サイロ18号
秘密の暗号
ルーカスはバーナードに「僕たちは選ばれし者だと思っていたが実は他にもいた。創設者はサイロを50も造っていた。」と話すとバーナードは「実際は51だ」と言います。
理由はバーナードも知りません。ルーカスはジュリエットは別のサイロにいるのかと尋ねると、映像が途中で切れたためわからないとのことでした。
実はIT部長と見習いは、ほかのサイロのことを知っているという返答にルーカスは言葉を失いながらも、クインの本の解読を進め「サイロの一番下に行きトンネルを探せ」という指示を探し出します。
バーナードに伝えようとアムンセンに居場所を尋ねますが「夜まで邪魔をするなと言われている」とのことで、ルーカスは仕方なく、ひとりで地下に向かうことに。
本のページと協力者
保安官の妻キャスリーンは、保安官が持っていた本の切れ端に興味を持っていました。自分たちの世界がこんなに美しいのになぜ隠す必要があるのかと疑問を感じていたのです。
そんな中、キャスリーンはケネディの傷の手当てをしているとき「保安官が持ってる本のページは彼らの秘密に比べたら序の口だ。ニコルズが捕まった時コンピューターを見てたら俺の言ってることがわかるだろう」と言われます。
ただでさえ外に興味を持ち始めたキャスリーンにとって、ケネディの告白は外への興味が一層膨らんだようでした。さらにケネディは「ホルストンの奥さんが外に出たとき、彼女の言ったことを覚えてるか?」と聞きます。
「スクリーンは偽り」
ケネディの「君が見たページは過去の世界ではないのかも。もしかしたら現在もそうなのかも」とという言葉にキャスリーンの心は大きく揺さぶられたのです。
一方で、保安官はカフェテラスで「ホルストンの死後、自分に保安官の話が来た。リーダーシップを見込まれたかと思ったけどそうではなかった。彼らが求めたのはおとなしく従う者疑問を呈さない者だ」と機械部のみんなに話していました。
「ただ自分には疑問があるし答えがわかるまで闘い続けるつもりでいる」と公言します。彼はジュリエットが自分の視野を広げてくれたと感謝をいい、機械部に協力する旨を伝えたのです。
まずは密告者を探し出すのが先。そこでノックスは、自分たちを逃がしたカミーユ・シムズを仲間に引き入れることにしました。
ノックスがウォーカーを訪ね「朝食の時に話し合った。マクレーンを助ける方法がある」と伝えている様子をバーナードがカメラを通して見ていました。
保安官が味方になり、サイロを掌握して最初に行うのがマクレーンの解放で計画はあるから安心するよう伝えると、ウォーカーはホッとした顔で体の力が抜けていくのがわかりました。
ノックスが部屋を出ていくと、バーナードからすぐに「話そう」というメッセージが届きます。バーナードはノックスの計画の内容を聞き出そうとしますが、ウォーカーはここに軟禁されてたらわからないと反論。
するとバーナードから「カメラで全部見てる。元妻と会いたければ部屋は出るな」と警告されたのです。
裏切り者
ノックスたちは、裏切り者が誰か掴めずにいました。話し合っている中で、別の人間が保安官を呼びにやってきます。「バリケードでお待ちです」
バリケードで待っていたのはシムズ。保安官は「遺物がある」と彼を呼び出したようです。そして、バリケード越しのメッセージという副保安官の言葉でノックスは裏切り者が誰だか気づいたようでした。
保安官と対面したシムズは、「俺を呼んだのは俺しか信用できないからか?ありえないよな?」というと、保安官は「会いたいのは奥さんだ。でもこの遺物で釣れるのはあなただけ」と答えます。
さらに、カミーユが逃亡者2人を逃がしたことで、サイロの安全を最優先に考えている人もいると気づいたと話しました。
そして、「あなたを信じるしかない」といいながらページを渡すと、シムズは少し考えて「何をすればいい」と答えました。
一方で、ノックスは再びウォーカーの元を訪ね「報告だが、裏切り者がわかった」と話します。これにウォーカーは「バレた」という表情で視線をそらし、カメラ越しに見ていたバーナードも驚きを隠せない様子。
ノックスが「裏切り者はテディの母親だ」と伝えると、2人はホッとしていました。どうやらノックスは、テディの母親が資材部に侵入する前にバリケードにいるのを見たよう。
現時点で、母親を問い詰めたわけではありませんが、テディが殺されるのを恐れていたと推測したようです。たとえそうだとしたら、ノックスは彼女は息子を守りたかっただけで罪に問うつもりはないと伝えました。
しかし、窮地に陥ったため作戦変更で「資材部の火薬の残りを使う」と話したのです。