【双花伝~運命を分かつ姉妹~】4話・5話・6話のあらすじ。原家の兵を選抜するための試験が始まり、“小五義”たちも参加します。彼らはそれぞれの長所を生かしてクリアしたものの、花木槿は柳言生に逆らった罰として雑役房に行かされることに……。この記事ではネタバレ感想をお届けします。
Writer:kino
第4話「万神窟の謎」
あらすじネタバレ
兵を選抜するための“儀礼”が始まった。儀礼の試験に通過した者は正式に原家の兵になれる。
試験を受ける見習い兵や“小五義”たちは、6組にわかれて洞窟へと入っていった。洞窟には様々な仕掛けが用意されており、制限時間内に洞窟を出ることができれば合格となる。
洞窟に入ってしばらくすると、何名かの見習い兵が死んでしまった。そんな中、“小五義”はそれぞれの長所を生かして仕掛けをクリアしていく。
さらに先を進むと、原家の捕虜たちが襲いかかってきた。捕虜たちは、見習い兵の“腕の帯”を奪えば自由になれるからと全力で攻撃してくる。
花木槿@姉は“腕の帯”が目的なら殺す必要はないと説き、彼らに攻撃をやめさせた。そうして、見習い兵と“小五義”はどうにか洞窟を脱出した。
洞窟の外では、原家長子の原非清が待っていた。西営の管理を任されている彼は、試験にクリアした人材をすべて手に入れるつもりでいる。
この場には3子の原非白もいるが、非清とは違って人材には興味がない。慣例に従って来ただけだ。
捕虜たちが去ろうとすると、総官の柳言生が「捕虜を殺せ」と命じる。花木槿は体を張って彼らを助けようとする。
場が混乱状態となる中、原非白はふと、花錦繍@妹の髪に挿さっている簪に気づく。あの簪は、2話で暴れ馬から助けてくれた恩人の少女(花木槿)に渡したものだった。
感想
本作のキャストは有名な俳優はあまり出ていないものの、出てくるキャラがほぼ全員美形なのが凄いです。悪役ポジの柳言生や原非清もなかなかのイケメン。
男主人公の原非白に関しては 正統派のイケメンではないものの、色白で憂いを帯びた雰囲気が役柄と合っています。「ハの字」の顔も見れば見るほどクセになりつつあります。
彼は座っているシーンが多いので分かりにくいかもしれませんが、実は190cmという高身長。“立ったら凄いんです”というギャップに期待したいところです。
ストーリーとしては、今回は「試練に挑む」という少年漫画っぽい内容でした。
花木槿は無意識のうちに、この1話だけで色々な人に恩を売りまくり。いつか花木槿が困難にあったとき、きっと彼らが力を貸してくれるのだろうと早くも予想できつつあります。
第5話「六子の帥」
あらすじネタバレ
花木槿は、柳言生に逆らい原家を侮辱した罪で雑役房に入れられることになった。
一方、試験結果の報告を受けた当主の原青江は、花木槿こそが予言の「六子の帥」だろうと予測する。そのうえで、彼女を鍛えるために雑役房での苦役を続けさせることにした。
他の六子(小五義)たちも鍛えるためにバラバラに配属した。
原非白は暗宮へ行き、双子の兄の司馬遽に会いに行った。司馬遽は12年もの間 この暗宮で隠れるように暮らしており外へも出ていない。
原非白の提案で、2人は3日間だけ入れ替わることにした。
入れ替わった司馬遽は、大木にもたれかかって花を鑑賞していると花錦繍が現れる。彼女は手作りの菓子をくれて「気に入ったなら毎日持ってくる」と言う。
一方の花木槿は雑役房でこき使われていたが、“小五義”の長兄(于飛燕)や次兄(宋明磊)が手伝いにきてくれる。
感想
今回は、原非白の双子の兄(司馬遽)が登場しました。双子なのになぜ名字が違うのか?
そもそも、なぜ司馬遽が暗宮で暮らしているのかも疑問です。
そのあたりは後々わかるとして、恋愛模様がかなりややこしいことになっております。
ヒロインも男主人公も、どっちも双子という複雑設定!
でも凄いのは、男性主人公のほうはどちらも同じ俳優が演じているのに 表情がちゃんと違うこと。
容姿はまったく同じなはずなのに別人に見えます。
第6話「忍び寄る罠」
あらすじネタバレ
花木槿は雑役房で便利な装置を次々に発明し、みんなと打ち解ける。
その頃。原非煙は兄の非清から馬をもらい喜ぶが、乗ったとたんに馬が暴走。たまたま近くにいた“小五義”の宋明磊に助けられ一目惚れをする。
その時、“小五義”の姚碧瑩が駆けつけ地面に倒れこんだ。 宋明磊が優しく心配そうに姚碧瑩に駆け寄るのを見て、原非煙は嫉妬する。
その夜。宋明磊は、10年前から原家に潜んでいるという謎の男に「若様」と呼び止められる。男は宋明磊の叔母に従っているらしい。
宋明磊は男に「二度と現れるな」と忠告する。
原非白と入れ替わっている司馬遽は、この日もまた大木にもたれ花を鑑賞していた。花錦繍は約束どおり、菓子を持ってきて姉との思い出を語る。
花錦繍はこの場所で毎日彼に会いたいと願うが、次はいつ来れるか分からないと言われてしまう。それでも、会えるまでこの場所に通い続けると決めた。来たことが分かるように、木に赤いロープを結んでおくと約束する。
一方、双子姉妹が花斌の娘だと突き止めた柳言生は、花錦繍を服従させるために無理やり手籠めにした。
東庭王朝の軒忠皇帝に謁見した原青江は、連皇后から息子の縁談を賜る。
感想
“小五義”の次兄である宋明磊は とても優しそうな男性に見えますが、胸中では原家への復讐心を抱いているようです。だとすると、自分に好意を抱いている原非煙を利用する展開になるかも!?
双子姉妹だけでなく、他の“小五義”も波乱万丈そうですね。
花木槿は雑役房で早くもみんなと打ち解けていました。たぶん彼女はどこでも皆に好かれ、どこでもうまくやっていけるタイプ。
逆に、妹の花錦繍は柳言生にあんなことをされ……かわいそうです。柳言生のしたことは物凄くひどいのですが、戦いながら服を脱がしていく手順はやたらと芸術的でした。
これがもし相思相愛のカップルだったら、素晴らしいワンシーンになっていたことでしょう。
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