各話あらすじ
【山河令(さんがれい)】全話のあらすじ一覧。解説と感想を交えたネタバレを最終回まで詳しく紹介します。本作は、2021年に大ヒットを記録したブロマンス時代劇!
1話ネタバレ

20年前に討伐された大魔王の容炫は、一夜にして無敵になれる武庫を残しました。武庫を開けるためには“琉璃甲”という鍵が必要で、各勢力は琉璃甲の捜索を開始します。北に拠点を置く晋王も琉璃甲の行方を追い、謀を巡らせていました。
そんなある夜。節度使の李氏は、晋王が謀反を起こそうとしている旨を文書にしたためていました。すると、晋王直属の暗殺組織である天窗の首領 周子舒(チャン・ジャーハン)が現れ、李氏を殺害します。
周子舒は次に、李氏の娘の前に姿を現し、毒で自害するよう促しました。
毒を飲んだ彼女の手には、周子舒の師弟が生前に手作りした簪が握られていました。当時は「好きな女性ができたのか」とからかいましたが、その相手が彼女だったと知った周子舒は動揺します。
晋王は、李氏の一件で畢長風が過ちを犯したとして、彼を処罰するよう周子舒に命じました。畢長風は周子舒と同門(四季山荘)で、かつて81人いた同門の兄弟は、いまや2人を除いて誰も残っていません。
畢長風は同門の兄弟たちが次々と晋王に迫害されていくのを見るうちに 晋王に対して疑念を抱くようになり、今では天窗を脱退したいと思っていました。
しかし、創設時の掟により、天窗は一度入ったら生きて脱退することはできません。任務中に殉死するか、もしくは体に七竅三秋釘を打たれて三年後に死を迎えるしか解放されるすべはないのです。
畢長風は周子舒に、七竅三秋釘を打つよう頼みます。周子舒は家族の面倒を見ると約束し、畢長風の体に七竅三秋釘を打ち込みました。七竅三秋釘を打たれた者は武術の力を失い、五感も徐々に消えていきます。
話せず、聞こえず、嗅げず、見えない――。生きる屍となった3年後に息絶える、それが七竅三秋釘であり、天窗の秘密を守るために定めた処罰でした。
帰宅後に1人になった周子舒は、首領となった自分は絶大な力を持っているはずなのに、大切な者を誰ひとりとして守れていないことに自嘲せずにはいられませんでした。そんな彼も天窗を脱退したいと思っており、1年半かけて己の体に七竅三秋釘を6本打ち込んでいました。
通常、7本を一気に打てば武力を失いますが、周子舒は3月に1本を打ち込むことで武力を半分残し、五感の消失も緩やかにしていたのです。このやり方は死ぬまで苦痛を伴いますが、周子舒は自業自得だと思っていました。何せ、同門80人を死なせたのは自分なのだから――。
晋王に謁見した周子舒は七竅三秋釘を打ち込んだ己の体を見せ「天窗を脱退させてください」と嘆願します。晋王は自分の補佐を続けてほしいと引き止めましたが、周子舒の意志は揺らぎませんでした。
晋王は死にゆく道を選ぶのかと嘆きつつ、周子舒の脱退を許可します。そうして、天窗から解放された周子舒は変装術で顔を変えて放浪の旅に出ました。
3ヶ月後の越州。周子舒はまるで物乞いのような姿で橋にもたれかかっていました。近くの店からその姿を目にした温客行(ゴン・ジュン)の侍女は、好奇心から「食事をごちそうしてあげる!」と周子舒に声をかけたのです。
1話の感想
話題性も人気も高い本作は、サムネの雰囲気からキラキラ系のファンタジー時代劇かと思いきや……第1話から哀愁が凄まじいです!周子舒の自責や苦悩は、見ている側も感情を揺さぶられるものがありました。
本作はブロマンスという触れ込みなので、おそらく温客行とは知己の関係になっていくのでしょう。彼と関わっていく中で、哀愁マックスの周子舒に光が射す展開でしょうか。
ただそうだとしても、七竅三秋釘を打ち込んでしまった以上 周子舒の余命は限られており、どうしたって悲しい展開がチラついてしまいます。
ストーリーに関してはまだ掴めていませんが、どうやら琉璃甲というものを巡って各勢力が争っている模様?チラッと出てきた鬼谷の谷主も琉璃甲を求めているようでしたが、彼はどことなく、温客行に似ている気がしました。