【三国志~司馬懿 軍師連盟~】24話・25話・26話のネタバレ感想。曹丕の即位で新章スタート!?

三國志司馬懿軍師連盟 アジアドラマ
中国歴史ドラマ「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」(C)CHINA INT'L TV CORPORATION

【三国志~司馬懿しばい 軍師連盟~】24話・25話・26話のあらすじ。曹丕は王后・卞夫人の命令で即位し、洛陽に軍を送りました。それにより洛陽は平定され、司馬懿らも無事に鄴へと戻ることができたのです。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

Writer:kino

「三國志~司馬懿 軍事連盟~」オフィシャルサイト

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24話のネタバレあらすじ

「中国歴史ドラマ「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」」(C)CHINA INT’L TV CORPORATION
*作中では登場人物の名前が 適宜 呼び分けられていますが
記事内では分かりやすさのために1つの呼び方で統一しています。

*一部、シーンが前後しています。

命からがら鄴にたどり着いた張春華(司馬懿の妻)は、曹彰が大軍を率いて洛陽を包囲したことを曹丕に報告した。そして国璽を渡す

大臣らはすぐに即位するべきだと言う者もいれば、反対する者もいた。

曹丕は大臣を黙らせ、今はまだ即位するつもりがないと話す。

なぜなら、曹操の霊柩も届かず天子の詔もないこの状況で即位すれば、曹丕は不忠不孝となり敵に攻め入る口実を与えてしまうからだ。

そうはさせまいと、曹丕はあくまでも礼法にのっとって即位するため 自ら洛陽へいき曹彰ら反逆者を鎮めると宣言する。

しかし、それを止めたいのが張春華や司馬孚しばふ(司馬懿の弟)であった。

もしも曹丕が洛陽へ向かえば、洛陽にいる司馬懿が曹彰に殺されてしまうからだ。

そこで、司馬孚は大臣らとともに王后の卞夫人を説得し、即位の命令書を書いてもらった。

その命令書を受け取った曹丕は即位する。


洛陽では曹彰が「曹植を即位させる!」と大臣らに宣言し、反対する者は見せしめに殺すなど暴挙の限りを尽くしていた。

その夜、曹植は曹彰を泥酔させて令牌を盗み、その令牌を使って司馬懿と賈逵を牢屋から救いだす。

翌朝、曹植と司馬懿は曹彰に捕らえられ処刑場に連行される。

この時、洛陽には鄴からの大軍(夏侯惇かこうとんなど)が到着していた。

夏候惇は曹丕が即位したこと、降伏した者は処罰しないこと、曹彰を捕えた者には褒美を与えることを高らかに叫んだ。

すると、曹彰の兵は次々と寝返り、洛陽は無事に平定される。

一方、司馬懿と曹植は処刑されそうになっていたが直前で汲布きゅうふに助けられた。

司馬懿たち一行は鄴に戻る。

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24話の感想

曹彰はどう見ても君主の器ではなく はなから世継ぎ候補から外れていたのも納得です。

逆に曹植は最後まで良心を失わず、司馬懿を助けてくれたり曹丕の即位にも協力的でした。

印象的だったのは丁儀で、これまで曹植を王にするためにあれこれ画策してきたのに、曹植が身を引いた途端に彼を殺そうとするなんて!

曹植を敬愛し信念もあった楊修とは違い、丁儀は保身が第一なのでしょう。

そんな丁儀らの画策も失敗におわり、ついに曹丕が即位しました!

今はまだ曹操の喪中なので派手な即位式などはできないでしょうが、そういったものがなくても彼はすでに君主の風格があります。

ここから新章がスタートする感じかな?

今回は、久しぶりに汲布が登場したり、
司馬師(司馬懿の息子)が子役ではなく大人キャストになっていたりと、ストーリー以外の面でも見どころのある回でした。

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25話のネタバレあらすじ

官職の授与

「中国歴史ドラマ「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」」(C)CHINA INT’L TV CORPORATION

