【リバーデイル】シーズン6第9話ネタバレ考察。アーチーと敵対するパーシヴァルは町の調査と称して住人たちと交流を深めるなどして着々と味方を増やしていきます。そんなパーシヴァルがホームレス追放の次に目をつけたのは、トニ率いるヘビの存在でした。パーシヴァルは住人に対してヘビとグーリーズの戦争への不安を煽り、ヘビを解体させようと目論んでいたのです。
【リバーデイル】シーズン6第9話あらすじ
依然パーシヴァルの不審な行動は続いており、ついには町の調査と称してパーシヴァル自ら住人を直接訪ねては在住歴や地域で気がかりなことを聞いて回っています。これにより、なぜかリバーデイルの住人はパーシヴァルを慕うようになり、町の集会でも協議員でもないのにパーシヴァルの鶴の一声で議決されるようになりました。
事態の重大さを目の当たりにしたアーチーたちはパーシヴァルには人を従わせる能力があるのではと睨み、自分たちも味方を増やすべく行動に移します。当面の目的をトマシーナを取り戻すこととしているアビゲイルは、トニの体にトマシーナの魂を入れて転生させることを画策していました。
そして、トマシーナと再会を果たした暁にはかつて彼女を殺害したフェンの子孫にあたるファングスを殺し、自分を火あぶりにした3人の子孫も殺害するとの計画をブリッタに明かします。
パーシヴァルを中心に動き出すリバーデイル
ホームレス追放を果たしたパーシヴァルの次なる目的はヘビの解散。パーシヴァルは目的は果たすためにヘビとグーリーズの戦争への不安を煽り、「トニが協議員であることが元凶だ」と極論を展開します。
確かにヘビとグーリーズは対立関係にはあるものの、現時点では特に大きな問題は起きていません。ただ、リバーデイルに溶け込み、住民を自在に操るためにはパーシヴァル自身が協議員になる必要があると考えているのかもしれません。
その席を空けるため、ヘビであるトニを引きずり下ろすことが一番の近道と考えた?
パーシヴァルはあたかもトニが町の協議員であることが問題かのように話し、協議員からトニを解任すべきだと主張しました。その後、見計らったかのようなタイミングでポップの店がグーリーズから銃撃を受けたことを理由に、トニ解任を決める緊急会議が開かれ、タバサ以外全員賛成でトニは協議員を解任されてしまいます。
そんな矢先、更なる悲劇がトニに襲いかかります。ケヴィンら保安官が、「違法な武器を隠し持ってると通報があった」と家宅捜査にやってきて、その中にはパーシヴァルもいました。そして、家宅捜査の結果、大きなバッグに大量の武器が発見されます。
これに関してトニは全く知りませんでしたが、ファングスが今後起きるであろうグーリーズとの戦争に備え準備していたものだったです。ファングスはそのまま逮捕されてしまいました。
さらに、ソーシャルワーカーが”通報を受けた”と、トニの息子アンソニーの無事を確認しにやってきます。しかし、ベッドで寝ていたはずのアンソニーの姿はありませんでした。
着々と進むアビゲイルの作戦
トマシーナを復活させる計画には彼女の魂を移す死体が必要となるようで、アビゲイルは死体を用意する方法や殺害の仕方など想像を膨らませていました。当初はトニの体を使った転生を考えていましたが、どうせ殺害するならば復讐も兼ねて過去に自身を殺害した者の子孫であるアーチー、ジャグヘッド、ベティのいずれかを殺害して再利用することを思いつきます。
アビゲイルはブリッタに作らせた毒入りのお菓子を手に3人の元を訪れましたが、惜しくもベティに殺意を見られてしまい、作戦は失敗に終わりました。しかしそんなことでアビゲイルが諦めるはずもなく、毒殺の失敗には首を傾げながらも次なる儀式の準備に取り掛かります。
まずは儀式に必要なトニの血を調達するため、棘付きのバラを持って彼女の元へとやって来ました。すると、そこでアビゲイルは思わぬ形でアーチーがグーリーズの恨みを買っていることを耳にします。
アビゲイルはアーチーが不死身になったことを知らないので、殺害するいいチャンスだとばかりにグーリーズに扮してアーチーを待ち伏せし、火炎瓶を投げつけたのです。アーチは突然のシェリルの豹変ぶりに驚きを隠せない様子。
それもそのはず、アーチーたちはシェリルがアビゲイルに乗っ取られていることを知らないのですから。
そこでアーチー、ジャグヘッド、ベティの3人は、”シェリル”の目的を探ることに。ジャグヘッドがシェリルの家に行き、対応に出てきたブリッタの心の声を聞き取ります。ブリッタは、シェリルがアビゲイルであること、彼女の計画を心の中で叫びジャグヘッドに伝えました。
パーシヴァルは何者?目的は?
シーズン6から登場したリバーデイルの新住人パーシヴァル・ピケンズですが、彼は原作コミックには登場しないドラマオリジナルキャラクターです。未だ謎多き人物ではありますが、徐々にそのベールが剥がされていきます。
現時点で判明しているパーシヴァルについての情報は、以下の通りです。
- ピケンズ家はトニの先祖を大虐殺している
- ピケンズ家はリバーデイルの創設者
- 原作コミックでは、架空の南北戦争の英雄ピケンズ将軍にちなんで名付けられた”ピケンズ・パーク”という公園がリバーデイルにある
- パーシヴァルに関する過去の情報がない
- 人を操る能力を持つ
- ジャグヘッドの心を読む能力を察知している
まず気になるのが、ピケンズ家はトニの先祖を大虐殺したという過去があるのにもかかわらず、リバーデイルの公園にピケンズ・パークと名付けられていること。本当にトニの先祖を大虐殺したという過去を持つのであれば、いくら南北戦争の英雄だからといってリバーデイルの公園にピケンズの名がつくことはないように思えます。
それでもリバーデイルの公園にピケンズの名がついていることに鑑みると、トニの先祖はこの南北戦争で亡くなった可能性が高いと思われます。ところが、リバーデイルの公園がピケンズ家にちなんで名付けられるほどの有名な家柄なのに、子孫であるパーシヴァルに関する過去の情報がないことについては疑問が残ります。
そもそもパーシヴァルは本当にピケンズ家の子孫なのか、ただ彼がピケンズ家を名乗っているだけの可能性も拭えません。
次に、パーシヴァルの”人を操る能力”も謎が多く、その目的も不明です。しかし、これまでパーシヴァルがその能力を使ったと思われるシーンを思い返すと、この能力の条件がわかるかもしれません。
それというのも、これまでにパーシヴァルが人を操ったと思しきシーンでは、必ず彼が対象の人物に話しかけているのです。つまりパーシヴァルの人を操る能力は、操りたい人物にパーシヴァルが直接話しかける必要があるということ。
”住民の家を1件1件回って説明している”というのも、その必要があるからでしょう。なお、パーシヴァルはジャグヘッドの人の心を読む能力を察知できる能力も持っており、未だ解明されていない能力を持っていることも考えられます。
まだまだ謎に包まれた存在のパーシヴァル・ピケンズ。彼が”善”ではないことは確かで、それこそ”悪魔”とも取れるような存在であることは間違いないでしょう。
本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況は[Netflix] にてご確認ください。