7話あらすじネタバレ
程家で程老太太の生辰祝いが行われました。程始は戦友の万氏に程少商を紹介し、万氏は程少商に美しい短刀を贈ります。また招状を送っていないにもかかわらず、程少商が灯会の日に酒楼で会った袁慎も宴に来ていました。
都の名門世家である楼家の楼縭や王家の王姈はわざと聞こえるように程少商を見下した会話をしていましたが、袁慎の姿を見て急に黙ります。そして程姎まで袁慎に見とれてしまうのでした。程少商は酒楼でのことを思い出して宴の席を立ちます。
程少商が庭で1人でブランコを漕いでいると、袁慎が追ってきました。袁慎は桑舜華に伝えてほしいと言って長い賦(中国古典文学の文体の一つ)を暗唱しました。程少商は全く覚えられません。仕方なく袁慎は”懐かしい旧友へ 数言だけでも求む”とだけ伝言してほしいと言いました。
一方、凌不疑は酒楼の火事は肖世子が起こしたものだと考えていました。配下の調べによると肖世子はこの半年で急に羽振りがよくなったとのこと。
その後、程少商と程姎が裕昌郡主の生辰祝いの品を選びに出かけた時、街で偶然袁慎と会いました。程姎はトキメキますが、袁慎は程少商と折り入って話がしたいと言って路地裏に呼び出します。袁慎は程少商がまだ桑舜華に伝言を伝えてないことを確認した上で、もし伝えてくれたら見返りとして力を貸すと言いました。
その頃、凌不疑の家に淳于氏が裕昌郡主の生辰祝いの宴の招状を持ってきていました。配下は招状を受け取ってしまいますが、凌不疑は出席するつもりはないのでした。
家に帰った程少商は桑舜華に袁慎の伝言を伝えようとしますが、程止が側を離れようとしません。仕方なく程少商が”懐かしい旧友へ 数言だけでも求む”と言うと桑舜華と程止はその言葉を袁慎に伝言させた人物に心あたりがあるようでした。桑舜華は”咳は治った 案じるなかれ”と返事を書いて程少商に渡します。
兵器着服の件について捜査を続ける凌不疑は最近肖世子が何将軍の娘、何昭君と一緒にいるとの情報を得ていました。凌不疑は許尽忠と連絡のとれなくなった肖世子が兵器の新しい入手先を探すために何将軍の娘婿の座を狙っているのではないかと考えます。凌不疑は何昭君も裕昌郡主の生辰祝いに来ると確信し宴に行くことにしました。
裕昌郡主の生辰の宴で程少商と万家の娘、万萋萋は意気投合するのでした。