【成化十四年~都に咲く秘密~】24話・25話・26話のあらすじ。官銀事件を解決した唐泛は都に戻ることになったものの、雲和の裏事情を知りすぎたために、帰りの道中で命を狙われてしまい……!? この記事ではネタバレ感想をお届けします。
Writer:kino
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【成化十四年】24話のネタバレ
*一部、シーンが前後している部分があります。
唐癒と息子の澄は隋州の屋敷で暮らしていましたが、隋州たちが不在の間に賊が侵入してきたので身を隠してやり過ごします。
翌朝、薬を届けにきた裴淮は、荒らされた屋敷を目にして唐癒らが心配になり、当面の間 一緒に住むことにしました。
一方の王宮。
汪植が調査をしたところ、馬林は国に匹敵するほどの財産を隠し持っていました。
また万公も金塊72万両を溜め込んでいたと知った皇帝は、「厳罰に処す!」と激怒します。
しかし、今回の官銀事件には朝廷の6割が関わっているため万公だけを罰しても意味はなく、徐々に朝臣を入れ替えるしかないというのが汪植の考えでした。
ともあれ皇帝は、官銀事件を解決した唐泛を呼び戻すことにしました。
ところが、雲和の裏事情を知りすぎた唐泛は、帰りの道中で李子龍の手下から命を狙われてしまいます。
唐泛一行は敵の目を欺くために、変装をして2手に別れました。
そのうちの唐泛、冬児、賈逵のチームは無事に都に到着したものの、唐泛に変装したドュルラは毒矢を受けてしまいます。
一方で馬林は、唐泛の口添えで釈放されたものの、李子龍の手下に自害させられます。
馬林はたしかに不正をして金を着服していたけれど、極悪人ではなかったような気がします。
おそらく、悪の根源は李子龍でしょう。
李子龍の登場シーンはまだ少ないものの、演じているのがワン・マオレイなので きっと癖のあるキャラクターだと思われます。
【成化十四年】25話のネタバレ
都では、錦衣衛に扮した2人組の男が 呂府から金をだまし取り「隋州」だと名乗りました。
呂公はこのことを汪植に報告し、2人組を懲らしめてもらおうとします。
しかし汪植は、昨日帰京したばかりの隋州に犯行は不可能だと判断し、とりあえず呂公にこの件を口止めしました。
その後。
汪植は皇帝に、唐泛の代わりに毒矢を受けたドュルラが重傷であることや、馬林が自死したこと、李子龍という商人が官銀事件に関与していることを報告します。
すると、皇帝はドュルラに医官を遣わしました。
一方、ドュルラのもとには医官たちがやってきたものの、複数の毒が盛られているせいでお手上げ状態でした。
その後に毒を解析した丁容(汪植の側近)によれば、複数の毒が混ざっているため解毒剤を作るには最低でも7日かかるとのこと。
唐泛は少しでも解毒剤を作るヒントになればと、己の体で毒を試しました。
一方で隋州は、役人から金をだまし取った疑いにより万通の手下に捕らえられてしまいます。
いつの間にか、隋州の屋敷で暮らす人が増えて賑やかになりました。
それにしても隋州は、店主に悪意をぶつけられても意に介さないなんて、かなり人間ができていますね。
26話のネタバレあらすじと感想
隋州を拘束した万通は、役人から金をだまし取った件を自白させようとします。
そこへ、例の2人組(隋州の名をかたり役人から金をだまし取った犯人)が新たな犯行に及んだとの報告が入ってきました。
それにより嫌疑が晴れた隋州は解放されたものの、万通が手回しした者たちに命を狙われます。
逃げている途中で偶然にも例の2人組と遭遇した隋州は、一時的に2人と協力して追っ手から逃れました。
2人組は、隋州を隋州だと気づかずに仲間にならないかと誘います。
隋州は2人が例の犯人だと気づいていましたが、元兵士だと思われる2人を同時に捕らえることはできないと判断し、ひとまず立ち去りました。
一方で唐泛は薬の副作用で苦しんでいます。
彼の身体を冷やすための氷が不足していたため、 隋州が氷を手配することに。
その頃、李子龍を呼びだした汪植は、腹の内を探りながら「宮廷に仕えないか」と誘います。
しかし、李子龍はそれを断り、別れ際に爆弾の入った箱を汪植に渡しました。
唐泛は毒の影響でかなり苦しんでいるようですが、主人公である以上 助かることは分かっているので、割りと楽観して見ていられます。
それにしても、丁容の有能ぶりには驚きです。
何種類もの毒を解析したうえに、爆弾の解除までできてしまうとは。
*次回27話~30話のネタバレ感想はこちら。