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サイロ(Apple TV+)シーズン2第9話あらすじネタバレ解説と考察-ソロの正体が判明!トンネルで知るサイロの秘密

サイロ ディストピア
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サイロ17号

別の家族

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イーターは、暗証番号の割り出しに協力することにしました。彼女はジュリエットが外に出ると知り、自分も外に出たいというのです。ただスーツは1着しかありません。それを聞いたイーターは、何かを考えたように見えました。

暗証番号を試せるのは1日3回まで。それ以上間違えるとロックがかかり、二度と中に入ることはできなくなってしまうのです。

ジュリエットは暗証番号を割り出すため、居住区で”ラッセル”が”IT部長”と書かれているものを探すことにしました。ただ番号を控えていることはないはずで、ほかに打つ手がないためイーターと2人手探りで探します。

イーターはジュリエットに「向こうの部屋で死んでる人を見た?」と聞きます。ジュリエットが「ええ」と答えるとイーターは、死体は再婚したリックの母親とオードリーの父親だと言ったのです。

イーターの母親が病気で亡くなる前に、イーターを育ててほしいと2人に頼みましたが食料がなくなり、秘密の部屋に入ろうとしたけど”子供のために死んだ”とのこと。

オードリーとリックは、両親が死んだのはイーターのせいだと責めたようです。イーターの名前は本名ではなく、”食べる子でイーター”と呼ばれているそう。

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話し終えたところでイーターが、ラッセル・コンロイ届策部屋番号11と書かれた郵便物を見つけます。ただ住所が違うようでヒントになるかはわかりませんでした。

イーターは探しながらオードリーとリックの親が、様々な番号を組み合わせながら書き、暗号を解読していたと話しました。

するとジュリエットは、教室の黒板に数字が書かれていたことを思い出します。それは彼らが試した番号のリストだったのです。

解読しなければ殺されることはなかったと、ジュリエットは、彼らが解読したと判断。さらに、自分が消した一部に正解が書かれていたことに気づきました。

それでも答えを導き出すことは可能だと早速取り掛かって6つまで絞り込んで秘密の部屋に向かいます。しかし、暗号を試せるのは1日3回まで。2回失敗し、試せるのはあと1回。

そこで失敗したら次は24時間後になるため、ソロが殺されてしまいます。どうしたらいいか、ジュリエットは悩みまっす。

ソロの正体

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イーターはソロはなぜソロと呼ばれているのかと尋ねます。するとジュリエットはイーターに反乱がおきた時期を聞き、さらに数日前のソロの言動を思い出し「反乱当時、ソロは12歳くらいだった」と判断したのです。

2人は先ほどの教室に向かいソロの本当の名前を探し出しました。ロッカーに貼ってあった名前は「ジミー・コンロイ」コンロイはラッセルの苗字でした。

ジュリエットはイーターと彼女たちの”住まい”に向かい、リックにソロと話をさせてほしいと頼みます。「あなたたちの親は暗証番号を解読したのよね。6つに絞ったけど試せるのは1日3回。すでに2回試したから彼に確認したい」と伝えました。

リックは拒みジュリエットと言い合いになりましたが、イーターがリックの母親のブレスレットを渡すとしぶしぶ受け入れてくれたのです。

ジュリエットはソロに暗証番号を教えるよう説得しますが、ソロは「殺されたほうがましだ。ラッセルは僕をIT見習いにした。守れるのは僕だけだ」と教えようとしません。

頑なに拒むソロにジュリエットが「彼の見習いじゃなかった。息子だったのよね」と伝えると、ソロは驚いた顔をして黙り込んでしまったのです。

そこにオードリーがやってきて矢を向けますが、ニックが「彼の言葉が聞きたい。矢を下ろせ」と言い、オードリーは弓を下ろします。

ソロは、彼らの親の死について語りました。彼らの親は暗証番号を解読し秘密の部屋に入ってきたのですが、ソロがドアの外に置き忘れた銃を使い、寝ているソロを撃ったとのこと。

怖くなったソロは食品庫の内側のハンドルを壊して2人を閉じ込めたのです。ドアは密閉され、彼らはそのまま中で窒息死してしまったようでした。

ソロが直接手を下したわけではなかったのです。ソロの左わき腹には、撃たれた時の傷跡が残っていました。ジュリエットは話を続けます。

名前はジミー・コンロイ、当時12歳……

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そう話しているさなか、しびれを切らせたオードリーが再び矢を向けてきました。ジュリエットは「待って!いいから聞いて!反乱が起きたとき彼は12歳だった。すべての責任を負うには幼すぎた!」

その言葉にオードリーは黙り込んでしまいます。

ソロは言います。

「ジミーは意気地なしだった。扉の後ろに隠れてた。保安官が彼の父親(ソロの父)に銃を向けてたのに。扉を開ければ死なずに済んだのに」

ソロが扉を開けなかったため、保安官はソロの前で彼の父の頭を撃ったのです。ソロは、父を失望させたと悲しんでいましたが、ジュリエットは「扉を開けるな、中に入れるな」という指示を守ったソロを誉めました。

ラッセルがなぜそんな指示を出したのかがわかったからです。ソロはサイロを救うためと思っていましたが、実は父として息子を守るためでした。ラッセルは息子に生きてほしかったのです。

それは、オードリーやニックの親が思っていた気持ちと同じで、オードリーとニックが娘を守っていることも同じでした。

次のページでは重要な結末が…