「サイロ」シーズン2第1話・2話ネタバレ解説と考察。毒により世界が崩壊し人類は140年以上もの間、サイロと呼ばれる144階建ての巨大な建造物での生活を余儀なくされてきました。人々はサイロを出ることは出来ても決して戻ることは出来ません。そしてそれは”死”を意味するものなのです。
「サイロ」シーズン2第1話ネタバレ
サイロ-No—
かつて、反乱が起きたサイロがありました。自由を求めるグループと襲撃隊が衝突し、結果サイロは崩壊してしまったのです。そのサイロでは、リーダーとして人々を率いたのは保安官でした。
住民全員が外に向かう階段を上り、旗を掲げながら外に出て行きます。しかし、次のシーンではボロボロになった旗と、無数の亡骸が散らばっていました。
彼らがどのように外に出たのかは途中のシーンで描かれています。旗を持ったまま倒れたであろう痕跡から、外で生きられる環境ではないのか、それともサイロで生まれ育ったため彼らに免疫がないからなのか?
ジュリエットは、その亡骸をよけながら彼らがいたサイロの入り口に向かいます。そこにも大量の骨が積み重なっており、ジュリエットはその骨のうえに落下してしまいました。
中に人の気配はなく、ジュリエットは近くに落ちていたライトをつけてサイロ内に入っていきます。バールのようなものを見つけて居住区のドアをこじ開け、再びドアを閉じました。そこで、テープがはがれ始めていることに気づき、急いでカフェテラスに向かいます。
スーツは簡単に脱げないので、必要な道具を手に取り、酸素が切れる直前のところでヘルメットの部分をバールで叩き割って酸素を取り込みました。
ジュリットはスーツを脱いでサイロ内を歩き回り、クローゼットからつなぎを見つけて着替え、使えそうなものをリュックに入れます。見つけた水筒に水を汲みサイロ内を探索。そこら中の壁や階段が崩壊してるなど、激しい戦闘の跡がありました。
階段を下りていると、下の階に明かりがついているところを見つけました。しかし、階段も通路も崩壊してるため行くことが出来ません。そこでジュリットは近くにあったロープを手すりにしばりつけ、階下におりてロープをゆすった反動で渡ることにしました。
ところが途中でロープがほどけ、階下に溜まっている水のなかに真っ逆さまに落ちてしまいます。泳げず溺れそうになりながらも浮いているもの掴まって何とか上がることが出来ました。
そこで次は、鉄の金網やはしごを繋ぎ合わせて向こう側に渡すことに。不安定で、渡ってる途中で橋は落下しましたが、ジュリエットは命綱のおかげで落ちそうになりながらも渡り切ることが出来ました。
その先は、衝突の激しさがそのままで薄暗くはあってもライトなしで歩けることが出来ました。
人の気配
奥に進んでいくと、再び通路が崩壊しており先に進めません。ジュリエットは、ドラム缶や鉄の厚い板、ベッドマットを利用して橋を架けることに成功。
今度は頑丈な橋のため落ちる心配はありません。それでも確かめながら渡り始めると、背後から音楽が聞こえてきたのです。ジュリエットは橋を渡るのをやめ、音楽が聞こえる方へと戻っていきます。
音楽は大きく丸いドアの中から聞こえていました。ジュリエットは入ろうとしましたがドアは頑丈で何をやってもビクともせず、暗証番号でロックされているため入ることも出来ません。
戻ろうとするとドアの小窓が開き、男が話しかけてきました。
「音楽が聞こえたようだね。これだけは言っておくけど、扉に触ろうとしたら…気持ちはわかる。扉の向こうに何があるのか気になるよね。でもね、今度扉を開けようとしたら君を殺すから」
そう言うと、男は小窓を乱暴に閉めたのです。