「開端-RESET-」4話・5話・6話のネタバレあらすじと感想。
事情聴取の最中にそれぞれ眠ってしまった肖鶴雲と李詩情は、目覚めると再びループに戻っていました。2人は、バスに爆弾を持ち込んだ犯人を探そうとしますが……。
4話のネタバレあらすじ
尋問中に疲れて眠ってしまった李詩情が目覚めると、またループに戻ってきました。
同じく尋問中に眠った肖鶴雲もループに入り、45番バスの車内で目覚めます。
どうやら、2人ともが眠ってしまった場合もループに入るようです。
肖鶴雲は尋問中に知った情報を李詩情に教えます。
「バスに爆弾があることを、警察が確認してる」
それを聞いた李詩情は爆弾があることを乗客全員に伝え 乗客をバスから降ろそうと試みます。
「バスを停めて!爆弾があるの!」
しかしその直後、バスは爆発してしまいます。(11回目)
今回の爆発は、どうやら犯人が意図的に爆発させたようでした。
これにより、車内に爆弾を持ち込んだ人物がいることが明白になり、肖鶴雲と李詩情は誰が犯人なのかを推測します。
自分たち以外の乗客は、運転手を除いて7人。
犯人は手荷物の中に爆弾を忍ばせているはずで、そうすると、前方で乗車している手ぶらの2人は除外できます。
また、薬おばさんのカバンの中身が薬だけなのも過去のループで分かっているので彼女も犯人ではないはず。
そうなると、犯人候補は……。
と周囲を見回した肖鶴雲は、最後列に乗っていたはずの黒ずくめの男がいないことに気づきます。
ループは毎回1分早まっているため、今回のループでは彼はまだバスに乗車していなかったのです。(↓画像参照)
少しすると、バスは「沿江東路」というバス停で停車しました。
これは、過去のループにはなかったことで、ループが1分ずつ早まったことから起きた現象でした。
肖鶴雲と李詩情はここで降りれば助かることに気づき下車しました。
入れ違いに、黒づくめの男が乗車します。(最後列の男)
李詩情はバスを降りるや否や、またしても警察に通報。「45番バスに爆弾があります!」
前回の経験から周辺に監視カメラがあることを分かっている肖鶴雲は李詩情から距離を取って歩き、監視カメラのない場所へと誘導します。
カメラのない公園に着くと肖鶴雲は、「なぜ警察に通報したんだ」と責めるような口調に。
乗客全員を助けたい李詩情にとって、通報は当然のことでした。
しかし、肖鶴雲は今回は自分たちは普通に下車したのだから何もしなければ(通報しなければ)警察に疑われることもないし、何ならこれでループが終わるかもしれないと言いました。
強い口調になってしまったことに気づいた肖鶴雲は謝るも、すぐにまた口論になってしまいます。
その頃、警察は橋の手前でバスを止めることに成功するもバスは爆発してしまいました。そして、この爆発で何名かの警察官が命を落としてしまいます。
一方、李詩情の携帯電話に警察から折り返しの電話がかかって来ました。
通話が終わると李詩情は肖鶴雲に、2人で警察に行く必要はないから隠れていればいいと冷たく言い放ちこの場を去ろうとします。
肖鶴雲は怒っている彼女から、どうにか携帯番号だけ聞き出すことができました。
事情聴取が始まると、李詩情はバスの爆発で警察官が命を落としたことを知ります。
本来であれば死ななかったのに、自分が通報したせいで死なせてしまった――。
自責の念に駆られながら引き続き事情聴取を受けていると、李詩情の携帯電話に肖鶴云からの着信が……。
肖鶴云は電話越しに「寝よう。寝ればうまくいく」と伝えました。
5話のネタバレあらすじ
肖鶴雲は眠って次のループに入るため、路地裏でメラトニンと酒をがぶ飲みしました。
そこへ、刑事たちがやって来ます。
刑事らは、李詩情に電話をかけてきたのが、李詩情と一緒にバスを降りた肖鶴雲だと知り 連行しに来たのです。
