【楚喬伝（そきょうでん）～いばらに咲く花～】31話・32話・33話のあらすじとネタバレ感想。皇帝は、柔然のザマ群主を迎えるにあたり狩りを開催しました。そこで星児と再会した宇文玥は「法を犯すな」と忠告しましたが、彼女はそっけなく……。
31話のあらすじネタバレ
凱旋した7皇子の襄王と宇文玥を召集した皇帝は、2人の戦功を褒め称えます。
燕洵も呼び寄せられ、皇帝は燕洵の禁足を解くのと同時に 玉佩を下賜しました。
そして、数日後に柔然のザマ群主を迎えるにあたり 狩りを計画している皇帝は、護衛役を宇文玥に任せます。
退出後、燕洵と2人きりになった宇文玥は過去の弁明をしようとするも、燕洵は何の説明も聞こうとしませんでした。
星児を林に連れ出した元嵩は、嬉しそうに話を切り出します。
「もうすぐ裕王府が建ち、王妃を迎える。裕王府が完成したら屋敷に来てほしい」
しかし星児は取り合わず、元嵩を残して1人で林のほうへ。
すると、 狩りをしていたらしいザマ群主とその弟に出くわします。
彼女たちは人間を射る方が楽しいかもしれないと思い、星児を追いかけることにしました。
ザマ群主は燕洵のテントにまで乗り込んできて「その奴婢（星児）を渡せ」と要求。
燕洵はどうにか追い返したものの、自分がいない間に何をされるか分からないからと、夜の宴会に星児を同伴させることにしました。
31話の感想
皇帝は自分の息子（襄王）すら警戒するなんて、一体どれだけ猜疑心が強いのでしょう。
襄王は実直で善人でもありますが、国のためには燕洵を亡き者にしたいと考えているようです。
多くの人間が燕洵の命を狙うなか、変わらずに守ろうとしている宇文玥。
しかし、宇文玥はいまだに燕洵や星児に誤解されたままで少しもどかしい展開です。
32話のあらすじネタバレ
狩りの夜宴で星児と再会した宇文玥は「法を犯すな」と忠告しましたが、彼女は適当に言葉を返します。
そんな中、ザマ郡主が星児との腕比べを申し込みました。
いとも簡単に勝利し皇帝から賞賛された星児は「楚喬」と名乗ります。
すると、星児に恨みを抱いている趙西風が皇帝に訴えました。
「この奴婢は奴隷解放証もなく主を変えました。法に従い斬首にするべきです」
そこへ、宇文玥が割って入り、奴隷解放証は用意していたが渡していないだけだと星児をかばいます。
それを聞いた皇帝は星児に、青山院に戻り奴隷解放証を取りに行くよう命じました。
翌日の狩りでは、趙西風が燕洵の暗殺を図ります。
しかし、逆に燕洵が趙西風を殺害。
燕洵は趙西風殺しの罪を魏舒游に着せるため、いくつかの証拠を仕込んでおきました。
魏舒游は当然 犯行を否定するも、次々に証拠が出てきて追いつめられます。
魏舒游の父である魏光は一族を守るため、皇帝の前で自らの手で魏舒游を殺し事態を収拾しました。
32話の感想
ようやく星児と宇文玥が再会しましたが、2人のわだかまりが解けるのはまだまだ先になりそうです。
一方、執拗に燕洵の命を狙っていた魏舒游と趙西風が退場。
やられたら完膚なきまでにやり返す、黒化した燕洵にゾクゾクしてしまいました。
先に手を出してきたのは趙西風たちとは言え、燕洵がここまでやり返すとは。
趙西風が死に直面したシリアスな映像の後ろで、馬が草を貪り食っていたのが可愛くて少し笑ってしまいました。
そして印象的だったのは、魏光が自らの手で息子の魏舒游を刺し殺したシーン。
いくら一族を守るためとはいえ、迷いなく殺すなんて何とも言えない気持ちになりました。
33話のあらすじネタバレ
息子を亡くした魏光はいつか燕洵に報復すると決意し、魏家の未来を魏舒燁に託しました。
一方、皇帝からの呼び出しで宮中に赴いた星児は宇文懐と出くわし、帯刀を理由に捕らわれそうになります。
すると、宇文玥が星児を助け、「奴婢として1日だけ自分に仕えれば奴婢解放証を書く」と条件を出しました。
承諾した星児は再び青山院へ……。
何事もなく1日が終わり奴婢解放証を受け取った星児は、月七からあの日の真実を聞かされます。
“宇文玥は針で星児を仮死状態にしただけで、殺そうとはしていない”と。
鶯歌苑に戻った星児はその夜、宇文玥に仮死状態にされた日のことを回想し、なかなか眠りにつけませんでした。
皇陵が盗掘にあったとして、総監督の魏光が皇帝からお咎めを受けました。
皇帝は盗掘の調査を宇文玥に命じ、盗まれたものの中でも「白玉鼎」は国にとって非常に重要な品だから回収しなければならないと言いました。
一方で、燕洵の身を案じる淳公主は、自分と結婚すれば彼の身を守れるはずだと思いつきます。
33話の感想
せっかく星児が戻ってきたのだから誤解を解けばいいのに、いっさいそんな素振りを見せない宇文玥が不器用すぎますね。
このままでは、星児は本当に燕洵と結ばれてしまうのでは？
ただ燕洵はあくまでも男性主人公2なので、通常であればヒロインの星児とは結ばれないはず。
もしかすると、燕洵は淳公主と結婚するハメになり星児と引き離されるのかも!?
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