【策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~】8話・9話・10話のあらすじとネタバレ感想。2人きりで芝居小屋に行った秦暄と秋嫣は偶然梁翊親子と会います。その帰り、梁翊は何者かが2人を監視していることに気づき……。
8話のあらすじネタバレ
梁翊が宋錦に命じて秦暄と秋嫣に声をかけさせ、2人は仕方なく梁翊親子と一緒に観劇することになりました。
秦暄が梁翊の母である槿夫人(ヨン・ロン)に挨拶していると、梁翊が良家の令嬢との密会は大罪だと脅したので、秋嫣は侍女のふりをすることに。
観劇中、槿夫人が芝居の中の男女の関係性について疑問を口にした時、秋嫣は博識を活かして見事に説明します。
それを聞いた秦暄は一途な愛の話だと言って感動しますが、梁翊は女の妄想を満たすために考えられた陳腐な物語だと言い放ちました。
秋嫣は梁翊に、槿夫人も女ですがそこに含まれるのですか?と言って反撃します。
梁翊は気分を害した槿夫人に退屈な芝居に付き合わせて悪かったわねと言われてしまいました。
悔しい梁翊は腹いせに秋嫣を侍女扱いして、手巾を洗ってくるように命じます。
秋嫣は手巾を洗う時に酒を染み込ませ、梁翊が手を拭いた時に傷に染みるように仕向けました。
痛がりながらもやせ我慢する梁翊……。
芝居が終わって秦暄と秋嫣が帰る時、梁翊は何者かが2人を監視していることに気づきました。
それは秋嫣の叔母の配下で、秦暄と秋嫣を待ち伏せして密会の現場を押さえようと見張らせていたのです。
梁翊はそのことに気づき、秦暄と秋嫣の馬車の前に先回りし道を変えるように言いました。
馬車が道を変えたのを見て慌てて追いかける叔母たち。
やっと馬車に追いつき、叔母が馬車の扉を開けると、中に座っていたのはなんと梁翊と宋錦でした。
梁翊が道を変えさせた後、密かに入れ替わっていたのです。
秦暄と秋嫣が走って逃げる途中に秋嫣が転び、足をくじいたようだと言いました。
2人はたちまち追っ手の秋嫣の叔母たちと、秦暄の両親に囲まれてしまいます。
叔母たちは秋嫣が秦暄を誘惑したと騒ぎ立てますが、秦暄は自分から誘ったと秋嫣をかばいました。
秦暄の父は、どちらが誘ったかは関係ないと言って激怒し、二度と会わないとこの場で約束するように2人に迫ります。
そう言われた秦暄は反対に必ず秋嫣を娶ると宣言するのでした。
しかし、2人は引き離されて両家に連れ戻されてしまいます。
梁翊と宋錦は両家のやりとりの一部始終を見ていました。
宋錦は、肝心なところで転ぶなんてと言いますが、梁翊はあの女を甘く見るなと言って意味深に笑うのでした。
秋家に連れ帰られた秋嫣は、秋宜から反省するように言われて祠堂に閉じ込められてしまいます。
秋大夫人は今回の一件で秋嫣を先日縁談のあった商人に嫁がせることを決めました。
また、秋大夫人は街中で秋嫣を捕らえて秋家の体面に傷をつけた叔母たちを叱るのでした。
夜になり、祠堂に閉じ込められている秋嫣を秋珉が訪ねてきます。
秋珉は秋嫣が芝居小屋に行ったことを叔母に言ったのは自分だと言いました。
それを聞いた秋嫣は、秋珉も秦暄のことが好きなのではと気づきます。
秋嫣は言ってくれれば正々堂々と勝負したのにと言いますが、秋珉は姉上には正攻法では勝てないからと答えました。
また、秋嫣は秋珉に秦暄のことが好きなら梁翊との縁談は断るべきだと言います。
秋珉は両親を困らせたくないから高官の梁翊との縁談は断れないと言いました。
そして、秋珉は姉上のように愛を求めて罰を受けたいが自分にはできないと言って立ち去ります。
一方、梁翊は街中でもたくさんの偽の銀票が見つかったとの報告を受けました。
また、道教寺院建立のために秋家が寄付した銀票の中にも同様の偽銀票があったとのこと。
梁翊は秋家が寄付の中に偽銀票があったことを密かに秋宜に伝えるために秋家を訪ねます。
その帰りに梁翊は、商人に嫁がされることを知って秋家から逃げ出そうとしている秋嫣を見かけて声をかけました。
秋嫣は屋敷脱出の協力を求めますが梁翊は断ります。
梁翊は秋嫣に、逃走中にわざと転んで追っ手に追いつかれるようにし、秦暄に皆の前で告白するように仕向けたのだろうと指摘しました。
秋嫣は肯定し、側室の娘である自分が秦家に嫁ぐにはこれしか方法がなかったと言います。
続けて秋嫣は梁翊に、親友の秦暄のために自分をここから逃がしてほしいと懇願しました。
梁翊は承諾するふりをして秋嫣を気絶させ、ずる賢い女は親友に近づけさせないと言って屋敷内の薪小屋に閉じ込めてしまいます。
しばらくして目覚めた秋嫣は薪小屋から出せと言って騒ぎますが、使用人から今は偽銀票の件で大変だからと言ってたしなめられるのでした。
8話の感想
わざと転んで皆の前で告白するように仕向けるなんてヒロインがあざとすぎますね。
また偽銀票事件に秋家も関わりがあったとは……。
秋嫣の恋の行方も、偽銀票事件の真相も気になります!
