【双花伝~運命を分かつ姉妹~】34話・35話・36話のあらすじ。地下牢を出て出陣した非白は、兵糧が届かず困っていました。すると、見知らぬ商人が非白を支援したいといいます。実は、商人が支援した資金や秘密兵器の設計図は、花木槿の手回しによるものでした。この記事ではネタバレ感想をお届けします。
34話のあらすじネタバレ
非白は陛下から賜った縁談を破棄するために、花木槿への愛を綴った「花西詩集」を出版した。
この行為に皇室は激怒し、「原非白は何たる態度か。皇室のメンツが立たない」と原青江を叱責する。
原青江は皇室の怒りをおさめるため、のちにこの縁談を非清に回した。
原府。
東庭(竇家)との戦いにおいて、誰が東営の軍を統率するかを話しあう。
それぞれが意見を出す中、原青江に意見を求められた宋明磊は、自分を試すための問いだと気づき あえて東営の肩を持った。
原青江の前に現れた二聖の金谷真人は「準備は整った。乱世がついに終結する。地下牢にも春が~~」などと意味深な言葉を残して去っていった。
地下牢にいる非白のことか?と気づいた原青江は、非白を釈放し「罪を償うために、東営軍を統率して東庭との戦いに勝て」と命じた。
現在 花木槿は、南国の豫王(段月容の父親)のもとでお世話になっている。と言っても、普段は行商に出ているためほとんど南国にはいない。
3年前、花木槿は原府襲撃において「段月容は無実」だと証明した。それにより胡勇は斬首となり、豫王は釈放された。
女性不信の非清は初夜で泥酔し、娶った淑儀を放置して宋明磊のもとへ行ってしまった。
部屋に取り残された淑儀は、昔から非清が好きだったのに……と傷心する。
非白は出陣したものの兵糧が届かずに困っていた。そこへ、非白と手を組みたい2皇子が援助をしにくる。さらに、見知らぬ商人も支援した。
実は、商人が支援した資金や秘密兵器の設計図は、花木槿の手回しによるものだった。
一方、設計図を眺めていた非白は花木槿が書いたものかもしれないと直感し、部下の青媚に設計者を調べるよう命じる。
34話の感想
花錦繍の息子である非流は、あんなに幼いのに先祖の詩を暗唱して凄いけれど、あまり子供らしさは感じられませんでした。
逆に、非雲の詩は子供らしくて微笑ましかったけど、当主の資質はなさそうです。
赤子だった夕顔も成長し、可愛い女の子になりました。
花木槿を「お父さん」と呼んでいて面白かったです。
たとえ花木槿が女性の姿をしていても、夕顔にとっては父親なのですね🤗
相変わらず金谷真人のお言葉は意味深すぎて理解しきれないのですが……。
おそらく、真の皇帝は非白だと言いたかったのかな?
そして原青江は、自分が皇帝になって乱世を治めるつもりだったけど、それを成すのは非白だと気づいた感じでしょうか。自分は、非白が王になる道を整備していたに過ぎなかったと。
心血を注いだ自分の一生が、他人の道を整えるためのものだったなんて なかなかやり切れませんね。でも最愛の非白のためなら、原青江も本望なのでは?
35話のあらすじネタバレ
南国の皇帝は、豫王(段月容の父親)府の財産を差し出せと勅令を出した。段月容は、また父親と自分を迫害するつもりかと激怒する。
そこで花木槿は、民の声を利用し南国の困窮を皇帝に知らしめる策を段月容に授ける。その策により、いかに民が苦しんでいるかを思い知った皇帝は、豫王に譲位した。
皇帝となった豫王は、花木槿に「江州との商いを切り開くことができれば、儲けの取り分を3割から5割に増やしても良い」と提示した。花木槿はそれを承知する。
花木槿は商団を率いてさっそく江州へ向かった。道中で悠悠という女性(=青媚)と遭遇し、一緒に連れていくことにする。
さらに斉放とも再会し、一行は江州へと向かった。
江州に到着すると、喬三という講談師が“張之厳“について話していた。張之厳は江州を治めている男で、商人から守護神と崇められているらしい。
その頃、原非珏や姚碧瑩も江州に来ていた。
35話の感想
南国の皇帝はあんなに強烈な批判の言葉を浴びたのは初めてだったのか、かなりの動揺ぶりでした。
こんなにすぐ改心できる王はドラマ上ではなかなか存在しませんが、この皇帝はちゃんと自分の非を認めて弟に譲位しました。もともと民を思う気持ちを持っている人だったから、目を覚ませたのでしょう。
一方の花木槿は、意外な場所で斉放と再会。斉放たちが堂々と「木槿」と呼ぶものだから、正体がバレやしないかとヒヤヒヤしました。
癖のありそうな新キャラ(張之厳)が登場したので今後の楽しみが増えました。
36話のあらすじネタバレ
*一部、シーンが前後しています。
連夫人は毒の入った薬を非流(花錦繍の息子)に飲ませようとする。
しかし、花錦繍は言葉うまみに断った。実は何者かから「連夫人からのものは口にするな」と密告されていたのだ。
連夫人は諦めず、今度は毒入りの菓子を非流に与えようとする。すると、連夫人の息子・非雲がその菓子を口に入れてしまった。
非雲は死亡し、毒を入れたと自白した連夫人の侍女は死刑になる。子を失い精神を病んだ連夫人は一生幽閉されることとなった。
一方の花錦繍は、密告文をくれた暗宮の主(司馬遽)を呼び出したが、仮面をつけているため司馬遽だとは気づけなかった。
司馬遽は「非雲が食べるのを止められたはずだ」と責めるが、花錦繍に悪びれる様子はない。司馬遽は、彼女が変わってしまったのは自分のせいだと自責する。
江州。町で姚碧瑩たちを見かけた花木槿は後を追った。
すると、花木槿に毒を盛られたと思い込んでいる姚碧瑩はあからさまな敵意を向ける。
花木槿は毒を盛っていないと弁明したが、姚碧瑩は聞き耳を持たなかった。
2皇子は東庭との戦いで大敗した。かわりに出兵することになった皇太子は、非清に援助を命じる。
張之厳の屋敷。
竇英華は張之厳を味方につけようとするが、断られたため遠回しに江州を侵略すると脅す。それでも、張之厳は応じなかった。
その頃。花木槿のもとに、悠悠(=青媚)の友人として非白が訪ねてきた。2人は初対面のフリで挨拶を交わす。
花木槿は何度も張之厳の屋敷を訪れたものの、禁商令(外部との商いを禁止している)が敷かれていることもあり会ってもらえなかった。
そんなある日、非白が張之厳を連れてきた。
花木槿は張之厳に、江州に支店を置かせてほしいと交渉する。
非白の助力のおかげもあり交渉は成立した。
36話の感想
連夫人はあんなに即効性のある毒を仕込んでいたなら、仮に非流が食べていたとしても速攻で犯人だとバレてますよね。結果的に、自分の子どもに跳ね返ってくるなんて……。因果応報とはいえ、子どもが犠牲になるのはやはり見ていてつらいです。
花錦繍も花錦繍で、非雲が食べるのを防げたはずなのに阻止しませんでした。彼女はこのまま悪の道に進んでしまうのでしょうか。
段月容は優しくて男らしくて、常識にとらわれない柔軟性もあります。普通にしていれば長所がたくさんある男性なのに、非白の前だとなぜ小学生男子みたいになってしまうのか。
このドラマは一途なキャラが多いけれど、そのぶん報われない人も多くて切なくなってしまいます。
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