【双花伝~運命を分かつ姉妹~】14話・15話・16話のあらすじ。花木槿は原非白の足を直すために薬草を採取しました。その薬草を飲んだ非白はその日のうちに効果を感じ、10年ぶりに立つことができたのです。この記事ではネタバレ感想をお届けします。
14話のあらすじネタバレ
原非白は子どもの頃に毒矢を射られたせいで歩けなくなった。それを知った花木槿は、毒を抜くために必要な“金天麻”を採りにいくことに。生えている場所は危険な崖だったが、どうにか採取することができた。
非白に金天麻を届けにいくと、自分をめぐって原非珏と争っていた。花木槿に気づいた原非珏は「君が好きなんだ!」と連れて行こうとするが、非白がそうはさせない。非珏はしばらくダダをこねていたが、側近の果爾仁に抱きかかえられて強制送還される。
花木槿が外へ出ると、宋明磊が待っていた。 宋明磊はもうすぐ花木槿の誕生日だからと、手製のかんざしをプレゼントし“兄妹”以上の感情があることを匂わせる。それを物陰から見ていた姚碧瑩は悲しんだ。
その夜。非白は入浴中に金天麻の効果を感じ、全裸のまま立ち上がった。 衣を着ようとすると、突然 花木槿が入ってきて裸を見られてしまう。
謝梅香の命日となり、足が治った非白は花木槿を連れて弔問に出かけた。ところが、 道中で明家の残党に襲われ2人は崖から転落してしまう。崖下でも命を狙われたが、間一髪のところで原家の兵が到着する。
負傷した花木槿が目を覚ますと、目の前に非白がいた。非白は「君のおかげで足が早く回復した」と改めてお礼を言う。
その後、花錦繍は何度も嘆願した甲斐があり原青江の宮に配属されることとなった。
14話の感想
主人公CPの花木槿と原非白は、順調に距離を縮めています。非白はこれまで物憂げな表情が多かったけれど、花木槿の前だと表情がすこし違い、なぜだかとても魅力的に見えました。もしかすると非白役のユー・シャオトンは、恋愛パートのほうが得意なのかも?と思ったほど。
厄介なのは、花錦繍が非白のことを“木の下で会った殿方”だと思い込んでいること。この勘違いによって、恋愛模様が泥沼化していきそうな予感です。
でもひとまずは、花錦繍が柳言生から離れられて良かった!原青江なら優しくしてくれそうだけど、彼は彼で花錦繍を謝梅香と重ねているようですね。
また意外だったのは、どうやら宋明磊は花木槿が好きらしいということ。花木槿モテすぎ問題。なんなら于飛燕も花木槿が好きなんじゃないか?とすら思えてきます。
登場人物の心情が少しずつ分かってきて、ますます面白くなってきました!
15話のあらすじネタバレ
花木槿は詩会に参加する非白に香り袋をプレゼントする。詩会では 非白が見事に首位を取り、香り袋のお礼に灯籠を持ち帰ってきた。灯籠には、花木槿を想った詩が綴られている。
非白の心も10年前に花木槿に灯され、今まで決して消えることはなかった。詩を読んだ花木槿は嬉しそうにし、2人は距離を縮める。
一方の柳言生は、花錦繍に毒ヘビを仕向ける。しかし、非白(のフリをした司馬遽)が花錦繍を守った。毒ヘビに噛まれた司馬遽は意識が朦朧としながらも、用意していた腕輪を花錦繍の手首にはめた。
翌日。非白の側近である韓修竹は、花錦繍に「原青江に仕える(妾になる)ことが非白さまの前途のためになる」と説得する。
(花錦繍は司馬遽のことを非白だと思い込んでいる)
その夜、花錦繍が韓修竹の言葉を思い出していると、原青江にお茶の用意を頼まれる。昼か夜どちらの護衛が良いかと聞かれ、花錦繍は夜だと答えた。
「なぜだ」
「夜も原青江さまをお世話する人間が必要です」
「世話できるか」
花錦繍はそれには答えず、茶を差し出した。原青江は彼女の手に触れようとするが よけられたため「急いではいない」と言う。
