【SHERLOCK/シャーロック】シーズン4のネタバレ。
危険な任務に飛び立ったシャーロック。
ロンドンの街のテレビに再び登場したモリアーティの狙いとは。
シャーロックの今後や最大の敵などに注目してみてください!
【SHERLOCK/シャーロック】シーズン4あらすじ
メアリーとワトソンの未来を守る為にマグヌセンを殺したシャーロック。
(ワトソンの妻メアリーは、元々国家に属さないスパイ組織の人間。世間に彼女の正体がバレれば死刑だった。)
彼は、兄のマイクロフトによって危険な任務に就くため飛行機に乗りこみました。
その直後、国中のテレビが乗っ取られモリアーティが映し出されます。
(※モリアーティは、シャーロックと対決した時に自ら命を絶っていました。)
国中が混乱に包まれ、離陸5分も経たないうちに呼び戻されたシャーロックは、イングランド政府の依頼でモリアーティのことを知らべはじめ……。
【SHERLOCK/シャーロック】シーズン4ネタバレ
AGURA
退屈な事件を引き受けながら、シャーロックはモリアーティの痕跡を追っていました。
そんな中、メアリーがワトソンの子供を出産します。
シャーロックは、ロザムンドと名付けられた2人の子供の後継人になりました。
しかしある日、子育てで疲れ切っていたワトソンは、バスの中で知り合った女性から連絡先を渡され魔が差して連絡を取り合ってしまいます。
その一方で、シャーロックにグレッグ刑事から捜査の協力要請が入りました。
何故か、マーガレットサッチャーの像が壊される事件が続いていたのです。
犯人が何かを探していることに気づいたシャーロックは、モリアーティと犯人が繋がっていると推測。
しかし、犯人はモリアーティのことを知りませんでした。
犯人が探していたのは”AGURA”と書かれたUSB。
シャーロックは、メアリーが同じモノを持っていたことを思い出し、彼女を呼び出して問い詰めました。
真実とは
UBSを見せられたメアリーは、かつての仲間が自分を探していると気づき、シャーロックとワトソンの前から消えてしまいます。
2人の元を離れたメアリーは、スパイ時代の経験から行き先をランダムに決めてロンドンから遠ざかりました。
ところが、メアリーの言った場所には、既にシャーロックとワトソンが待ち構えていたのです。
メアリーは、スパイチームの最後の任務の時に 自分たちの情報がすでにバレていて逆に襲撃にあったことを打ち明けます。
彼女たちの情報を売ったのは、”アモ”と名乗る女性であることしかわかっていませんでした。
USBを探していた人物は、かつてのメアリーの仲間で彼女が裏切ったと思い込んで復讐しようとしていたのです。
メアリーは仲間を呼び出して誤解を解こうとしましたが、彼は地元の警官に撃たれて亡くなっていました。
命の恩人
シャーロックは、アモという名前からスモールウッド議員のことを思い浮かべましたが、賢い彼女がそんな単純なコードネームを使わないだろうと推測しました。
※アモは、ラテン語でラブという意味で、スモールウッド議員の愛称がラブだったのです。
実は、メアリーたちスパイを売ったのは、スモールウッド議員の秘書ヴィヴィアンでした。
水族館で待っていたヴィヴィアンの元へ、シャーロックとメアリーが向かい、ワトソンはロザムンドをモリーに預けてから合流することに。
しかし、ワトソンが到着する前にヴィヴィアンが発砲し、メアリーがシャーロックを庇って撃たれてしまいました。
駆けつけたワトソンがメアリーに駆け寄り、止血しようとしましたが彼女は息を引き取ってしまったのです。
【SHERLOCK/シャーロック】シーズン4結末まで
依頼人
メアリーを失ったワトソンは、シャーロックのせいではないと思いながらも彼と距離を取ることに。