9話のあらすじネタバレ
秋嫣は薪小屋で、商人に嫁ぎたくないから絶食して死ぬと言い出します。
報告を聞いた秋大夫人が薪小屋に行くと、秋嫣は誰が偽銀票を秋家に持ち込んだか3日で明らかにできたら商人との縁談はなかったことにして自由に婚姻させてほしいと持ち掛けました。
寄付金の工面に困っていた秋大夫人はそれを承諾します。
秋嫣が使用人の協力を得て屋敷中を調べたところ、秋嫣の弟である秋蓉の部屋から偽銀票が見つかりました。
秋蓉は厨房から砂糖漬けの缶を拝借したら、中に偽銀票が入っていたと言い訳します。
話を聞いて集まった叔父叔母たちは家法に従って秋蓉を棒打ちにするように秋宜に迫りますが、秋宜は躊躇します。
叔父叔母たちは秋宜が本物の銀票の在り処を知っているのではないかと疑い出す始末。
秋嫣はその場を切り抜けるため、秋蓉の棒打ちを買って出ます。
この一件で秋嫣は元々悪かった母、弟との関係がますます悪くなりますが、刑の後、秋蓉に薬を届けるのでした。
翌日、偽銀票の捜査のために街に出た秋嫣は屋敷を抜け出した秦暄と会います。
捜査に協力すると申し出る秦暄。
秦暄と秋嫣は賭場の近くにあるワンタンの店に行き、店の客で賭場に行っている者を紹介してもらいます。
紹介された客は、役人を後ろ盾にして偽銀票を売っている紙銭※店を教えてくれました。
秦暄と秋嫣は紙銭店に行き、偽銀票を出してこれで買えるだけ紙銭を買いたいと言います。
最初は愛想がよかった番頭は偽銀票を見て急に態度を変え、この小さな店では用意できないから他の店に行くように言いました。
秦暄と秋嫣は話題を変え、実は賭場で大負けして多額の借金を抱えていると言い出します。
話を聞いた番頭は2人を店の奥に案内しました。
ところが部屋に入った途端に扉が閉められ、秦暄と秋嫣は用心棒たちに囲まれてしまいます。
番頭は秦暄が腰に付けていた高価な玉牌を見て、借金の話が嘘だと見抜いていたのです。
秦暄は仕方なく身分を明かし、番頭に捜査への協力を求めました。
しかし番頭はうちでは秋家に偽銀票は売っていないと断言します。
そして半年前に足を洗ったと思われていた彫師が新たな主人を得て偽銀票を作っているようだと言って、その彫師の隠れ家を教えてくれました。
秦暄と秋嫣が彫師の隠れ家に行くと、なんと梁翊と宋錦も捜査に来ていたのです!
その時、彫師が帰ってきました。
4人は慌てて身を隠しますが、隠れ家に侵入された気配に気づいた彫師は逃げ出します。
追いかけて捕まえたものの、連行する途中、刺客が現れて彫師は口封じされてしまいました。
梁翊は秋嫣に偽銀票の件からは手を引くように言います。
しかし秋嫣は自分は刺客の顔を見たから捜査に同行したいと言い張りました。
それを聞いた梁翊は秦暄と秋嫣を役所に連れ帰り、牢に入れます。
その後、梁翊は宋錦だけを連れて逃走中に彫師を手助けした老人の家を探しに行きました。
家の中には老人の姿はなく手がかりとなる物は何もありません。
そこへ近所に住む少年が来て、老人が毎日大事そうにしていたという木牌を梁翊に渡すのでした。
梁翊が帰宅すると秋珉が来て姉を探してほしいと頼みました。
なぜか梁翊は秋嫣の居場所を教えないのでした……。
9話の感想
なんと実の弟の部屋から偽銀票が出て来て、父親まで事件との関わりを疑われてしまうなんて、秋嫣はますます窮地に立たされてしまいましたね。
また、秋嫣と敵対しているのか、秋嫣のことを心配しているのか、本心が読めない秋珉が、今後どう絡んでくるのか気になります。
10話のあらすじネタバレ
翌朝、宋錦が牢に来て秦暄と秋嫣に、梁翊が2人を牢に入れたのは刺客の顔を目撃した秋嫣を守るためだったと説明しました。
その後、梁翊が牢に来て秋嫣だけを連れ出します。
梁翊は刺客の人相を尋ねますが、秋嫣は曖昧にしか答えられません……。
秋嫣は逆に梁翊がつかんでいる手がかりを教えてほしいと言いました。
梁翊は少年から渡された木牌を見せます。
木牌には芍薬の花の絵が彫られていました。
梁翊はその木牌は妓女から贈られた物だと考え、男装させた秋嫣を連れて妓楼に行くことにします。
梁翊と秋嫣は、芍薬という名の妓女に会って妓楼の店主が何やら怪しいと聞き出しました。
ところが秋嫣の体を触った芍薬に女だということがバレてしまいます。
梁翊が慌てて芍薬を気絶させて騒がれるのを阻止しました。
秋嫣はこの妓楼が偽銀票の受け渡し場所になっているのではないかと推理するのでした。
10話の感想
おそらく秋嫣は本当は刺客の顔を見ていないのに捜査にかかわるために顔を見たと言ったのでしょうね……。
梁翊と秋嫣は妓楼で偽銀票の真相を暴くことができるのか続きが気になります!