【楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~】14話・15話・16話のあらすじとネタバレ感想。皇太后の許しがでたことにより、燕洵は燕北に帰郷することになりました。ところが、人質の燕洵を手放したくない皇帝は渋り……!?
14話のあらすじネタバレ
淳公主は燕洵に、来月に行われる霓着の儀式の準備を手伝ってほしいとねだります。
しかし、皇太后の意向により10日後に帰郷することになった燕洵は断りました。
その頃。宮中では魏貴妃が、燕洵を迎えに来た彼の母 白笙をもてなしていました。
そこへ、皇帝がやってきて燕洵の帰郷を渋ります。
白笙は代わりに自分が人質になると申し出ましたが、皇帝は霓着の儀式を口実に燕洵母子を魏に引き止めました。
その後、母の白笙と顔を合わせた燕洵は、燕北に連れ帰りたい人がいると打ち明けます。
その会話をこっそり聞いていた淳公主は、自分のことだと勘違いし喜びの涙を流しました。
宇文懐主催による門閥の子息を集めた宴が開かれました。
宴が始まると、楽師に紛れ込んでいた間諜(梁の公主)は会場を抜け出し、秘密通路の地図を片手に青山院へ。
星児は彼女を追ううちに「謀紙天眼」の本拠地に足を踏み入れました。
そこに宇文玥が現れ、この場所を知ったからには青山院の間諜になるか、死ぬかの2択しかないと突きつけます。
星児は迷わず間諜になることを選択しました。
14話の感想
燕洵の想い人が自分だと勘違いする淳公主がポジティブすぎて驚きました。
傍から見ていると、燕洵は公主の好意に困っているようにしか見えませんが、公主本人は気づいていないようです。
相思相愛だと思い込んでしまった分、勘違いだと分かった時に傷ついてしまいそう……。そうなった時、公主が闇堕ちしないかと心配になります。
そう言えば、宇文懐➔公主のラブラインは結局どうなったのでしょう。
今回、宇文懐が公主に贈り物をするも、気持ち良いぐらいにキッパリ拒まれていたのがクスッときました。
でもきっと宇文懐は、そんな公主の率直なところを気に入っているのでしょう。
15話のあらすじネタバレ
宴の最中に梁の間諜が秘密通路に侵入したことについて、宇文灼と宇文玥は裏で糸を引くのが宇文席だと見当をつけます。(主催者が宇文懐だったから)
宇文玥は配下に秘密通路を作り直すよう指示。
さらに、徹底的な捜索をした結果、魏に潜入していた梁の間諜の7割を捕らえました。
その知らせを受けた間諜の蕭玉(梁の公主)は配下から逃げるように言われますが、自分が逃げれば完全敗北したことになるからと、このまま魏に残る決意をします。
蕭玉は宇文玥の弱点が星児だと考え、配下に星児の情報を探らせることに。
一方、星児のもとに燕洵がやってきて「一緒に燕北に帰れば奴婢の身分ではなくなる」と誘いますが……。
15話の感想
おそらく、宇文懐は物心がついた時から宇文席に「妾の子」だとか「役立たず」と罵られ続けてきたのでしょう。
言葉の暴力をあれだけ日常的に浴びせられていては、彼の心が歪んでしまうのも仕方ない気がしますし、誰からも見下されないだけの権力を得たいと思うのも無理はありません。
もちろん、宇文懐のしてきた悪事は許せることではありませんが、彼の生い立ちには同情する部分もあります。
ストーリーとしては、いよいよ星児が間諜としての活動を開始しそうですし、梁の間諜も絡んで面白くなってきました!
16話のあらすじネタバレ
皇帝は燕洵母子を人質として魏に留めておくつもりでしたが、魏貴妃の進言により白笙だけを帰郷させることにしました。
青山院。
宇文灼は宇文玥に「星児に梁の間諜を探らせろ」と命じます。
宇文玥は、星児の経験不足を懸念しつつも任務に就かせます。
蕭玉は配下から「燕洵の父親が、凄腕の仲羽を魏に送り込んだ」と知らされます。
そしてどうやら、仲羽は、武器や情報を売っている左宝倉という男を探しているとのこと。
蕭玉はその状況を利用して星児を左宝倉の店におびきだすことに成功し、戦いを仕掛けます。
宇文玥が助けに現れると、蕭玉は計画どおりに宇文玥と星児を地下に閉じ込めました。
ちょうど地下に避難していた店主の左宝倉は、「他に出口はない。だが 半年間生きられるだけの食料はある」と話します。
16話の感想
新たに登場した左宝倉という男は、このドラマでは珍しく面白キャラな予感。
女好きでお金も大好き、それでいて物事を達観していてどこか飄々としている感じが ただ者ではありません。
地下での3人の密室生活はとても面白いものになりそうです!
左宝倉が2人の剣を「夫婦剣」だと暴露した時、宇文玥の目が泳いでいたのは笑いました。
宇文玥は普段は堅物ですが、こういうちょっとした隙が見えると愛着が湧いてきます。
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