『集団左遷!!』8話のネタバレあらすじと感想。
三友銀行の専務となった横山は、日本橋支店と昔から深い関わりがあることが分かりました。
日本橋支店に何かを隠しているのではないかと疑う片岡と真山。
今回は、その全容が彼らによって解明されそうです。
果たして片岡は正義を貫けるのか!?
『集団左遷!!』8話のあらすじ
片岡は、本部移動後も元蒲田支店の社員達のその後が気になり、彼らが配属された支店が廃店になっていないかチェックしていました。
会社のためとはいえ、せめて納得する辞め方を社員達にはさせて欲しいと思う片岡。
そんな中、隅田から近々上場を控えているレジーナホームズの調査をしてほしいと頼まれます。
売り上げの規模からすると融資額が大きいことを不審を思っている隅田は、レジーナホームズに不正融資があるのではないかと睨んでいました。
しかも、レジーナホームズを日本橋支店に紹介したのが横山ということから、なんらかの繋がりがあるのではと極秘で調査を始めます。
調査を進めるうちに書類とは実際には大きく違うことが次々と判明。
そして、日本橋支店と横山の関係を遂に突き止めることに成功する片岡ですが、横山は彼らの動きを素早く察知し先手を打ってくるのでした……。
『集団左遷!!』8話の見どころ
新しい日本橋支店の支店長はあの人!
日本橋支店の支店長・金村が、レジーナホームズの件で責任をかぶせられて辞職に追い込まれてしまいました。
そして、次の支店長として日本橋支店にやってきたのは、横山の側近として働いていた鮫島。
小手伸也さんの演技が独特すぎます。全く感情を表に出さない喋り方で、何を考えているのか分からない不気味さが出演時間が少ないにも関わらず、印象に残るキャラクターとなっています。
まさかの2人がグル!?
上層部と怪しい動きを見せていた横山でしたが、藤田には知られないように動いていたことから、横山と藤田は対立関係にあるのだと思っていました。
かつて日本橋支店の支店長だった藤田でしたが、大昭和銀行出身ということで横山たちとは少し距離があったようです。
上層部の中でも仲間外れにされているといった感じでしょうか。
横山と日本橋支店の関係をあやしく思っている藤田。
隅田に極秘調査を依頼します。
そして片岡や真山らの活躍により、横山含む本部上層部の不正を暴くことに成功しました。
頑張って手に入れた決定的な証拠の手帳を「明日の会議まで私が預かっておこう」と藤田が預かるわけですが、なんだか嫌な予感。
そして予感は的中。
翌日の会議で開いたファイルの中に横山の名前が消えていたのです!
藤田よ……お前もか!というガッカリな結末。
今回もまた横山に逃げられてしまいました。
罠にハマりまくる正義派の人達
片岡や真山は正義を貫くために頑張っていますが、良い人がゆえ人を信じすぎて最後の詰めが甘い所があります。
日本橋支店の融資不正疑惑が明るみになり、支店長はクビ。
横山の手下である鮫島が就任するのですが、わざと真山が見るようなところに手帳を置くという罠を仕掛けます。
そして、真山はまんまとその罠にハマってしまいました。
さらに、片岡も大切な手帳を藤田にそのまま渡してしまうという。
これは、罠というか裏切られたという感じですが、万が一の為に普通コピーしておいたり、写メして手元に残しておいたりするものでは?と思ってしまいました。
詰めが甘すぎる片岡。ブラックな人達と戦うにはもう少し警戒心を持ってやってほしいと思います。
部下は味方多し
片岡に対して、上司の中で味方と言えば隅田くらいですが、部下は真山をはじめ片岡に味方してくれる人が多い所が心強い限りです。
今どき社員の新堂は、片岡達が出向の話をしている時に「そこまでして会社にしがみつく必要があるのか?」などと、若手ならではの考えを持っています。
そんな新堂は、片岡の事を見張っておくようにと栖原から命じられます。
しかし、全容はよく分からないけどゴタゴタしている片岡を見て、片岡が欲しがっていた口座情報を栖原のパソコンから抜き出してきて渡します。
「何探ってるのか知りませんけど、面倒なんでササッと終わらせちゃってくださいよ」という新堂。
栖原から「何か動きはあったか?」と聞かれても、涼しい顔で「いえ、何も」とかわす様子から、片岡を助ける気持ちよりも、どちらかというと面倒なことに深入りしたくないというタイプなようです。
横山のドヤ顔
今回は、横山の悔しい表情が見れると思っていましたが、またまた片岡よりも一枚上手でした。
決定的な証拠を役員会で見せようと意気揚々と入ってきた片岡でしたが、パソコンに入っている証拠写真の中に、横山の名前がない!驚きを隠せない隅田と、またやられて悔しさをにじませる片岡。
横山はというと、いつものドヤ顔です。
本当に自分が助かるためなら上司だろうが同僚だろうが容赦なく蹴落とす冷酷さは凄いとしか言いようがありません。
そして、次のプランもすでに考えているという所も敵ながらアッパレ。
そのプランとは、ダイバーサーチとの資本提携するということでした。
それは、イコール三友銀行がなくなってしまうということを意味する大事件。横山の最終的な目的は一体何なのでしょうか?
『集団左遷!!』8話のまとめ
第2章も面白い展開となってきました。今回の出来事は
・元蒲田支店の社員・横溝が移動した先の町田支店が廃店となり、横溝は出向。
・レジーナホームズに不正融資が発覚。レジーナホームズを日本橋支店に紹介したのが横山だった。
・日本橋支店は、上層部のATMのような場所で裏金を管理している支店だった。
・裏金を受け取っていた上層部の名前が判明するも横山の名前は藤田によって削除。
・藤田と横山はグルだった。
・三友銀行がダイバーサーチと資本提携することになりそう(=三友銀行消滅の危機)
頭取の藤田と横山が繋がっていたのには驚きました。
悪事はエスカレートしていくのでしょうか?予告では、梅原が宿利に続いて横山から潰されそう?
いよいよ終盤間近となった『集団左遷!!』。
今後の片岡の動きに注目です!
8話の視聴率は11.9%でした。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)