蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~24・25・26話ネタバレ。謝惋卿が屋敷に求婚に来て東方青蒼は諦めさせようとします。ところが小蘭花が「ひと言も発してはだめ」と言ったので、額の息蘭印が光って東方青蒼は口がきけなくなり……。
24話 婚礼の準備
女子の本心
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謝惋卿が屋敷に求婚に来ました。東方青蒼はこの機会に謝惋卿に婚姻を諦めさせようとします。
ところが小蘭花が「ひと言も発してはだめ」と言ったので、額の息蘭印が光って東方青蒼は口がきけなくなってしまいました。小蘭花はその間に一方的に話を進めて東方青蒼と謝惋卿の縁談をまとめてしまいます。
謝惋卿は東方青蒼に明日の夜、湖に舟を浮かべて月見をするので生まれた日時を記した紙を持ってきてほしいと言って帰って行きました。
その後、結黎が小蘭花に東方青蒼と長珩のどちらが好きか尋ね、小蘭花は長珩と答えます。東方青蒼は密かにその会話を聞いていました。
小蘭花が寝た後、結黎は東方青蒼に自分たちの会話を聞いていたか確認。そして「好きな相手については女子は本心を隠します」と言いました。
また結黎は東方青蒼に、幽玉戒と蔵心の簪をしていなければ同心呪で小蘭花の心が読み取れると助言します。東方青蒼は蔵心の簪を偽物とすり替えるために小蘭花の寝室に行き……。
丹音の使命
翌朝、蕭潤が東方青蒼の屋敷を訪ねてきて小蘭花を連れて出かけたいと言いました。ところが蕭潤と街を歩いていても小蘭花の頭に浮かぶのは東方青蒼のことばかりなのでした。
東方青蒼と觴闕は、蕭潤と小蘭花の様子をこっそり見ていました。觴闕が小蘭花の心の内を尋ねると東方青蒼は「分からぬ」と答えます。
実は昨夜、東方青蒼は蔵心の簪を一旦すり替えたものの思い直して元に戻していたのです。東方青蒼は「同心呪がなくとも心の中を分かってみせる」と言うのでした。
帰り際、蕭潤は大切にしていた霊玉のついた帯飾りを小蘭花に贈ります。その時、東方青蒼が帰って行く後ろ姿に気づいた小蘭花は蕭潤へのお礼もそこそこに後を追いました。
小蘭花が追いついても東方青蒼は素っ気なく謝惋卿と待ち合わせしている湖に向かうと言うのでした。
夜になり、蕭潤は屋敷に届いた婚礼用の衣装が新婦用だと気づき、曲水に取り替えに行かせます。同じ頃、觴闕と結黎も衣裳の取り替えに向っていました。
觴闕と結黎の会話から謝惋卿が死んだら蕭潤も殺されると知った曲水は、慌てて屋敷に引き返そうとします。その途中、曲水は馬車に轢かれて命を落としてしまうのでした。曲水は丹音の姿になり、水雲天に戻ります。
雲中君は丹音に雲夢澤に戻って赤地女子の元神を滅ぼせば長珩を昊天塔から逃がした罪を帳消しにすると持ちかけました。雲中君は東方青蒼が月族の兵の封印を解くのを阻むためだと説明します。
丹音は赤地女子の歴劫が失敗すれば長珩も灰になってしまうと反論しました。雲中君は月族の兵の封印を守るために長珩は戦神として責を担うべきだと言います。
澧沅仙尊は仙術で丹音の口をきけなくし、雲中君に必ず使命を果たさせますと言うのでした。
25話 戦神の記憶
容昊の企み
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婚礼当日、小蘭花の冠の真珠がなくなり大騒ぎに。話を聞いた謝惋卿は小蘭花に自分の簪を貸してくれます。小蘭花は謝惋卿をだましていることで胸が痛むのでした。
一方、蕭潤はこの地に知人がいない東方青蒼のために自分の友人たちに婚礼に贈り物を2つずつ持ってくるように言っていました。東方青蒼は思わず感動してしまうのでした。
丹音は再び曲水の姿になって雲夢澤に戻ってきます。曲水が婚礼衣装の着替えを手伝っている時、蕭潤の衣から小蘭花の冠の真珠が出てきます。蕭潤は小蘭花に真珠を届けに行くよう曲水に言いました。
真珠を届けに行った曲水は小蘭花に丹音の表情と口調で話しかけます。小蘭花は再会に感動して曲水を抱きしめますが、曲水は雲中君に命じられた内容を話し始めます。
曲水は長珩を救うため、小蘭花に蕭潤の歴劫の内容を尋ねました。小蘭花は蕭潤が謝惋卿を殺せば2人の歴劫は成功すると答えます。
そこへ容昊が現れ、歴劫が成功しても長珩が東方青蒼に殺されないようにしなければならないと言いました。また容昊は長珩が心の中で想っていたのは常に小蘭花だったが、許嫁がいるために言えずにいたのだと明かします。
そして容昊は小蘭花に長珩が息山神女を捜していたのは婚約を取り消すためだということも教えました。容昊は小蘭花に霊力を弱める薬を渡し東方青蒼に飲ませるように言います。
薬を受け取る時に手に持っていた真珠を落としてしまう小蘭花。容昊は真珠を拾って小蘭花に手渡します。
婚礼の夜
夜になり、蕭潤が案内された部屋には謝惋卿がいました。蕭潤は曲水が案内を間違えたと思って部屋を出て行きます。
その頃、東方青蒼は小蘭花と酒を飲もうとしていました。小蘭花は酒に容昊からもらった薬を混ぜていましたが、東方青蒼が飲もうとした時に思わず止めてしまいます。
しかし実は薬は見せかけで、容昊は真珠を拾った時に祟気を注入してから小蘭花に返していたのです!