翌朝には、花錦繍が妾になったという噂が広まっていた。この状況になってはじめて花木槿は、花錦繍が柳言生に辱められていたことを知る。気づいてあげられなかった自分を責め、決して柳言生を許さないと誓った。
七夕の夜、柳言生を暗殺しようとした花木槿は失敗して見失う。後を追いかけているうちに、お面をつけた紫色の瞳をした人物を見つける。花錦繍だと勘違いした花木槿は、手を引いて一方的に話しかけるが別人(南国の世子 段月容)だった。
一方で斉放は、親の仇である竇英華を殺しにいく。すると、竇英華は かつて斉放の村を襲ったのは原青江の策略だと罪をなすりつける。
15話の感想
面白くなって参りました!まずストーリーは、不必要な描写はバッサリ短縮するスタイルのようで、詩会に出かけた非白が10秒後には帰ってきているというスピーディーさに笑ってしまいました。
“小五義”のなかで目が離せないのは やはり花錦繍です。彼女はたとえ原青江の妾になったとしても、心では司馬遽を想い続けるでしょうから、原青江も切ない立場にあります。
これまでは、原青江は何を考えているのか分からないおじ様という印象だったのが、急に大人の色気を出してきたので ついトキメいてしまいました。
彼には大人の余裕が感じられますし、気持ちの探り方もうまかった!まず初めに「昼と夜、どちらの護衛がいいか」と聞いたのも、花錦繍の気持ちを探るための質問でしょうね。どこまで“押せる”余地があるかを探る駆け引き。ここで「夜」だと答えたから、次は彼女を見つめた。
結局 手に触れようとして拒まれてしまいましたが。これ以上は押せないと判断するや「急いでいない」と引き下がるのも良かったです。
16話のあらすじネタバレ
原家に侵入した斉放は花木槿と10年ぶりの再会をはたしたものの、多くの兵が駆けつけたため逃げた。
夜。妾になった花錦繍は原青江の着替えをお世話する。
原青江は彼女が震えていることに気づき「無理強いはしない。衣食を心配せず自由に生きるとよい」と言葉をかけた。
その頃。司馬遽は花錦繍が父の妾になったことを悲しんでいた。けれど、父が決して無理強いしないことも分かっていた。つまり、妾になったのは花錦繍自身が望んだことなのだ。
そんな司馬遽の思いを聞いた非白は、司馬遽のために花錦繍を説得しようと思った。
昼。非白は月桂園の奥まった場所で花錦繍を見つけ、兄の代わりに「無理に妾にならなくても良い」と伝える。
2人のその会話を、たまたま聞いてしまった花木槿は恋仲だと思い込みショックを受ける。
同じころ、柳言生はわざと原青江を月桂園に連れてきていた。花錦繍と非白に密通の罪を着せるためだ。
原青江たちの気配に気づいた非白は、1人で奥から出てきた。少しすると花木槿も出てくる。
2人は花錦繍を守るために自分たちが恋仲だと偽った。すると、原青江は「花木槿を非白の側室する」と決定した。
原青江は、花木槿が絶対に非白を裏切らないよう毒を飲ませることにする。その毒は、不貞を働いたときだけ作用するものだ。
花木槿は毒を飲む条件として、竇英華と柳言生の命が欲しいと頼んだ。
16話の感想
斉放は原家の護衛数人を相手に互角に戦うとは、相当な強さですね。ただ確かに問題児でもあるので、彼には注意が必要かもしれません。
非白は普段は物静かですが、花木槿には割とグイグイいくギャップが◎。たまに見せる可愛い表情からも目が離せません。
けれど ややこしいことに、花木槿は非白の想い人が花錦繍だと誤解しています。そんな状態で側室になってしまいましたが、誤解はすぐに解けるのか!?
花木槿が生生不離の毒を飲まされたのは、おそらく原家のしきたりですかね。そんな家に嫁ぐの嫌すぎるw いずれ非白が当主になったら、この しきたりは廃止してほしいな~🙏
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