5話あらすじネタバレ
新居に引っ越した程家。程始が何も言っていないのに程少商はもうすぐまた出征だと言います。程始が驚いて尋ねると、程少商はまだ新しい官位を授かってないから任務が終わってないと思ったと答えるのでした。
その後、庭に廃棄する家具が置いていあるのを見つけた程少商はそれを利用してブランコを作り始めます。ところが物音を聞きつけた蕭元漪が来てそんな暇があったら勉強しなさいと叱られてしまうのでした。
新年が近づき、程老太太の三男(程始の弟)の程止が赴任先から帰省します。また、程始の次男の程頒児と三男(程少商の双子の兄)の程少宮も一緒に帰って来ました。
程少商は2人の兄から、程老太太は程止を溺愛するあまり妻の桑舜華を嫌っているなどの情報を聞き出します。兄たちは久しぶりに再会した程少商に優しくしますが、蕭元漪からは程姎にも妹同様の待遇をするように言われてしまうのでした。
凌不疑は凱旋後、かつて戦場で自分と母を見捨てた実の父である凌益から会いに来るように再三言われていましたが応じずにいました。しかし皇帝から諭され、凌不疑は仕方なく凌益の正月の宴に行きます。凌益の隣には実母の侍女であった淳于氏が後妻として座っていました。
また、凌益は凌不疑との縁談のために裕昌郡主も宴に呼んでいました。気分を害した凌不疑は立ち去ります。家に帰った凌不疑は通常は竹製の骨組みの灯籠が、許尽忠の鍛冶場では鉄製だったことを思い出していました。そこへ裕昌郡主が追ってきて凌不疑を上元節の灯会に誘います。
凌不疑が断ると裕昌郡主は灯籠を置いて帰りました。配下から上元節の灯会の灯籠に書かれた文字は全て対になっていると聞いた凌不疑は、許尽忠が灯籠を使って兵器の買い手と連絡をとっていたのではないかと考え灯会に行くことにします。
程家では程少商がまだ子供用の書卓を使わせられていると知り、程少宮が自分の部屋にある書卓をあげると言いました。程少商は喜び、侍女の蓮房に取りに行かせます。蓮房が書卓を運んでいると、程姎の侍女の菖蒲が奪おうとしてケンカになってしまいます。
その時、蕭元漪と外出していた程姎が何も知らずに屋敷に戻って来ました。程姎の他の侍女がケンカの現場を見せようとわざと蕭元漪を程姎の部屋に誘います。蕭元漪はちょうど蓮房が菖蒲を叩いたところを目撃し、菖蒲は大げさに倒れるのでした。
感想
なるほど、凌不疑は董氏が程老太太や葛氏がしてきた酷いことを暴露するだろうと予測して流刑前に程家に立ち寄らせたのですね。確かに間接的に程少商に恩を返す結果になりました。
蕭元漪が産まれた直後の程少商を程家に置いて出征したのは葛氏の企みがあったからだったのですね。程少商はそれを知らないから蕭元漪を恨んでいるということがわかりました。
程姎はとっても良い子ですが、仕えている侍女たちが怖いです(笑)侍女なのに自分からケンカを仕掛けにいくとは……。蕭元漪に誤解されるような場面を目撃されてしまい、今後、程少商の立場はどうなるのでしょうか。