同じ頃、容昊は謝惋卿を、曲水は丹音の姿に戻って蕭潤を水雲天に連れ戻そうとしていましたが、状況が理解できない謝惋卿と蕭潤はなかなか従わず……。
突然、冠の真珠から祟気が吹き出し、小蘭花は東方青蒼を遠ざけます。祟気は謝惋卿にも取りつき、赤地女子の戦神としての記憶を呼び覚ましました。
謝惋卿は丹音を剣で刺そうとし、それをかばった蕭潤が刺されてしまいます。また祟気の中を無理して小蘭花に近づいた東方青蒼は衰弱。しかし東方青蒼は小蘭花が止めるのも聞かず弱った体で蕭潤と謝惋卿を捜しに行きました。
26話 歴劫失敗!?
蕭潤の運命
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謝惋卿が1人になった小蘭花を襲ってきました。それを見た東方青蒼は残った力を振り絞って謝惋卿を殺し、倒れそうになってしまいます。
死んだ謝惋卿から抜け出た祟気は東方青蒼と小蘭花に向ってきました。その時、小蘭花が自分の力だけで祟気を退けたのを見て東方青蒼は驚きます。また丹音はその力を見て小蘭花こそが息山神女ではないかと思うのでした。
丹音は長珩の仇をとるために東方青蒼を殺すと言います。觴闕は丹音に対峙して東方青蒼と小蘭花を逃がしました。丹音は追おうとしますが、容昊が止めます。
容昊は丹音に謝惋卿の骸を手厚く葬るように頼みました。丹音は長珩も歴劫に失敗したと言いますが、容昊は次のように語ります。
蕭潤の運命を確かめたが謝惋卿を殺す定めはなく”想う相手を救うために死ぬ”となっていた。
それを聞いた丹音は蕭潤の”想う相手”は小蘭花であり自分のはずはないと悲しみます。
その頃、東方青蒼は忘川を渡って小蘭花を水雲天に帰そうとしていました。そこへ雲中君が多くの神仙を引き連れて来ます。東方青蒼は雲中君たちに対抗しようとしますが、業火が使えなくなっていることに気づきました。
その時、蕭潤が長珩の姿に戻って現れ、小蘭花に一緒に水雲天へ帰ろうと言いました。しかし小蘭花は舟を蒼鹽海に向かわせるのでした。
それを見た長珩は雲中君たちが小蘭花の舟を攻撃しないように守ります。雲中君は激怒して長珩は月族と同罪だと言い放ちました。
慰霊の曲
容昊は謝惋卿の命格詩に書かれた内容について次のように語ります。
”蕭郎”とは人名ではなく”愛する者”の意。”芳魂を断ち歴劫を助ける者”とは謝惋卿が愛した東方青蒼のこと。
蒼鹽海に着いた小蘭花は腕を傷つけ、気を失っている東方青蒼に自分の血を飲ませました。小蘭花の血には命を救う力があり、東方青蒼は意識を取り戻します。
小蘭花は泣いて喜び、東方青蒼は思わず小蘭花を抱き寄せて口づけしました。そこへ觴闕と結黎がかけつけ、東方青蒼は慌てて小蘭花を突き放すのでした。
巽風は東方青蒼が小蘭花のために謝惋卿を殺してしまい、業火も使えなくなったと知り災いである小蘭花を殺すと言い出します。東方青蒼は同心呪がかかっているので小蘭花を殺せば自分も死ぬと言いました。
また東方青蒼は巽風に、兵たちの封印を解いて家族の元に帰してやることができなかったので民たちに合わせる顔がないと言います。その言葉を立ち聞きしていた小蘭花は自分のせいだと落ち込みました。
結黎から話を聞いた東方青蒼が司命殿に行って小蘭花を慰めていると、長珩が訪ねてきます。
長珩は海市主に祟気にされた月族と仙族の元神が苦しんで忘川の上をさまよっていると言いました。また長珩はその者たちを救うには初代の息山神女が作った曲で慰霊するしかないと言います。
小蘭花は月族と仙族でそれぞれ最強の霊力を持つ東方青蒼と長珩が一緒に曲を奏でれば元神を救うことができると提案します。
東方青蒼と長珩は演奏の稽古を始めますが、うまく合わせられず東方青蒼は怒って立ち去りました。忘川の近くを歩いていた東方青蒼は猟師の集落の女子たちが慰霊の儀式をしているところに遭遇するのでした。
感想
東方青蒼は威厳のある人物だったはずなのに、いつもこそこそと小蘭花の様子を窺っていることに笑ってしまいます。
容昊はいつも表向きは善人ぶっているのに、小蘭花に渡した薬は見せかけで実は真珠に祟気を仕込んでいたというのが悪どいですね。
長珩も赤地女子も歴劫に失敗したのかと思いましたが、成功していてよかったです!
東方青蒼と長珩には祟気にされた元神を慰霊するという新たな使命ができましたが、性格が合わなそうな2人が一緒に演奏を成し遂げることはできるのでしょうか。
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