パトカーの中でうつらうつらしていた肖鶴雲が誰かに名前を呼ばれた気がして目を覚ますと、また45番バスの中にいました。
やはり、寝たらループに戻ってこられるようです。
肖鶴雲は李詩情がまだ怒っているのではないかと心配でしたが、李詩情は怒っておらず通報したことを悔やんでいました。
自然に仲直りした2人は、ちゃんとした情報を得るまで通報するのはやめることにし、まずは爆弾のありかを知るため乗客の手荷物の中身を確認することにします。
少しすると、バスが「沿江東路」で停車し、黒づくめの男が乗り込んできました。
見るからに怪しいこの男の荷物から調べることにした2人ですが、男は決してリュックを放そうとしません。
男ともみ合ううちにバスは橋の上に差し掛かり、「古い着信音」とともに爆発しました。
ループに戻ってきた2人はもう一度、黒づくめ男のリュックの中身を確かめようとしましたが、男は喘息の発作で苦しみ始めます。
男は苦しみながらも決してリュックの中身を見せようとはせず、そうこうするうちにバスはまた爆発してしまいました。
肖鶴雲と李詩情は、こうなったら男がバスに乗るのを防ごうと考えます。
2人は協力して男が「沿江東路」から乗車するのを防ぎ、リュックの中身を無理やり確かめました。
すると、入っていたのは子猫でした。
2人は男に謝罪し、静かなカフェに移動しました。
今回ループについて分かったのは、1人が先に眠った場合、その人はもう1人が眠るまでスタンバイモードの夢の中で待機するということでした。
つまり、ループに入るには2人ともが眠らなければならないということ。
2人は次のループまでに少しでも手がかりを集めるため、事故現場へ足を運びました。
すると、黒づくめの男に再会し「なぜバスが爆発したのか、その理由を知っているんじゃないか」と聞かれます。
2人が言葉を濁すと、男は「一緒に来て」と2人をどこかへ連れて行きました。
6話のネタバレあらすじ
黒づくめの男こと盧笛は、偶然再会した肖鶴雲と李詩情を秘密部屋に連れて行きました。
部屋には日本アニメのポスターや本がびっしりと飾られています。
また、猫を何匹か飼っているようでした。
李詩情は「喘息もちなのに猫を飼って大丈夫なの?」と尋ねます。
盧笛は両親に隠れてここで猫を飼っていること、毎日仕事帰りにここへ立ち寄り、エサを与えてから帰宅していることを話しました。
そこまで話した盧笛はふと、なぜ李詩情が喘息のことを知っているのか訝しみます。
李詩情と肖鶴雲は仕方なく、ループの件を説明しました。
すると、二次元オタクの盧笛はあっさりとループの話を信じたうえ、ループ仲間に入りたそうな様子。
李詩情も新たなループ仲間を歓迎しますが、肖鶴雲は嫉妬心からか「君はループに入ってないかも」と水を差します。
そんな中、母親からの電話で帰宅を催促された盧笛は、李詩情たちと一緒にこの部屋を出ました。
そして別れ際に、行く場所がないなら秘密部屋を使ってもいいと言い2人に暗証番号を教えます。
また、もし自分がループ仲間に加わらなかったとしても君たちを助けるよ、名前を呼んでくれればいいと言いました。
「あなたの名前は?」と聞く李詩情。
「ル 猫の使徒 喘息もちの征服者 光に選ばれし者 ディ」(頭文字と文末の文字を合わせると彼の名前になってる?)
盧笛はそう答え、笑顔で立ち去りました。
盧笛と別れたあと、李詩情と肖鶴雲はネットカフェへ移動しバスの爆発事故について調べます。
一方、帰宅した盧笛は服に猫の毛がついていることを母親に見咎められ口論になってしまいました。
「また猫と遊んでたの?ダメだって言ったでしょう」
盧笛はもう発作は起きないから大丈夫だと言いますが、母の怒りは収まりません。
部屋に閉じこもり、盧笛が遺書のような日記を書いているところに、警察から電話がかかってきます。
爆発したバスについて話を聞きたいと言うのです。
盧笛は父親と一緒に警察署に出向き事情聴取を受けました。