【策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~】25話・26話・27話のあらすじとネタバレ感想。秋嫣は槿夫人にも気に入られ、無事に梁家の側室になりすまします。一方、秦暄は秋嫣のために用意していた離れに秋珉を匿うことにし……。
25話のあらすじネタバレ
秋嫣は梁翊の留守中に見事な話術で槿夫人に気に入られるように仕向けます。
梁翊が帰宅すると、槿夫人は梁翊が過去に勉強部屋に使っていた場所を側室の寝室にするように言いました。
一方、秦暄は秋嫣のために小説を集めた書斎を作ろうとしていた離れに秋珉を匿うことにするのでした。
その日の夕食時、秋嫣は梁翊が卵アレルギーだと知らずに卵料理を勧めてしまいます。
槿夫人の手前、無理して卵料理を食べた梁翊は具合が悪くなって部屋を出て行ってしまいました。
秋嫣は慌ててその後を追いかけます。
槿夫人の計らいで梁翊と秋嫣はそのまま1つの部屋で寝ることに。
しかも槿夫人は早く孫がほしいと言ってその部屋に外から鍵をかけて行ってしまったのです。
その後、秋嫣は槿夫人だけでなく侍女の松蘿までもが部屋の様子を覗きに来たことを不審に思いました。
梁翊は実は松蘿は元閬が送り込んだ間者だとわかっているが、逆に利用するために気づかないふりをしていると答えるのでした。
その夜は雷雨になって冷え込みます。
秦家では、秦暄が離れに毛布を届けに行き、秋珉から雷が怖いので一緒にいてほしいと言われてそこに留まることにしました。
秦暄は眠れないなら読み聞かせをすると言って秋嫣が好きだった小説を読み聞かせようとしますが、秋珉は興味がないと言います。
そして秋珉は初めて会った時からずっと好きだったと告白しますが、秦暄はその気持ちは受け入れられないと言うのでした。
梁家では、雨音で眠れない秋嫣に梁翊が部屋に隠していた酒を出しました。
酒を飲みながら家族への想いを語る秋嫣。
梁翊は秋嫣に一刻も早く家族を連れ戻すと約束するのでした。
25話の感想
槿夫人にも気に入られてしまう秋嫣の話術はさすがです。
同じ夜に秋嫣と梁翊が心を通い合わせているのに対し、秋珉は長年の想いを秦暄に打ち明けたにも関わらず拒絶されてしまうのが切ないですね……。
26話のあらすじネタバレ
梁翊は秋嫣を歌姫に仕立て上げるため、師小小に筝を習わせることにします。
実は師小小には元々官吏の娘だったが父が捕まって妹ともに教坊司に送られたという過去がありました。
その後、教坊司で病死した師小小の妹を埋葬してくれた梁翊に恩を感じて協力するようになったとのこと。
翌朝、梁翊と秋嫣は1つの部屋で別々に寝ていたことが槿夫人にバレてしまいます。
槿夫人に理由を問われた秋嫣は咄嗟に、昨日梁翊が師小小ばかり褒めたので喧嘩になったと説明しました。
それを聞いた槿夫人は秋嫣に味方するのでした。
そんな中、元閬一味の策により梁翊が迎えた側室は実は秋嫣だという噂が流れました。
梁翊は噂話を逆手にとろうと、梁家で宴を開いて側室を披露することにします。
宴で梁翊は客たちを前に彼女を娶ったのは秋嫣に似てるからだと言い、秋嫣はそれを知らなかったふりをして私は身代わりなの?と憤慨する演技をしてみせました。
元閬は次の手として歌姫なら芸達者なはずだと歌を催促します。
秋嫣はここぞとばかりに特訓した歌と筝を披露しました。
元閬は演奏を褒めながらも筝の技術は短期間の稽古で身につくものだと指摘しました。
そして元閬は蘇意婉という歌姫のひいき客だった者を連れて来たと言い出します。
26話の感想
師小小にそんな過去があったとは……。
それで秋嫣にも協力してくれていたのですね。
そして噂話を逆手にとるために開いた宴ですが、元閬もなかなか手ごわいですね。
梁翊たちは元閬を打ち負かすことができるのでしょうか。
27話のあらすじネタバレ
ひいき客として連れてこられたのは、偽銀票事件の時に秋嫣たちが知り合った博徒でした。
実は秋嫣は松蘿を利用して、その博徒が蘇意婉のひいき客だったと元閬に吹き込んでいたのです。
博徒は迫真の演技で彼女は蘇意婉だと証言しました。
元閬は最後の手段として、蘇意婉には背中に火傷痕があるらしいと言い出します。
また元閬は変装術で作った火傷痕を溶かす薬品も持参していました。
屏風を立て、槿夫人と松蘿が秋嫣の背中を確かめることになります。
なんと秋嫣の背中には火傷痕があり、松蘿が薬品を塗っても消えませんでした。
完敗した元閬は急用を思い出したと言って逃げ帰ります。
実は秋嫣は梁翊にも内緒で焼けた炭を背中にあてて本物の火傷痕を作っていたのです。
秋嫣を屋敷の裏手に連れて行き、その話を聞いた梁翊はそんな危険まで冒すなと怒りました。
そこへ秦暄が訪ねてきます。
秦暄は秋嫣が生きていたことに感激しますが、梁翊は淡々と彼女は歌姫の蘇意婉だと紹介するのでした。
秋嫣も冷たく蘇意婉として振る舞い、その態度にショックを受けた秦暄は宴で飲みすぎてしまいます。
宴がお開きになり、泥酔した秦暄は秋嫣に「生きていたんだな よかった」と言い残して迎えの馬車に乗り込みました。
秋嫣はその馬車の中に秋珉がいるのに気づくのでした……。
翌日、秦暄は梁翊を訪ね、友として私のために秋嫣を匿っているのだろうと確認しました。
梁翊はそれを否定し、自分が秋嫣のことを好きだからだと言ったのです。
秦暄は驚き、今まで私に秋嫣のことを悪く言っていたのは2人の仲を裂くためかと問い詰めました。
梁翊は当初悪く思っていたのは本当だが、いつの間にか話すのが楽しくなっていたと告げます。
秦暄が卑怯だと言うと、梁翊は秋嫣のことは力ずくで奪えと言いました。
近くにあった刀をとった秦暄が斬りかかると梁翊は、秋嫣は秦暄と秋珉が一夜を共にしたことを知っていると言い放ちます。
動揺し秋嫣と直接話したいと言う秦暄でしたが、梁翊はそれを許さずに秋珉に対して責任を取れと言いました。
秦暄は「どけ」と言って刀を突きつけますが、梁翊はよけずに刀は肩に刺さってしまいます。
梁翊は今まで捶丸や剣術では勝ちを譲ってきたが秋嫣だけは決して譲らないと言って立ち去るのでした。
その夜、梁翊は宋錦に命じ、秋嫣のために夜空にたくさんの天燈をあげさせました。
秋嫣は願い事に”家族が無事であるように”と書きます。
また秋嫣は梁翊が願い事に国家のことを書くと予想しますが、梁翊は意外にも”秋嫣の順風満帆を祈る”と書いたのでした。
27話の感想
元閬を追い帰したものの、今度は秦暄が……。
秦暄に真っ向から宣戦布告した梁翊。
梁翊の気持ちもわかりますが、やはり秦暄としては親友に裏切られた気がしてショックですよね。