蒼蘭訣(そうらんけつ)ネタバレ全話

ファンタジー
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作品情報

蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~1話から最終回までのあらすじネタバレ。本作は冷酷非情な魔王と落ちこぼれ仙女の心身が同期してしまったことから始まるロマンスファンタジー時代劇。中国では多数のドラマランキングで1位を獲得しました。

各話あらすじ

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1話 蘭の花から生まれた仙女

プロローグ

3万年前、げつ族の東方青蒼とうほうせいそうは太古の秘術を修得し、あらゆる感情を失った怪物となりました。東方青蒼は月族の10万の兵を従えて殺戮と略奪を行い、仙界、月族、人間界に危機が訪れます。

仙界の戦神である赤地女子せきちじょしは3界を救うために元神げんしん(神仙の命の精髄)を犠牲にして月族の10万の兵を封印。しかし東方青蒼の元神は滅びず、もし東方青蒼が蘇れば3界は地獄と化すといわれています。

伝説では息山神女しょくさんしんにょだけがそれを阻止できるとされているが、息山神女は行方知れずになったまま……。

昊天塔

蘭の花から生まれた仙女、小蘭花しょうらんか司命しめい殿で人の運命が記された”命簿めいぼ”を整理し守っています。

かつて運命を司る女神である司命が酒をこぼして蘭の根を傷めてしまったことがありました。小蘭花はその蘭から生まれ、根が腐っているために霊力が劣っていて他の仙女たちから馬鹿にされているのでした。

その後、司命は人間界へ遊歴に出てしまいましたが、小蘭花は1人で命簿を守り続けていたのです。

小蘭花は赤山女子の跡を継いで戦神となった長珩の姿絵を持ち歩いていました。小蘭花は涌泉宮の試験を受けて長珩に仕えたいと思い、命簿の修復が5万枚に達したら司命に暇を乞おうと思っているのでした。

一方、月族との戦いから凱旋した長珩は、兄の雲中君うんちゅうくんから東方青蒼の元神が封じられている昊天こうてん塔に異変が起きたので封印の補強に協力するよう命じられるのでした。

長珩が凱旋したと聞いた小蘭花は花かごを持って長珩に会いに行きました。小蘭花はかつて司命が酒をこぼして根が腐った蘭を捨てようとした時、長珩が司命に蘭を育てるように言ってくれたことへのお礼を言います。

ところが長珩はそのことを覚えていませんでした。小蘭花ががっかりすると、長珩は花かごの中から1輪の蘭の花だけ受け取って立ち去ろうとします。

その時、小蘭花は地面に霊玉れいぎょくが落ちているのに気づき、長珩を呼び止めて渡そうとしました。長珩はその霊玉は蛍虫けいちゅうが抜け出ているので始末してくれと言いますが、小蘭花は長珩が私に霊玉をくれたと言って大喜びするのでした。

その後、命簿を見た小蘭花は長珩の命が脅かされる予兆に気づきます。小蘭花は長珩を守るために仮面をつけて昊天塔に行きました。ところが小蘭花は塔の中に落ちてしまい、塔はそのまま封印されてしまうのでした。

塔の中で小蘭花は閉じ込められていた東方青蒼と唇と唇がぶつかってしまいます。気を失った小蘭花が目覚めると、目の前に自分がいました。なんとぶつかった時に小蘭花と東方青蒼の心が入れ替わっていたのです。

小蘭花(心は東方青蒼)は東方青蒼(心は小蘭花)に、今の体が持つ力を操って封印を破り外に出るように言うのでした。

感想

蘭の花から生まれたという設定もあり、小蘭花の言動の1つ1つがとってもかわいいです。そのため、東方青蒼と心が入れ替わってしまった時の冷酷な小蘭花のギャップに笑ってしまいました。

反対に小蘭花の心を持った時の東方青蒼のおどおどした感じもおもしろかったです。2人は元に戻れるのでしょうか?今後の展開が楽しみです。

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2話 東方青蒼の蘇り

同期⁉

東方青蒼(心は小蘭花)は今の体の強大な力がうまく操れないようです。封印を破らせるのを諦めた小蘭花(心は東方青蒼)は心が入れ替わった原因と同じことをすればまた元に戻るはずだと言い……。