シャーロックもまた、メアリーの死を悲しみながらフェイスという女性の依頼人と街の中を歩いて夜を明かします。
後日、カウンセリングに行っていたワトソンのところに、ドラッグでボロボロになったシャーロックが。
ワトソンは苛立ちながらも、結局シャーロックとシリアルキラー(連続殺人犯)を調べることにしたのです。
シリアルキラーを追い詰めたシャーロックは、わざと犯人を挑発して自分の命を危険に晒しました。
メアリーは、死ぬ前にシャーロックにメッセージを送っていたのです。
「ワトソンを救いたければ地獄に落ちろシャーロック。危険に晒されれば、彼は必ず駆けつけてあなたを助ける。」
メアリーの思惑通り、ワトソンはシリアルキラーからシャーロックを助けました。
ワトソンは、メアリーには言えなかった真実をシャーロックに打ち明けます。
※真実とは、バスで女性と出会いずっと連絡を取っていたこと
浮気してしまったワトソンでしたが、メアリーが望む男に心からなりたかったと悔いたのでした。
自分の気持ちを正直に話し涙を流すワトソンを見たシャーロックは、彼を抱きしめて慰めます。
少しだけ前に進むことができたワトソンは、再び一緒に事件に挑むことに。
失った記憶
シャーロックは、マイクロフトに「東の風が来る」と言われます。
※東の風とは、英語で”ユーラス”。シャーロックとマイクロフトの妹の名前でした。
その言葉を聞いたシャーロックは、子供の頃の記憶を思い出したのです。
マイクロフトは、自分の施設にユーラスを閉じ込めていました。
ユーラスは、兄2人よりも高い頭脳を持っていたが故にとても危険なことを平気でする子供で、施設送りになりました。
シャーロックがユーラスを覚えていなかったのは、彼女からの強烈なトラウマが原因だったのです。
シャーロックは、とても感情豊かで赤ひげという友人といつも仲良く遊んでいました。
その友達の赤ひげをユーラスに殺されてトラウマとなり、徐々に記憶から排除してしまったのです。
島の要塞でユーラスを管理していたマイクロフトでしたが、すでにユーラスは島を抜け出しロンドンに来てシャーロックとワトソンも会っていました。
本当の目的
シャーロックは、マイクロフトとワトソンと施設に向かったものの、到着早々に閉じ込められてしまいました。(※ユーラスは、施設の人間たちをマインドコントロールしていた)
3人が揃うと、ユーラスは問題を出しました。
そして最後の1問。
彼女は昔住んでいた家にシャーロックを連れて行くと、迷子の自分をみつけるよういいます。
ユーラスは、子供の頃から兄シャーロックのことが好きで遊んで欲しかったのです。
妹の気持ちに気づいたシャーロックは、隠れた彼女を見つけ出すと「お前を一緒に連れて帰る。僕がいる。もう迷子じゃない」とユーラスを抱きしめます。
しかし、政府はユーラスの頭脳を危険視し社員を一掃した施設に戻してしまったのです。
シャーロックは妹を連れて帰ることが出来ませんでした。
そんな中、シャーロックとワトソンにメアリーからDVDが届きます。
映像の中でメアリーは「私が知る最も善良で賢い2人は、探偵シャーロックと医師ワトソン。」と2人への思いを綴っていたのです。
【SHERLOCK/シャーロック】シーズン4感想
メアリーを失った2人の姿は、とても悲しそうでしたが、ワトソンとシャーロックが仲直りし、前に進んでくれてホッとしました。
それにしても、シャーロックとマイクロフトに妹がいたとは驚きです。
兄妹の中で一番賢いユーラスが求めていたのが自分だと気づいたシャーロックでしたが、気づくのが遅いと後悔している姿は何ともいえず可哀想な……。
再び、一緒に事件を解決しはじめたシャーロックたちの今後が観たいというファンも多いです。
現時点で(2020年3月現在)シーズン5の目途はたっていませんが、続編の可能性はあると言われているので今後に期待です。