【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク】シーズン5ネタバレあらすじと感想。医療ドラマなのに病院内のシーンがほとんどないという異色の設定が大人気となっている【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク】。今回も敏腕医師ハンクが患者を救いまくるかと思いきや、ハンクが病に苦しむことに!? ディヴィアとエヴァンにも予想しなかった未来が待っていた!
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【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク】シーズン5あらすじ
エヴァンとペイジの結婚式当日に倒れて開頭手術を受けたハンク。
順調に回復しているように見えたものの、半年たっても痛みが治まらず鎮痛剤に頼る生活を送っていました。
夏になり繁忙期となったハンク・メドは、ハンプトンズ記念病院のERが閉鎖され更に大忙しに。
人手が欲しいエヴァンは、ディヴィアへの想いを封印するために遠い地へ行ったジェレマイアを呼び戻します。
依頼を受けて戻ってきたジェレマイアは、別人のような風貌となっていて周囲を驚かせます。
患者にも人気で順調な経営をキープしていたハンク・メドでしたが、地元セレブのミセス・バラッドを診察したことで目をつけられてしまいます。
保守的なバラッドは、自宅を診療スペースに使用するのは条例違反だとして業務停止命令をくだします。
エヴァンは言いがかりだと反論したものの、町議会員も務めているバラッドには歯が立ちません。
そこで、バラッドに対抗すべく町議会選挙への出馬を決めるのですが……。
一方、ラファとの恋に終止符を打ったディヴィアは、心機一転前へ進もうとしていた矢先、妊娠していることが発覚しました。
婦人科系の病気を患っており、子どもを持つことは難しいだろうと主治医から言われていたディヴィアは、驚きと共に複雑な心境に。
諦めていた子どもを授かった喜び、シングルマザーになることへの不安など様々な気持ちが交差しましたが、お腹の子どもが一時危険な状態になりながらも命を取り留めたことで、産むという決断を下します。
そんなディヴィアを、ハンク・メドのスタッフたちは動揺しつつも温かく見守るのです。
【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク】シーズン5見どころ
ディヴィアのお腹に新しい命が
”ハンク・メド”スタッフの健康診断で思いもよらぬ結果を知らされたデヴィア。
なんとラファの子を妊娠していたのです!
ずっと子どもを持つことは不可能だと思っていたディヴィアにとって、にわかに信じられない現実。
ディヴィアは心の底では望んでいながらも、ありえないと思って希望を持たないようにしていたのです。
シングルマザーになるという不安よりも、願い続けていた夢が現実になった喜びを感じたディヴィアは、子どもを産む決心をしました。
家族同然のディヴィアの妊娠により、”おじさん”になるハンクとエヴァンの動揺ぶりは思わず笑ってしまうシーンとなっています。
ボリス一族の悲劇
ボリスには莫大な遺産があるがゆえに、一族の中にたくさんの敵がいます。
ハンクはディミトリに不信感を抱いていましたが、実はボリスと唯一血のつながった弟でした。
その弟をいとこのミロシュに殺されてしまったボリス。
ハンクの手を借りてミロシュの狙いを探ります。
ボリスと同じく遺伝病を発症しているミロシュに、臨床試験をエサにアメリカに呼び寄せた2人。
どうやらミロシュはシャドーポンドにある美術品の何かを手に入れたいようだという所まで突き止めていきます。
偽のオークションを開いたボリスは、ミロシュが時計に関係する品ばかりに目をつけていることに気づきます。
実は、ミロシュはボリスよりも病状が進んでいたのです。
そして、これまでの行動すべてが病気による妄想だったことがこの一件で判明することに。
ボリスが治療薬を独り占めしていると思い込んでいたミロシュは、その薬を手に入れるため一連の怪しい動きを見せていたのです。
もちろん、遺伝病を治す奇跡の薬など存在せず。
もっと一族のドロドロの争いに発展するのかと思いきや、あっけない幕引きとなりました。
そんなミロシュの妄想で殺害されたディミトリが一番の被害者です。
ハンクが薬物中毒に!?
通常の診察に復帰しつつ、痛み止めの薬がやめられないハンクは、プライドもあってか身近な家族には話さず事態は深刻化していきます。
普通にもらう処方箋だけでは足りなくなったハンクは、ジェレマイアに処方箋を出してもらうことに。
ジェレマイアは、最初は言われた通り処方箋を出していましたが、彼のキチっとした性格上 薬がなくなるペースが速いことにすぐに気づきます。
ジェレマイアがハンクに忠告するも、「そんなに自分を信用していないなら、もう処方箋を頼まない!」と、逆切れされてしまいます。
どう見てもジェレマイアの医師としての忠告は間違っていませんし、ハンクも逆の立場だとすればジェレマイアと同じことをしていたと思います。
おそらくハンクも自分でも鎮痛剤依存症になりかけていると気づいていたからこそ、ジェレマイアに酷い態度をとったのでしょう。
結局ハンクは別のクリニックへ行き、鎮痛剤を処方してもらいます。
このまま薬物依存症に陥ってしまうのかと心配しましたが、このことがディヴィアにバレてエヴァンにも知られることになります。
長男という立場でいつもみんなを支える立場にあったハンクの性格から、どうしても周りに相談できなかったのでしょう。
ディヴィアたちに病状を知られたことで鎮痛剤の使用を控えるようになったハンクは、別の痛みを発症します。
今まで鎮痛剤を飲んでいたので気づかなかった病気が痛みの根本の原因でした。
適切な処置を終えたハンクは、ようやく痛みから解放されたのです。
しかし、一番身近なディビアには頼まずジェレマイアに処方箋を頼んだことは、後にジェレマイアとの関係が大きくこじれる原因となってしまうことに……。
【ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク】シーズン5の感想
今シーズンも、メインキャスト達の私生活が大いに荒れたシーズンでした。
シングルマザーになることを決めたディヴィアを支えるジェレマイア。
もうディヴィアへの気持ちはないと言っていますが、本当にそうなのでしょうか?
レギュラーとなったジェレマイアは、脇役ながらいつもいい味を出してくれています。
町議会に立候補したことでエヴァンとペイジの間に暗雲が漂いましたが、結局は仲直りしました。
シーズン6では、ママになったディビアの活躍が楽しみです。