その頃、長珩は赤地女子の弟子であり、親友の容昊ようこうに会いに行っていました。長珩は昊天塔で無辜の仙女が犠牲になったのに雲中君が平然としていたことを嘆きます。

容昊は長珩が持っている手巾に蘭の花の刺繍があることに気づきました。容昊は秘め事があるのかと言って長珩をからかいます。実は長珩には息山神女という許嫁がいましたが、1度も会ったことがなく、3万年も行方知れずだったのです……。

昊天塔の中では小蘭花(心は東方青蒼)が東方青蒼(心は小蘭花)に強引に口づけしようとしていました。東方青蒼(心は小蘭花)が拒否すると、強大な力が作動して小蘭花(心は東方青蒼)は吹き飛ばされてしまいます。

これでは自分の元の体が壊れてしまうと思った東方青蒼(心は小蘭花)は仕方なく小蘭花(心は東方青蒼)と口づけすることにしました。

2人は元に戻り、東方青蒼は蘇ります。東方青蒼は小蘭花の首を絞めますが、なぜか自分の首も苦しくなり、手を放してしまうのでした。元に戻っても2人は同期され同じ痛みや感情を感じるようになってしまったのです。

留芳閣

なんとか昊天塔から脱出した小蘭花は命簿を確認して長珩が無事なことを喜ぶのでした。長珩と容昊は昊天塔の牢が壊れ、罪囚たちが逃げたことを知ります。長珩と容昊は罪囚たちを捕まえて牢に戻しますが、その時に長珩は蘭の花の刺繍の手巾を落としてしまうのでした。

その後、手巾を落としたことに気づいた長珩は探しに戻りますが、手巾は見つかりません。小蘭花は試験に受かるために腐った根を治す薬を買いに行きますが、代金が足りません。小蘭花は薬代をツケにしてもらうために、店員の代わりに留芳閣りゅうほうかくという場所に衣を届けに行くことになります。

留芳閣で衣を戸棚にしまうように言われた小蘭花は、戸棚の中に隠れていた1人の花の精と鉢合わせしてしまいました。助けてほしいと懇願された小蘭花は花の精を空になった衣の入れ物の中に隠して留芳閣を出ることにします。

小蘭花は出る前に、司命殿にしかないはずの命簿が1枚だけ留芳閣に置いてあるのを見つけました。小蘭花が手に取って見てみるとその命簿にはなぜか名前がないのでした……。

一方、東方青蒼は副将だった觴闕しょうけつと落ち合い、月族の10万の兵の封印を解きに行っていました。しかし封印は赤地女子にしか解けないようでした。

留芳閣で花の精を逃がそうとしているのを見つかった小蘭花は閣主である蝶衣ちょういに剣を投げつけられます。小蘭花は手の甲と腕に傷を負いますが、同時に離れた場所にいる東方青蒼の手の甲と腕にも傷が現れるのでした。

感想

長珩は小蘭花のことを覚えていなかったのに蘭の花は大事にとっておいてくれたのですね。

でも昊天塔で会った時に小蘭花は仮面をしていたので、長珩は自分を助けようとして犠牲になった(本当は生きてるけど……)仙女が小蘭花だとは知らないはず。今後、小蘭花と長珩の関係はどうなっていくのでしょうか。

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3~20話

あらすじ

小蘭花と花の精は蝶衣の配下に橋から突き落とされました。その時、東方青蒼が現れて小蘭花を受けとめます。蝶衣は東方青蒼に何者かと尋ねますが、東方青蒼は名乗らずに蝶衣の配下を次々と倒し小蘭花を連れ去りました。

もし小蘭花が死んだら東方青蒼も死んでしまうため、東方青蒼は小蘭花に「私の視界から離れてはならぬ」と言います。その言葉を聞いた小蘭花は東方青蒼が自分のことを好きになったと勘違いするのでした。

各話ネタバレ

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21~最終話

あらすじ

東方青蒼は夜市の人込みの中で小蘭花を捜しますが見つかりません。東方青蒼は觴闕と結黎にも小蘭花を捜すように命じました。実は小蘭花は謝惋卿と蕭潤が今夜無事に出会えるようにと妓楼に向っていたのです。

一方、東方青蒼は近くの屋根の上から妓楼にいる謝惋卿を見守ることにしました。すると謝惋卿は毒薬を飲んで自害しようとし……。

各話ネタバレ

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