蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~27・28・29話ネタバレ

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29話:蝶衣の暗躍ネタバレ

弗居洞

翌日、小蘭花は東方青蒼に薬の入った酒を飲ませてから弗居洞に入ります。小蘭花が弗居洞に入った後、東方青蒼も苦しみ始めました。実は東方青蒼は酒を飲むふりをしただけで、飲み込まずに吐き出していたのです。

3日後、無事に弗居洞から出てきた小蘭花を巽風や月族の民は月主と認めるのでした。

水雲天で長珩の死刑が執行されようとした時、丹音が駆けつけ小蘭花こそ息山神女であると叫びました。

そして丹音は司命殿の天極鏡で長珩と小蘭花の婚礼の場面を見て以前から小蘭花が息山神女だと知っていたが、長珩を慕っているために隠していたと明かします。雲中君は長珩を許しました。

そこへ容昊が獄中で記した手記が運ばれてきます。そこには月族が水雲天に入り込んで仙族を殺し、祟気を作り出したと書かれていました。それを読んだ雲中君は蒼鹽海に兵を送ることを命じます。

長珩は容昊が嘘の証言をしたことについて問い詰めに行きました。容昊は雲中君は蒼鹽海に出兵する名目をほしがっているのだと答えます。また容昊は今東方青蒼は業火を操れなくなっているとも言いました。

蒼鹽海では觴闕が俸禄を蓄えている穴蔵の鍵を結黎に渡していました。そして觴闕は結黎に”妻にしたい”と言います。結黎は憎まれ口を叩きながらも婚姻を受け入れるのでした。

一方、蝶衣は澧沅仙尊の前に現れ、かつて容昊に助けられた恩を今返すべきではないかと言いました。澧沅仙尊は恩を返す相手は容昊であり海市主ではないと拒否します。

すると蝶衣は星落の形見と同じ物を取り出しました。実は星落が産んだ赤子は双子でした。そして1人は澧沅仙尊が仙族として育て、もう1人は星落が月族として育てることにしたのです。

蝶衣は星落は赤子を連れて逃げる途中に亡くなり、赤子は海市主が育てたと言いました。そして蝶衣は澧沅仙尊に容昊を牢から連れ出すように迫るのでした。

友情か愛情か

蒼鹽海では東方青蒼が小蘭花の様子がおかしいと感じます。東方青蒼は小蘭花を眠らせた後、腕輪の中に赤地女子の元神がいることに気づきました。巽風はこれで月族の兵の封印が解けると言います。

東方青蒼は赤地女子の元神が小蘭花の元神を取り込んでいるので腕輪を外さなければ赤地女子の元神は回復するが、小蘭花は衰弱して死ぬと言いました。そして小蘭花が死ねば同心呪で東方青蒼も死ぬのです。

巽風はすでに承影剣の最後の一片を見つけて鋳直してあると言い、小蘭花が承影剣で自害すれば東方青蒼は助かると言いました。

東方青蒼は小蘭花を犠牲にはしないと怒鳴ります。巽風は愛におぼれて情が蘇えった東方青蒼には業火は扱えないと言い捨てて立ち去りました。

一方、結黎が觴闕と待ち合わせしていると蝶衣が現れます。蝶衣は觴闕に鱗粉の毒を付けたと言い、結黎が小蘭花を連れ出せなければ觴闕は苦しんで死ぬと脅して立ち去りました。

その後、待ち合わせ場所に来た觴闕は戦に行って戻って来れなかったら君を守れないと不安を吐露しますが、結黎は心の中で”私があなたを守る”と誓うのでした。

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感想

一旦は和解した東方青蒼と巽風は小蘭花を巡ってまた険悪になってしまい、小蘭花がそれを望んでないと思うと切ないです。

また長珩にはすべてを白状した容昊でしたが、雲中君には偽りの証言をしたんですね。雲中君にとっては蒼鹽海に攻撃をしかけるための名目ができて都合なのでしょうが……。

そして結黎が小蘭花を頼って逃げてきたというのは嘘で、本当は海市主の間者だったとは!

あちこちで不穏な動きがあり、東方青蒼と小蘭花がどうなっていくのか心配です。

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