水の中へ
空気を送るポンプが完成し、ジュリットはいよいよ水の中に入ります。泳ぐことを知らないジュリエットにとって緊張が走る作業ですが、心配するソロに「ただ廊下を通って部屋に入るだけ」と気丈にふるまいます。
水の中に入ったら空気を送り続けることをソロと確認し合い、ロープに錘をつけ反対側に自分の体を結び、錘を投げ入れた直後に水の中に飛び込みます。
酸素のホースは長くないので、空気を吸って移動しました。しかし、途中で錘が動かず呼吸が出来ない状態になり、ジュリエット体からロープをほどいて、何とか水面に出ることが出来ました。
いくつものロッカーを力ずくで開けて消防服を1着見つけます。その間にもソロは空気を送り続けていましたが、やはり扉のことが気になり足を止めることも。気がかりが限界まできたとの時、ジュリエットが戻ってきました。
ソロはジュリエットを引き上げず、そのまま扉の方に戻ってしまいました。ジュリエットもソロの後をおい、鍵が閉まってることを確認し「安心した？」と聞きます。ところが、ソロが中に戻ろうと暗証番号を押しましたがエラーになってしまいます。
もう一度押してもエラー。3度間違えれば鍵はロックされ戻ることが出来なくなると焦り、興奮して「僕を締め出そうと何かしたんだろ！」と疑います。
そして3回目。安相番号はヒットし、ソロはジュリエットに怒りをぶつけながら中に戻って行きました。ジュリエットは扉の前に座り、外に出た時とその後の自分の恐怖を語りましたが、ソロからは何の反応もありません。
サーカスや鼻の長い動物のことを聞かせてといっても無反応でした。諦めたジュリエットが立ち去ろうとした時、ドアが開いて、ソロは体半分だけを出すと”ゾウ”や”大きな猫（虎）について話したのです。