考察と感想
今回、機械部がサイロの運命を握っているともいえることが分かりました。機械部が狙われる理由は「発電機を握っている」からで、発電機が止まれば住民たちはサイロで生きていくことが出来ません。それほど重要なものだからこそ、反乱要因を避けた方がいいのになぜ秩序の本には、機械部を悪者にしてサイロを団結させろと記されているのか?
かつて機械部が反乱を起こしたからなのか?でも、壁にはすべて機械部のせいにされると書かれているので、初めから機械部に責任を押しつけていたのでしょうね。農場の不作ともありましたが、これは機械部が電気を止めたことにより光の供給が出来なくなったためかも?
機械部は権力はなくとも生かすも殺すも機械部次第みたいな感じだとすれば、機械部は逆に恐れられる存在なはずなのですが、秩序を保つためある一定以上の力を持たせないようにしているのではないかと考えています。
過去ずっと機械部が一定以上の力を持ってしまったため、すべて機械部のせいにして弱体化させていた。そして、いまの機械部も力をつけたため調節され始めているのかもしれませんね。
そして今回出てきたサルバドール・クインという人物。この名前はシーズン1にも出てきたのですが、彼は140年前のIT部長で指導的権力者でです。メドウズは暗号化されたサルバドール・クインの手紙を解読したようですが、その内容については話しませんでした。
これについて、もしかしたら手紙は外の世界とサイロの目的についての真実を明らかにした内容が書かれているのかもしれません。住民たちは、外の世界は有毒でサイロは人類を守るためのものだと信じてきました。
しかし、その手紙を解読したメドウズは、サイロが作られた理由は住民が信じていることと全く異なるものであり、サイロを作った者たちが外の世界を崩壊した原因を作ったことを知ったのかもしれません。
前回、サイロは実験施設ではないか?と考察しましたが、「サイロが作られた理由は異なるもの」だとしたら、本当に巨大な実験施設なのかも・・・と思ってしまいます。
メドウズが「外に行きたい」といった理由は、手紙に書かれていることが真実かどうかをを確かめる目的があったと思います。また、3話でソロが言った「砂ぼこりが吹き始め一瞬だけ毒が消えたけどまた押し寄せて来て」というのも大きな鍵になっているはずです。
【サイロ】シーズン1あらすじと解説。有毒物質蔓延により荒廃した世界 謎の巨大サイロに隠された真実とは!?