【ロイヤル・ペインズ】シーズン2あらすじと見どころ。ハンプトンズでの仕事が軌道に乗ってきた矢先、弟エヴァンが失踪した父エディと連絡を取り合っていたと知ったハンク。最悪な別れをした父と最悪の再会となってしまったハンクはエディを許すことができるのでしょうか。ハンクを支えるエヴァンやディヴィアの恋の行方も気になる【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~】シーズン2。あらすじと見どころをお伝えします。
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【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~】シーズン2あらすじ
”エディ・Rに会う”とのメモを残して去ったエヴァンを追って、ボリスと約束もすっぽかし行方が分からなくなったハンク。
エヴァンはハンクに内緒で父エディと連絡を取り合い、ハンク・メドの全財産をエディに貸していたのです。
怒りを抑えきれなかったハンクは、エディの所在地を突き止めて責めますが、父親をかばうエヴァンに怒り心頭。
なんとか2人を和解させたいエヴァンの思いとは裏腹に、ハンクは兄弟の前に現れたエディを殴ってしまいます。
エディはハンクの信頼を取り戻すべく努力しますが、母親が病気になって一番大変だった時に失踪したエディを許すことができません。
エヴァンは、埋まるどころか顔を合わせるたびに深まっていく2人の溝に悩んでいました。
しかし、ハンクとエディが2人で協力し、ある患者を助けたことをきっかけにハンクの心にも変化が現れます。
家族がひとつになれたローソンファミリーでしたが、ボリスの周りで怪しい動きを見せるエディ。
実は、エディにはまだ2人に隠していたことがあったのです。
そんな中、ひょんなことから富豪の娘ペイジの偽恋人として雇われることになったエヴァン。
ペイジの恋人として家族の食事会へ参加し、話の流れから一緒に狩りへ行くことになるのですが、エヴァンは思いもよらないアクシデントに見舞われてしまう結果に。
一方、幼なじみのラージと結婚を控えていたデヴィアは、親が決めた縁談に疑問を感じつつも、結婚に向けての準備を進めていました。
ラージが運命の人と感じられないものの、家族の幸せを優先していたデヴィアでしたが、ラージと共に訪れていたタンゴレッスンの講師がペストに感染していることが発覚。
この一件が、デヴィアの運命を大きく変えることになるのです。
【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~】シーズン2見どころと解説
ハンクは恋に奥手?
シーズン1から、ハンプトン病院長ジルとはくっついたり離れたりを繰り返しているハンク。
フィアンセに捨てられたハンクにとって、本気の恋愛を始めるのは勇気のいる事なのかも知れません。
ジルも病院長としての職に就きながらも、無料診療所の立ち上げや海外での医療活動など多忙な仕事で、ハンクを第一に考えられない状況です。
お互いに気持ちでは惹かれあっているのは十分に伝わってくるのですが、なかなか上手くいきそうにありません。
ジルと別れている間に、ボリスが雇ったコンシェルジュ・ドクターのエミリーと恋愛関係になったりもする色男ハンク。
ジルに対しても、エミリーに対しても、どこまで本気なのか。
一方、エヴァンの恋は分かりやすい!
ペイジに対しての愛が溢れだして止まりません。
そんなエヴァンにペイジもあっさりと答えてくれ、素敵なカップルが誕生しました。
ペイジの父親という壁を乗り越えてエヴァンには頑張ってほしいという願望が溢れます。
ボリスの病と恋人の存在
リッチピープルが集まるハンプトンの中でも、ずば抜けた財力を持つボリス。
ハンクの医者としての腕を見込んで、屋敷のゲストハウスに住まわせコンシェルジュ・ドクターとして雇うのですが、ハンクに秘密にしている事がいくつかありました。
そのひとつが、自身の病です。
男子にのみ遺伝するという謎の病を抱えているボリスは、秘密裏に色々な治療法を試していました。
ある日、自家用ジェット機で遺伝子に関する臨床試験を受けるためキューバに同行させられたハンクは、そこでボリスの詳しい病状を知ることに。
また、キューバで働く遺伝子学の権威であるドクター・マリサ・カラカスは、ボリスの恋人でもありました。
ボリスの病、恋人マリサとの関係など、ボリスを中心としたストーリーは少しサスペンス的な要素も入っていてドキドキするはずです。
ミニ情報
ニューヨーカー憧れの地、ハンプトン
多くのセレブが別荘を構え、”東のハリウッド”とも呼ばれている高級避暑地ハンプトン。
本作品や、ドラマ【リベンジ】(2011-2015)、映画【恋愛適齢期】(2004)など多くの作品の舞台として選ばれている人気スポットです。
マンハッタンに住むリッチなニューヨーカー達は、長期のサマーバケーションはハンプトンズで過ごすというのが習慣となっているようです。
マンハッタンから車で2時間ほどという近さで、リゾート気分を味わえる気軽さもセレブお気に入りポイントのひとつです。
サウスハンプトン、イーストハンプトン、モントークなどのエリアに分かれて言うハンプトンですが、イーストハンプトン地区は、お金持ちの別荘が連なり、高級ブランドショップやレストランで賑わっているエリアとなっています。
一等地には、スティーヴン・スピルバーグやハリウッド・スターの別荘も立ち並んでおり、どのエリアに別荘を持っているかということで、ステータスにも違いがでてくるとか。
そういえば、シーズン1の第1話でハンクとエヴァンが初めてハンプトンにやってきた時に、セレブ美女にウェストハンプトンに滞在すると言ったら「ワーストハンプトンね」と笑われていましたね。
西でも東でも一般人にとっては素敵な場所であることは間違いないと思うので、ニューヨークに旅行で立ち寄った際には、少し足を延ばして行ってみるのもいいかもしれませんね。
心優しいペイジ役のブルック・ドーセイ
偽恋人として雇ったエヴァンと、本当の恋愛に発展することになったペイジ役を演じたブルック・ドーセイ。
カナダ・オンタリオ州出身のブルックは、アメリカでテレビを中心として活躍している女優さんです。
【私はラブ・リーガル】(2009-2012)では、交通事故で魂が別の体に移ってしまうというデビー役としても有名です。
愛くるしいマスクに美しいボディスタイル。
今作品でもセレブの令嬢ということもあり、彼女のファッションも見どころのひとつです。
ブルックは、プライベートに関してはあまりオープンにするタイプではないようで、私生活は謎に包まれています。
過去に俳優やプロデューサーとして活躍しているグレッグ・クーリッジと恋人関係にあったようですが、現在は破局しているようです。
私生活が見えないと気になってしまいますが、逆に先入観なくドラマが見れるというのも良い事かもしれませんね。
【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~】シーズン2感想
真面目なハンクと、おちゃらけたエヴァンの関係は相変わらず面白かったです。
15歳からエヴァンの父親代わりとして家庭を守ってきたハンクにとって、エディを許すことは様々な葛藤があったと思いますが、最後にはまたひとつの家族に戻れて良かったです。
とはいえ、犯罪を犯したエディが社会復帰するには時間がかかりそうですが、2人の息子にしっかりと支えてもらってほしいと思います。
ハンクの恋は先行き不明ですが、エヴァンに運命の出会いが訪れました。
ペイジとは、このまま安定した関係で居続けて欲しいと思うほどのお似合いのカップルです。
一方、ディヴィアの結婚問題には終止符が打たれました。
あれだけ豪勢な婚約パーティや結婚式に向けての準備をしていただけに、このまま円満に終わるとは考えられませんが、自分で新しい一歩を踏み出すディヴィアを応援したいと思います。