*一部、シーンが前後しています。

曹丕の即位後、朝議の場で官職の授与が行われ 司馬懿は高官となった。

丁儀には処刑が言い渡され、一族の成人男性もすべて斬首となる。

曹植と曹彰はそれぞれ領地を守ることとなり 監視役もつけられた。

だが人手を要する今、曹植を手元に置いてはどうかと進言する大臣もおり、母からも言われるが曹丕は聞き耳をもたなかった。

九品官人法

司馬懿は、曹一族がたびたび曹丕に“皇帝になるよう”勧めていることを憂慮していた。

もしも曹丕が皇帝になれば、親族の彼らは“王”という立場になり ますます力をつけることになる。

彼らはこれまで「武」で魏を支えてきたが、今の魏に必要なのは内政を安定させるための政策であり、それには士族(書生?)の助けが必要であった。

そこで司馬懿は、士族のリーダー的存在である鐘繇を訪ね「政策を進言されては?」と勧めた。

しかし、鐘繇にはその意思がないらしく助言をくれただけだった。

ある夜、司馬懿のもとに高官の陳羣ちんぐんがやってきて、考えた政策に目を通してほしいと頼まれる。

それは“九品官人法”という官吏の登用法で、出仕を望む者を9段階に分けるというものだった。

司馬懿は“九品官人法”に感銘を受け、この登用法を用いれば士族が台頭できるとも思った。

2人は夜を徹して推敲し、“九品官人法”を完成させた。

一方で曹丕は、曹操に献上されるはずだった美女の柏霊筠はく・れいいん(チャン・チュンニン)と対面し彼女の聡明さに感心する。

柏霊筠は曹丕が用件を言う前から、「私の容姿を武器に誰かを籠絡させたいのでしょう」と言い当てる。

その相手が司馬懿だと知ると、柏霊筠は自分の目で確かめたいという。

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25話の感想

曹丕は即位して早々、丁儀と男性親族を皆殺しにするという冷徹さを発揮。

彼の冷徹さは今に始まったことではなく、6話でも曹操に意見を求められて「裏切り者は徹底的に排除するべき」だと答えていました。

そんな彼の中和剤に司馬懿がなれるのかどうか、そのあたりも注目ポイントになりそう。

けれど曹丕は司馬懿のことすら信用しきれていないのか、女性スパイを送り込むつもりのようです。

そして!多くの視聴者が待っていたであろう檀健次(司馬昭役)が初登場!

彼は、本作では貴重なビジュアル担当です。

ただキャラクターとしては“危うい匂い”がプンプンしており、問題児になりそうな予感がします。

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26話のネタバレあらすじ

「中国歴史ドラマ「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」」(C)CHINA INT’L TV CORPORATION

“九品官人法”を見せてもらった司馬孚しばふ(司馬懿の弟)は、曹一族と宦官を抑え込むこの制度を献策すれば、司馬懿が曹一族から恨まれてしまうと心配になる。

その心配をよそに、司馬懿は朝議に出かけた。

朝議では、曹真が25名を代表して「漢に代わる皇帝になって頂きたい」と上奏するが曹丕はやんわりと拒んだ。

次に、司馬懿が新しい政策を上奏すると、改革などとんでもないという大臣らの反対の声が飛び交う。

その様子を陰から見ていた柏霊筠は司馬懿を気に入った様子だ。

退廷後も、曹一族は曹丕に皇帝となるよう説得を続ける。

翌日、曹丕は親族ら(曹一族)と宴を開いた。

彼らは曹丕に対し、節度のない振る舞いや傲慢な物言いをしている。

そこへ、司馬懿が上奏文を持って現れた。

曹丕は表向きは司馬懿を相手にせず追い返したものの、司馬懿の背中を見ながら一族の酔っぱらいの戯言に顔をこわばらせる。

司馬懿が屋敷に戻ると、曹丕から酔い覚ましのスープが届けられる。

スープの中身を見た司馬懿は“曹丕の本心”を理解し、改革を唱え続ける決意を固めた。

実は曹丕は長い間、傲慢な曹一族に我慢していたが圧力で何もできず、心の中では司馬懿の改革を認めていたのだ。

しかし、曹丕が自ら曹一族の力を奪えば、曹丕が彼らから恨まれてしまうことになる。

だから司馬懿を身代わりにしたのだと、司馬防(司馬懿の父)は推測していた。

「曹丕は自分が恨まれぬよう お前を身代わりにしたのだ!」

それでも、司馬懿は改革をやめる気はなかった。

司馬防は口実をつけて、一家で故郷に帰る準備をする。

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26話の感想

曹一族との宴の席で、曹丕の目がまったく笑っていなかったのが印象的でした。

曹一族の節度のない振る舞いや おごった態度は、曹丕から見ても目に余るでしょうし、このまま放っておけばエスカレートしそうです。

曹丕が本心では司馬懿の改革に賛同しているのは良かったけれど、曹一族の怒りや不満を、自分ではなく司馬懿に向けさせようとしているのだとしたら少しショック。

以前は「友人」だった2人の関係性が、「君臣」に変わった気がして少し寂しさを覚えました。

本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況は[U-NEXT] (PR)  にてご確認ください。

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