【双花伝~運命を分かつ姉妹~】41話・42話・43話のあらすじ。肱月には“大地の心“というお宝があり、それがあれば砂漠化を止めることができます。各々が“大地の心“を手に入れようとする中、最後は誰の手に渡るのか!? この記事ではネタバレ感想をお届けします。
41話のあらすじネタバレ
段月容は取り引きのために肱月の街でぶどう酒を買い求める。ところが、ぶどう酒はすべて買い占められていた。
買い取ったのは非白で、疫病を治す霊薬を手に入れてくれたお礼に、これらのぶどう酒を段月容に進呈するという。
すると、段月容は「この4年間、花木槿はお前のために苦心し続けてきたというのに、お前ができるのはこれだけか。まるで男女の役割が逆だな、お嬢様さん」と挑発する。
非白も「君は男装すると本物の男みたいだな」と応戦し、2人は飲み比べで男らしさを競い始める。
肱月の無憂城(地下)には“大地の心“と呼ばれるお宝が眠っている。
大地の心(=どこでも根づく大木の種)があれば、肱月の砂漠化を止めることができる。
非白と花木槿は“大地の心”を見つけるため無憂城へ向かった。
同じころ、姚碧瑩も“大地の心”を入手しようと無憂城へ。彼女を心配して後をつけた原非珏ものぞき見している。
花木槿の推理によって“大地の心”を見つけることができたものの、明鳳卿が現れ“大地の心”の奪い合いが始まった。
“大地の心”は姚碧瑩が守りぬき、のちに適切な場所に植えられた。
そうして砂漠化の問題を解決した女帝は、無憂城で祭祀を行うことにする。
祭祀の準備を始めた花木槿は生生不離の発作が出てしまう。
それを見た女帝は、何かに気づいたような表情で花木槿を連れて行った。
原府に戻った花錦繍は原青江に、自分も男子のように軍力で国や原青江を助けたいと話す。
しかし、子育てと紫園を守るだけで十分だと言われてしまう。
41話の感想
出ました、段月容お得意の挑発。でも今回は、非白も挑発に乗ってきたのが面白かったです。
2人のバチバチが思いのほか可愛かったですし、飲み比べで男らしさを競おうとする2人にほっこりしました。お互いに本気で嫌っているわけではなさそうなので、いつかは仲良くなれる気がします。
別のシーンで、非白が愛の告白をしている最中に花木槿の発作が出てしまった時、段月容が「お前の話に吐き気だ」とツッコミを入れたのには笑ってしまいました。大人げないんだけど、このツッコミは面白かったです。
そのあと花木槿は女帝に連れて行かれましたが、もしかして生生不離を治せるのか?と期待。
大地の心が見つかって良かったです!
中国ドラマに出てくる「お宝」って、皆が何十年も命をかけて入手しようとするほどのものなのに、実際に手に入れてみると大したことなかったというオチもよくある中(by大唐女法医)、本作のお宝は実用的なのが◎。
42話のあらすじネタバレ
女帝は、肱月を救ってくれたお礼に生生不離の解毒剤を花木槿に渡す。実は女帝も、かつて原青江の父親に生生不離を飲まされていたのだ。当時、原青江が女帝のためにこの解毒剤を持ってきたのだが、女帝は自分には不要だからと花木槿に渡したのだった。
夜。花木槿は非白と一緒になれないならこの解毒剤は不要だと考えていると、宋明磊が現れ「祭祀の日に明鳳卿が動く」と教えてくれた。
花木槿は1つしかない生生不離の解毒剤を段月容に無理やり飲ませた。
段月容は自分だけが飲んだのだと知ると、「絶対に君の分の解毒剤も見つける。もし見つけられなければ一緒に死ぬ」と涙ながらに抱きしめた。
花木槿は明鳳卿の動きを女帝に報告するが、祭祀は予定どおり行われることに。
ただし、1日だけ日程を変更した。
花木槿と姚碧瑩はギスギスした関係が元に戻りかけている。
ところが、木尹(姚碧瑩と原非珏の子ども)のひと言で場の空気が変わってしまう。
「(花木槿は)父上の人形にそっくりだ!」
姚碧瑩は、非珏はまだ花木槿の人形を捨てていなかったのか(=まだ愛しているのか)と傷心して去った。
それをこっそり見ていた宋明磊は、姚碧瑩を追いかけ「一緒に帰ろう」と言葉をかける。
「私に毒を盛っていたのによく言えるわね」
すると宋明磊は、毒を盛ってあえて体を弱らせたのは、姚碧瑩が明家に利用されるのを防ぐためだったと話す。復讐のためだけに生かされ、生きる意味を失っていた宋明磊にとっては、姚碧瑩だけが唯一の家族であり生きる希望だったのだ。
