【双花伝~運命を分かつ姉妹~】7話・8話・9話・10話のあらすじ。どうしても柳言生から逃げたい花錦繍は、異動するために姚碧瑩を罠にはめてしまいます。姚碧瑩は杖刑となったうえに雑役房に送られ……。この記事ではネタバレ感想をお届けします。
7話のあらすじネタバレ
東庭王朝の張貴妃は、皇帝のために朝から膳の準備をしていたが、皇帝が皇后のところへ行ったと知り激怒する。居合わせた兄は「武挙で陛下の心を得ればいい」となだめる。
とはいえ、今回の武挙を仕切るのは敵対関係にある原家の原青江であった。張貴妃らは、原青江から武挙の指揮権を奪うための策略を練ることにした。
花木槿は雑役房でまた新たな装置を発明する。遠くからその様子を見ていた連夫人と柳言生は、彼女が花斌の娘だと確信した。
一方で、柳言生に手篭めにされてしまった花錦繍は彼から逃げたくて仕方なかった。原非煙にすべてを打ち明け異動を望む。すると、あとから非煙の護衛の香芹がやってきて、異動したければ非煙の玉佩を姚碧瑩の部屋に隠すよう指示される。
翌日、姚碧瑩の部屋から玉佩が見つかった。姚碧瑩は玉佩を盗んだ罪で杖刑となり、雑役房に送られた。
玉佩を隠した花錦繍は罪悪感でいっぱいになる。
原非白のもとに、原青江の4子である原非珏が乗り込んできて 子どもの頃と同じように決闘を申し込んできた。原非白は仕方なく相手をしてあげる。
7話の感想
本作は双子姉妹と原非白がメインではあるものの、色々な人物の視点で描かれています。そこに朝廷の争いも加わり、ますますストーリーが広がっていきそう。
花錦繍が義姉を犠牲にしたのは、どうしても柳言生から逃げ出したかったからでしょうね。
その気持ちは分かるけれど、もっと別の方法があった気がします。助けてほしいと頼む相手を間違えてしまった感じ。
原非煙は姚碧瑩に嫉妬していて追い出したかった、そんな時にちょうど花錦繍に相談されたから利用したのでしょうね。
それにしても、非清と宋明磊の2人が気になる!!
以前から薄々感じていたのですが、宋明磊に向ける非清の眼差しが妙に熱っぽいような。
それはともかくとして、非清は繊細だし根が優しそうだから、権力争いには向いていない気がします。
8話のあらすじネタバレ
姚碧瑩は杖刑後に高熱を出してしまった。
花木槿は彼女のために 解熱効果のありそうな毒蛇を捕まえようとし、原非珏に出くわす。
一方の花錦繍は、望みどおり原非煙の宮に異動になったものの、連夫人からスパイ行為を命じられ定期的に報告をするハメになる。最悪なことに、報告する相手は柳言生だった。
柳言生は「報告はそれだけか」と花錦繍に迫り セクハラしようとする。偶然通りかかった司馬遽はこの行為を見過ごせず、連夫人の前で柳言生にお灸をすえた。
その頃。花木槿と于飛燕は、東営の庭に咲いている梅の花を盗もうとする。梅を売ってお金にすれば、姚碧瑩の強壮剤を買えるからだ。
しかし、盗もうとしたことがバレてしまった花木槿は、この庭いっぱいに梅の花を咲かせてみせると約束する。
姚碧瑩の背中には、明家の証が刻まれている。そのことを知る原青江は、明家の残党をおびき出すためにあえて姚碧瑩を雑役房に送っていた。
原青江にとって、明家は最愛の妻・謝梅香を殺した仇である。原青江は陳護衛長に、姚碧瑩をしっかり見張るよう言いつける。
8話の感想
花木槿は雑役房のリフォームまで始め、すっかり我が家のようにくつろいでいます。雑役房は“過酷な場所”という設定のはずですが、悲壮感がないのは◎。
花錦繍は柳言生から逃げるために姚碧瑩にあんなことまでしたというのに、結局逃げきれていませんね。でも、司馬遽が柳言生にお灸をすえてくれたので しばらくは安心かも。
それにしても、原非白なのか司馬遽なのか分からない時があって困ります……。おそらく、柳言生にお灸をすえたのは司馬遽ですよね。
