【リバーデイル】シーズン6第18話ネタバレと考察。何としても鉄道建設を再開させたいパーシヴァルは従業員を取り戻すべく、聖書を模した”十の災い”をもたらしてリバーデイルを混乱に陥れます。また、声を鎮める方法を見出したジャグヘッドの身に奇妙な現象が多発して……⁉︎
【リバーデイル】シーズン6第18話あらすじ
リバーデイルでは、川の水は赤く染まり、学校の生物室から蛙が逃げ出す、アブが群れを成すなど”十の災い”のような様々な災難が降りかかっていました。それでも人々はあまり気にすることなく日常生活を送っていましたが、トニとファングスの結婚式当日に用意された食事が全て腐ってしまったことで、アーチーたちは事の重大さに気づきます。
全てはパーシヴァルの魔術によって仕組まれていることは察していましたが、それに対する対応策を考えることに。パーシヴァルは、組合員のストで中断していた工事を進めるため、聖書を模した”十の災い”をもたらし災害を引き起こしていたのです。
そこでシェリルが”パーシヴァルの殺害”を提案しましたが、善と悪の戦いではなくなってしまうと反対され、みんなには内緒でヘザーと2人で呪文を掛けパーシヴァルを燃やそうとしました。ところが、パーシヴァルは反対呪文でローズおばあさまに火を向け、おばあさまが火だるまになってしまったのです。
幸い命を取り留めたものの、パーシヴァルの手が止まることはありませんでした。
十の災いとパーシヴァルの力について
十の災いとは
十の災いは、古代エジプトで奴隷にされていたイスラエル人を救うため、神がエジプトに下した災いのこと。
- 血の災い:ナイル川の水が血に変わり、魚は死に水が飲めなくなった
- 蛙の災い:ナイル川から蛙が這い上がり、エジプトの地面を埋め尽くした
- ブヨの災い:ブヨが大量発生し、人々や家畜が襲われた
- アブの災い:アブの大群がエジプト人を襲った
- 疫病の災い:伝染病が発生し、エジプト人の家畜が次々と倒れた
- 腫れ物の災い:すすがエジプト人と家畜につき、膿の出る腫れ物になった
- 雹の災い:稲妻と雷がとどろき、激しい雹が降って畑の作物が枯れた
- イナゴの災い:イナゴが大量発生し、エジプト全土を覆って作物を荒らした
- 暗闇の災い:エジプト全土が3日間真っ暗闇になった
- 長子皆殺しの災い:エジプト人の全ての長子が怪死した
十の災いの中に腐敗という項目はありませんが、食べ物を腐敗させることでウジやブヨやアブが発生するため、パーシヴァルはトニの結婚式の食事を腐敗させたのでしょう。
疫病の災いと雹の災いに関しては現時点で確認できていませんが、パーシヴァルがシェリルの祖母を殺害する際に「私の最後の災いを受ける第1の犠牲者」との発言をしているため、もう既にパーシヴァルはそれらに関する呪いをかけ終えているのかもしれません。
パーシヴァルの力は”それ以上”?
これまで”人を操る能力”しか明らかになっていなかったパーシヴァルですが、今回リバーデイルにもたらした十の災いを通じてそれ以上の力を持っていることが判明しました。魔女でもあるシェリルによれば、川を赤く染めることが出来るのは莫大な力を持つ魔法使いであることを示しているとのことでした。
実際、パーシヴァルはたった1人で十の災いを模した現象をリバーデイルにもたらしていますし、シェリルからの呪文で燃やされそうになった際には咄嗟に反対呪文で対抗していることからも彼が並大抵の魔法使いではないことは明白です。とはいえ、前回パーシヴァルが多くの従業員たちに人を操る能力を使った際に鼻血を出している点については疑問が残ります。
一見すると、リバーデイルを流れる川を赤く染める魔法の方が規模が大きく強い魔法のように見えるものの実はそうでもないのか、はたまた”人を操る能力”が特殊なのかもしれません。いずれにせよ、パーシヴァルの人を操る能力には制限があり、莫大な力を持つ魔法使いのパーシヴァルを以ってしてもかなりの負荷がかかる能力なのは間違いないでしょう。
ジャグヘッドの周囲で起きる異変の意味と争いの鍵を握るもの
ジャグヘッドの周囲で起きる異変の意味とは
シーズン6第16話にて、パーシヴァルの逆襲を受けて頭の中が人の声で溢れかえってしまったジャグヘッド。なかなか活路を見出せずシェルターに閉じこもっていたものの、ずっと聞こえていた声を小説にすることで声が弱まることに気がつきました。
以降は淡々と小説を書き続けていたジャグヘッドでしたが、目を覚ますと書き終えたはずの原稿がなくなっているという奇妙な現象に悩まされていきます。その後、ジャグヘッドの元には“書き続けろ”と書かれた紙のほか、もう1人のジャグヘッドが現れました。
これらはやはりジャグヘッドこそがリバーベイルとの接点だということを裏付けているのでしょう。シーズン6第5話では、破滅に向かう世界を救うためリバーベイルが生まれたとされる爆発をジャグヘッドとベティが再現して世界を救います。
正確には、リバーデイルとリバーベイルのジャグヘッドが物語を書き続けることで、両方の世界を救いました。この直前のリバーベイルのジャグヘッドと、リバーデイルのジャグヘッドとベティの会話に、ジャグヘッドがリバーベイルとの接点であることを示唆する発言がありました。
それはリバーベイルの動力源は想像力で、“ジャグヘッドが生けるバッテリーになる”ということに加え、ジャグヘッドは物語を紡ぐ者かつ物語の内と外にいて世界を救える唯一の存在だということ。つまり、リバーベイルを支えるのはジャグヘッドの想像力であり、彼は物語を紡ぎ続ける必要があると捉えることができます。
このタイミングでリバーデイルのジャグヘッドに”書き続けろ”と書かれた紙や、もう1人のジャグヘッドが現れたということはリバーベイルでも何か問題が起きているのかもしれません。
善と悪の戦いの鍵を握るのはあのコミックス⁉︎
シーズン6の第5話で、爆発を再現して世界を救った後のリバーデイルにて、ジャグヘッドがタバサと同棲すべく引っ越し作業をしているシーンでのこと。ジャグヘッドが運び入れる荷物の中には、世界を救うきっかけとなったリバーデイルのコミックスが大量に入っていました。
この際のジャグヘッドのナレーションによると、それらのコミックスがやがて彼と無数の人々の命を救うと伝えています。そもそもこれらのコミックスはジャグヘッド自身にも身に覚えがなく、もう1人のジャグヘッドの遺体が上がった日に彼の荷物から出てきたものです。
これがなぜ突然ジャグヘッドの元に現れたのかは依然としてわからぬままですが、リバーデイルとリバーベイルは結合する2つの世界であるため、何かしらをきっかけに互いの世界に接触することが可能なのかもしれません。いずれにせよ、あのコミックスが今後の展開の鍵を握っていることは間違いないと言えるでしょう。
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本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は[Netflix] にてご確認ください。