そんな彼の苦しみを知った姚碧瑩は、一緒に帰ると約束する。
花錦繍は自分に与えられた100人の兵士を鍛錬していた。
原青江に実力を認めてもらうため、たったこれだけの数でも反乱軍を制圧してみせると意気込む。
42話の感想
花木槿は生生不離の解毒剤をようやく手にいれましたが、段月容にあげてしまいました。
段月容の愛に応えられない花木槿にとって、彼のためにできる唯一のことだと思ったのかも。
でも段月容からしたら、花木槿に飲んでほしかったよね😭
「必ず解毒剤を見つける。もし見つけられなかったら一緒に死ぬ」と涙ながらに抱きしめたシーンはウルッときました。
一方の宋明磊は、まだわずかに花木槿のことを忘れられない感じでしょうか。
闇属性の彼からすると、光属性の花木槿はまぶしくて仕方ない存在だろうし 惹かれるのも分かる気がします。でも できれば非煙を裏切ってほしくありません。
原非珏ってこんなに消極的なキャラでしたっけ。
かつて花木槿を好きだった時は、もっと自分の気持ちを前面に出していましたよね。姚碧瑩に対しても あれぐらいグイグイいったほうが効果的だと思います。
43話のあらすじネタバレ
花錦繍は西都郊外の反乱軍を制圧した。その報告を受けた原青江は、たった100人の軍をよくそこまで鍛え上げたと感心し、花錦繍の実力に興味を持ち始める。
肱月では祭祀が始まった。
肱月を乗っ取るつもりの明鳳卿はすでに準備を整えており、配下に姚碧瑩を傷つけるなと命じて攻撃を開始する。
明鳳卿が原非珏を殺そうとすると、姚碧瑩が原非珏をかばって死亡した。
明鳳卿はしばらくの間、娘の姚碧瑩を自らの手で殺してしまったことに呆然としていたが、自分たちが劣勢だと気づくと花木槿を人質に取って逃亡する。
後を追った非白と段月容は、宋明磊の姿を見かける。
その宋明磊は、奥地へと進み明鳳卿を見つけたが、彼女は混乱と失意に陥っていた。
明鳳卿は非白と段月容が物陰に隠れていることに気づくと、宋明磊に自分を殺させ 自分たちが敵対しているように印象づけた。
非白と段月容はそのすきに花木槿を連れ去ったものの、宋明磊に奪い返される。
その後。
宋明磊は姚碧瑩の墓の近くに明鳳卿を埋葬し、「今世は明家の鬼になる」と誓った。
同時に、自分のためだけに生きたいとも願う。
原府。非流は3歳の誕生日を迎えた。
原青江が何でも欲しいものを与えるというと、非流は花錦繍のために千軍万馬が欲しいと答える。
原青江は承諾し、8千の兵馬を贈ると約束した。
だが花錦繍は、非流を太子にするためにはそれだけでは足りないと考え、ひそかに私兵を増やすよう原奉定に命じる。バレれば大罪となるため原奉定は止めようとするが、花錦繍は大丈夫だと押し切る。
43話の感想
非白はやはりアクションが格好いい❣️スタントなしであそこまでできるのは普通に凄いです。
段月容役のケニー・クァンも、40歳とは思えない軽快なアクションが見事でした。
それにしても、“小五義”の1人がこの段階で亡くなってしまうなんて……。思い返してみれば、姚碧瑩は不憫なことばかりが続いていたように思います。
育ての親を早くに亡くし、実の母親は復讐心にとらわれて悪まっしぐら。初恋は実らず、佩玉で陥れられて死にかけ、花木槿のフリをしたまま原非珏に嫁ぐハメになり、それでも嫁いだ国のために尽くし原非珏のことも愛して心身を捧げたのに、原非珏の心には花木槿がいて。
こうして振り返ってみると なかなかに不憫ですが、最期は彼女らしい穏やかさを取り戻せた気がします。愛する原非珏に見届けてもらえたことも、せめてもの救いかもしれません。
明鳳卿は人としては最悪でしたが、悪役としてストーリーを盛り上げてくれました⤴️そんな彼女が退場し、新たな悪役となるのは誰なのか。
余談ですが、明鳳卿の侍女姿が可愛くて好きでした。
たぶんこの女優さんはガーリーな役とかも似合うんじゃないかな。
そしてもう1つ余談。明鳳卿の吹き替え声優は、実は花木槿と同じ声優さんです。声が違うから全く気づきませんでした🤗
ところで、宋明磊は花木槿を連れ去ってどうするつもりなのでしょう。
まさか自分のものにするつもりでしょうか😵💫
「自分のために生きてみたい」と願ってたから ありえそう……。
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