11話あらすじネタバレ

程止一行の馬車を楼垚が馬で追ってきます。実は楼垚は数回顔を合わせるうちに程少商の人柄に惹かれていました。楼垚は赴任地まで送りたいと申し出ますが、程少商には断られてしまいます。
楼垚は断られても馬で一行の後をついてきました。桑舜華は程止に楼垚を追い払ってあげるように頼みます。程止が楼垚と話に行った後、桑舜華は程少商に自分には嫁ぐ前に許婚がいたと明かしました。程少商はその許婚こそが先日伝言を頼んできた袁慎の師だと気づきます。
程止は赴任地への道中で旧友のところへ立ち寄る予定でしたが、その県はなぜか荒れ果てていました。程止は桑舜華たちを先に行かせ、下僕1人を連れて様子を見に行くことにします。楼垚は程止に自分が守ると約束して程少商たちに同行しました。
道中、程少商たちは賊に襲われて馬車が倒れ、桑舜華は脚を怪我してしまいます。程少商は楼垚に馬でこの辺りの郡主に救援を頼みに行くように言い、一行を連れて近くの猟師小屋に隠れました。程少商は猟師小屋にあった道具を使って仕掛けを作り、追っ手に応戦します。
仕掛けを使い果たした時、賊が程少商を狙ってきました。その時、程少商をかばった武婢の阿妙が人質にとられてしまいます。程少商は賊の進撃や撤退に秩序があったことから、賊に見せかけた兵ではないかと考えました。
程少商は凌不疑から聞いた着服された兵器は蜀に運ばれていて、蜀は巡視に来る皇帝を暗殺しようとしているのではないかという話を思い出します。そして程少商は兵を見てしまった自分たちは口封じに殺されるのではないかと考えるのでした。
感想
凌不疑は普段は無表情なのに、程少商が来るとわかりやく表情が変わるのに笑ってしまいます。万老太太は高齢なのにすべてを見とおしているところがすごいですね。
蕭元漪が表面上では程少商のことを突き放していても旅には自分の武婢を同行させる親心に感動しましたが、それが程少商に伝わっていないのが切ないです。
楼垚は気が弱くて元許婚にはいつも怒られていましたが、程少商に対しては熱心ですねー。でも多分程少商の好みではないような……。
程止不在の時にまさかの賊(兵?)に襲われてしまった程少商たちですが、この危機を切り抜けることができるのでしょうか。続きが気になります。