9話のあらすじネタバレ
武挙に進むための武術大会を控え、原家では参加者たちが訓練に励んでいた。
そんな中、“小五義”を鍛えたい当主の原青江は、“小五義”と雑役房の者たちを集めて言い放つ。
「全員を処刑する。だが、もしも“小五義”が武術&学問大会で上位3位に入れば許す」
原青江の目的はあくまでも“小五義”を鍛えることで、本当は処刑する気などないので罪状はでたらめである。“小五義”は必ず上位3位に入ると誓い、作戦を練る。
花木槿は宋明磊が学問で上位をとれるよう、父親から授かった秘伝の書の内容を教えた。それを見ていた花錦繍は「大事な形見なのに」と不満を募らせる。
武術大会が始まった。参加者の13名は初戦で乱闘を繰り広げる。
宋明磊は花錦繍を守ろうとして演武台から落ち失格になってしまう。
南国。
世子の段月容は10年のあいだ皇宮で暮らしていたが、父親の懇願のおかげもあり故郷に帰れることになった。
父親が王から女スパイを下賜されそうになると、それを察知した段月容は「その美しい女性は私に下さい」と割り込んだ。
9話の感想
宋明磊は非清に生涯をささげると誓っていましたが、どこまでが本心なのでしょう。原家に敵討ちをするつもりなら、非清を裏切ることになりますよね。
それにしてもこのドラマ、場面の切り替わりが激しすぎる!特に今回は、体感30秒ごとに場面変換があった印象です。
そんな中でもいろいろなことが分かってきて、ストーリーは面白くなっていきそうな予感。ただ、メモしないと忘れてしまいそうなぐらい情報量が多いです。
原青江は“小五義”を鍛えてどうするつもりなのでしょう。もしかすると皇位を狙っているのでしょうか。
一方、南国の段月容(男性主人公2)がようやく登場しました。演じるケニー・クァンは40歳に見えない麗しさ。女装シーンもあるようなので楽しみです。
10話のあらすじネタバレ
*一部、シーンが前後しています。
武術大会の決勝戦に進んだ于飛燕と花錦繍は2人とも優勝した。学問大会では宋明磊が優勝する。
結果的に、“小五義”のうち3人が上位入賞したことになる。
思い通りになり満足そうな原家当主の原青江は、于飛燕に武挙の参加資格を与え、宋明磊を自分の配下にした。
花錦繍はというと、武術で優勝したというのに女子であるため出世はできず、銀を与えられただけだった。花錦繍は不満に思い、いつか必ずこの生活から抜け出すと決意する。
一方、勅命により父親と同年代の4皇子(軒復昱)に嫁ぐことになった原非煙は、宋明磊に想いを打ち明ける。
その2人の様子を原青江の側近が目撃する。
雑役房に原非珏がやってくる。彼は方向音痴だと噂されていたが、実は著しく視力が悪いだけだった。花木槿がそのことに気づいた直後、原非珏は倒れてしまう。
花木槿は雑役房の自分の部屋に原非珏を連れ帰り、あれこれと面倒を見ているうちに気に入られる。
10話の感想
少年漫画のように決勝戦だけで10話ぐらい費やしたらどうしようかと思いましたが、2分で終わりました。早い。
見どころは決勝戦そのものよりも、非清と非煙のリアクション💖宋明磊に何かあるたびに 逐一リアクションする2人が可愛かったです!
ストーリーの全貌はまだ見えてきませんが、おそらく“小五義”それぞれの行く末に焦点が当てられるのだろうと思います。
メンバーの中で先行き不安なのは花錦繍と宋明磊。この2人には早くも不穏な空気が漂っており、過酷な運命が待ち受けている気がします。
なぜかいつもクンクンしている原非珏の行動が謎でしたが、視力が悪いから臭覚に頼っていたのですね……。おそらくは、ほとんど見えていない状態でしょうか。
そんな彼が、優しくしてくれた花木槿になつく様子は 子犬のように可愛かったです。
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