【秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~】27話と28話のネタバレ。ついに反撃を開始した劉秀たちは、着実に勝ち進んでいきます。そんな中、劉陽という男に結盟を申し込みますが、条件として姪と劉秀の縁組を突きつけてきたのです。この記事では、ストーリーの詳細と感想をお届けします。
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【秀麗伝】27話のネタバレ
鄧禹が仲間に!
鄧禹は、旅の途中で買ったという簪を麗華に渡し「これからは友人として何でも力になる」と誓います。
そして劉秀には、「共に偉業を成させてくれ」と願い出て仲間に加わりました。
その後も劉秀一行は逃避行を続けますが、麗華の体調は優れず、他の者たちも空腹状態。
そこで劉秀は、王郎の使者だと偽って饒陽を訪れ もてなしを受けました。
空腹を満たした一同は饒陽を脱出して再び逃亡したものの、追手に追いつかれてしまいます。
麗華が足止めしたおかげで逃げのびた彼らは、まだ王朗に帰順していない信都へ向かうことにしました。
座視する時
「劉秀は、エセ皇帝の王朗に報奨をかけられ逆賊として追われている」
それを聞いた伯姫は、劉玄に助けを求めようとして李通に止められます。
李通いわく、劉玄は劉秀を亡き者にしようとしているのだから助けを求めてもムダだと。
居合わせた朱祐は、“劉秀が劉玄に帰順していたのは、一族が粛清されないためだった“ことにようやく気づき、劉秀の救援に向かおうとします。
それを止めた李通は、「救援に向かえば謀反とみなされる。今は座視するしかない。劉玄が遷都に専念してから動こう」と言いました。
ひっそりと流す涙
劉秀一同は信都に到着しました。
麗華が医者に診てもらうと、流産していたことが判明。
麗華は医者に口止めをし、何事もなかったかのように振るまうも、劉秀の腕に抱かれながらひっそりと涙を流しました。
その後 劉秀は、王朗の勢力に対抗するため、まだ王朗に帰順していない者たちと結託して作戦を練ります。
【秀麗伝】27話の感想
麗華の数々の体調不良は、懐妊が原因だったのかもしれません。
もしもすぐに懐妊に気づいていたとしても、あの状況では戦うしかなく、やはりどう転んでも流産していたのかも……。
ちなみに、今回の戦闘シーンは1話の冒頭に繋がります。
1話では、麗華が絶体絶命になったところでシーンが切り替わりましたが、結果的に麗華が無事だったことが分かり一安心。
一方で鄧禹は、友人としての線を引きながらも、まだ麗華に未練があることが透けて見えます。
そして、彼は病状なのかかなり弱っていますが、ちゃんと回復するのか心配です。
*
伯姫は思っていたほど李通にキツく当たっていない様子。
今回の李通を見る限りでは、ただ優しいだけでなく洞察力があり冷静で、思慮も深い人物なようです。
そんな彼に、伯姫もそのうち心を開くのではないでしょうか。
【秀麗伝】28話のネタバレ
反撃開始
募兵で兵を集めた劉秀は、王朗らへの反撃を始めることにしました。
しかし、ケガが回復していない麗華は、今回の戦には同行せずこの地に残って養生に努めます。
*
劉玄は、長安への遷都を本格的に開始しました。
長安に同行する李通は、伯姫を置いていくつもりでしたが、どうしても連れて行ってほしいと言われて聞き入れます。
伯姫は、兄の劉秀のために長安の宮中を探るつもりなのです。
救出
馮異の家族を献身的に支えている丁柔は、ついに「家族」として認められました。
そんな中、陰興と琥珀が救出にやってきます。
ところが、すぐに官兵にバレてしまったため、丁柔は自分1人がおとりになり家族や琥珀たちを逃しました。
朱鮪に捕まってしまった丁柔は、彼の長安行きに同行させられます。
縁組
劉秀と鄧禹は、二分化して軍を率いて北上しました。
まずは一勝して数万の兵を得ると、次々と落城させ、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ちすすみます。
しかし、王朗たちに完全勝利するためには、河北で大きな影響力を持つ劉揚の力添えが必要でした。
劉秀が使者を遣わせて結盟を申し込むと、劉揚は条件として劉秀と姪の縁組を突き付けてきます。
その姪は、劉秀が1話で助けた過珊彤でした。
劉秀は「麗華以外は娶る気がない」と頑なに拒否します。
しかし、配下たちは結盟がもたらす利を重く見て、娶るべきだと進言しました。
【秀麗伝】28話の感想
麗華と劉秀は、信頼し合っている理想的な夫婦です。
しかし、ここに来て劉秀に縁組の話が……。
麗華は今は嫌がっていますが、最終的には大局のために縁組を許すのではないかと思われます。
いずれにしても、今後は過珊彤が悪役ポジションになっていくかもしれません。
一方、伯姫と李通の夫婦も、以前よりは良い関係になっているように見えます。
*次回29話と30話のネタバレ感想は(こちら)から。