務める時代劇”王の帰還”。
このドラマはヘジュン演じるパク・ボゴム主演の【雲が描いた月明かり】(2016)と酷使している部分が多々あります。
ロケ地も同じ場所が使われていたり、”王の帰還”のヘジュンが【雲が描いた月明かり】(2016)のパク・ボゴムそのものだと話題を呼んでいます。
ヘジュンの韓服姿も、時代劇である【雲が描いた月明かり】(2016)でのパク・ボゴムを彷彿とさせるとどファンを熱狂させているよう。
王の帰還のロケ地
ヘジュンが監督と座りながら話していた場所
”王の帰還”のロケ地は【雲が描いた月明かり】(2016)と同じ場所が多く見られます。
これらの地は韓国ドラマではよく登場する場所で、【宮中女官チャングムの誓い】(2003)や【王の男】(2005)の撮影でも使われました。
ヘジュンが監督に、今後の展開について提案していたところに元カノのジアがやってきた場所は、水原行宮内にある華城行宮の奉寿堂です。
華城行宮 奉寿堂
住所:韓国京畿道水原市八達区正祖路825
利用時間:3~10月は9時~18時、11~2月は9時~17時(閉園の30分前までに入場)
ヘジュンがジョンハと電話しながら歩いていた場所
9話終盤で、撮影を終えた夜にヘジュンがジョンハと電話しながら歩いていた橋のような場所は、広寒楼苑という公園内にある朝鮮王朝時代に建てられた楼閣です。
”春香伝”という古典小説の舞台として広く知られている場所でもあり、こちらの場所も【屋根裏部屋のプリンス】など様々なドラマにて使用されています。
広寒楼苑
住所:全羅北道南原市蓼川路1447
利用時間:8:00~20:00
【青春の記録】10話の感想
10話はストーリーの時間軸が少し戻る展開で進み、9話でヘジュンが司会を務めたOVN演技大賞に至るまでのストーリーでした。
9話ではサラッとしか紹介されなかった授賞式の裏側や、そこに至るまでのヘヒョやパク・ドハの葛藤などがフォーカスされていて、ヘジュンの成功によって不幸を背負う者が出てしまうとは何とも悲しく感じました。
ヘジュンとジョンハは上手くいっているように見えましたが、この授賞式を機に色々と展開が変わってきそうなので今後の2人の関係からも目が離せません。
また、このタイミングでチャーリー・チョンが亡くなり、ヘジュンにはいわれもないスキャンダルが表に出てきてしまったので、バッシングに苦しめられていかなければいいのですが……。
11話は、Netflixにて10月12日~配信です。