【スター・トレック:ピカード】4話ネタバレ。
宇宙船ラ・シレナはブルース・マドックスがいるフリークラウドを真っ直ぐ目指すはずだったが、ピカードの考えで惑星ヴァシュティに寄り道した。
ピカードは惑星ヴァシュティにいる戦士エルノアをボディガードとして乗船させたかったのだ。
しかしピカードは、14年前のロミュラン人救出が上手く行かなかった為、惑星ヴァシュティのロミュラン人達から恨まれていた。
果たしてピカード一行はどうなってしまうのか?
【スター・トレック:ピカード】第4話”無垢なる自己”を解説します。
【スター・トレック:ピカード】第4話”無垢なる自己”のあらすじ。
14年前の惑星ヴァシュティで。
14年前の2085年、ベータ宇宙域の惑星ヴァシュティ、ロミュラン移住地区の女子修道院にて、クワト・ミラット(ロミュランの戦闘修道女)の1人、ザニと再会するピカード。
ボルサリーノに白いジャケットの出で立ちのピカードを迎えに来た少年、エルノアにピカードは小説『三銃士』をお土産として渡す。
そして、ザニに”どうやら孤児らしい”少年エルノアを、預かってくれた事に対して礼を言うピカードだった。
『三銃士』を読んだ少年エルノアとチャンバラをしていたピカードにラフィから連絡が入り、火星で人工生命体(シンス)が反乱を起こした事が伝えられた。
惑星ヴァシュティへ立ち寄るピカード達。
宇宙船ラ・シレナではワープ航法中にあまりにヒマで、読書中のラリスに話し掛けるジュラティ博士。
そこへラフィが「何処へいくの?」と怒鳴り込んできた。
しかし、船はブルース・マドックスの居るフリークラウドへ直行するのではなく、惑星ヴァシュティに寄り道する事が判明。
その後、ラフィはピカードの自宅を再現したホロデッキに向かい、そこでピカード、ラリス、ジュラティ博士と惑星ヴァシュティへ向かう事の危険性について話し合う。
惑星ヴァシュティは、権力の空白地帯でカー・カンターのような武装勢力が中古のバード・オブ・プレイを手に入れ、周辺を抑えていると言うのだ。
しかしピカードは、ボディガードを雇う為に惑星ヴァシュティに立ち寄らねばと主張する。
惑星ヴァシュティに居るクワト・ミラットが、戦士を差し出すかどうか決める基準は”無垢な在り方”にあり。
ピカードは可能性はあると言うのだ。
惑星ヴァシュティに到着したピカード達だったが、惑星防衛システムが存在しピカードの名前を伝えても通行出来ず、金を支払う事でようやく惑星ヴァシュティに上陸した。
惑星ヴァシュティに上陸したピカードは、早速ザニを訪ね力を貸して欲しいと彼女に伝える。
そこには成長したエルノア/キャセイ・キングの姿が在った。
ピカードはエルノアに大義と剣の契りを結んで欲しい、若い力が必要だと言うが、エルノアは14年前と同じように見捨てるのでは?と言って一旦はピカードの下を去った。
その後、ピカードは何を思ったのか、”ロミュラン人以外お断り”の注意書きのある店に立ち入り、案の定ロミュランの元上院議員という男に絡まれる。
14年前、火星の反乱のせいで彼らロミュラン人の救出が中途半端になり、ピカードは彼らから恨まれていたのだ。
ロミュランの元上院議員は、ピカードに剣での決闘をけしかけたが、ピカードは彼と闘う気が無く困惑していた所エルノアが現れ、剣で元上院議員の首を刎ねてピカードを救った。
こうしてピカードとエルノアは、宇宙船ラ・シレナに転送され事無きを得た。
ピカードはエルノアをリオスらに紹介し、ピカード一行に新たなメンバーが加わった。
ボーグキューブでは。
ボーグキューブでは、ソージがボーグに同化される前のラムダを調べていた。
前回ラムダが言った意味不明のチェ=ネブとは破壊者を意味するようだった。
探査機に精密検査を受ける、ラムダの前で会話するソージとナレク。
2人の間にはわだかまりが生じていたが、ナレクは「見せたい物がある」とソージを誘い出すと、ツルツルの床で滑り始め、ソージとナレクの2人は無邪気に床を滑って楽しんだ。
だが人工生命体であるソージといつまでもイチャついているナレクは、その後ナリッサからソージの仲間を一週間以内に探し出せとキツく叱責されるのだった。
惑星ヴァシュティ軌道上の戦闘。
宇宙船ラ・シレナは、ピカードとエルノアを収容したので惑星ヴァシュティを離脱しようとする。
そこへカー・カンターの宇宙船バード・オブ・プレイが現れて、ピカード達が乗船するラ・シレナを襲撃するが、謎の小型宇宙船が一隻現れてピカード達に加勢する。
小型宇宙船は巧みな機動でバード・オブ・プレイを攻撃し、バード・オブ・プレイの右側のエンジン接合部を破壊するもバード・オブ・プレイの返り討ちに合い、シールドを喪失して危険な状態に。
ピカードは、つい以前の癖で「正体不明の船の乗員を転送しろ」と命令を出すが、改めて本来の船長リオスの命令で、ピカード達を助けた宇宙船の乗員がラ・シレナへと転送された。
警戒の為にエルノアは身構えるが、転送されてきた乗員はなんとセブンオブナイン/ジェリー・ライアンだった。
【スター・トレック:ピカード】第4話の感想とトリビアなど。
前回のピカードの「発進」と同様、最後の最後でセブンオブナインが登場。
これは次回は絶対見るしかないという感じで相変わらずズルい演出。
また、さりげなくデータ少佐の飼い猫スポットの名前を、ピカードとエルノアの会話に登場させる辺りも憎い演出でナイスです。
*余談ですが宇宙船ヴォイジャーのジェインウェイ船長は【オレンジ・イズ・ニュー・ブラック】でレッド役のケイト・マルグルー。
リオスと医療ホログラムとの会話がスペイン語だったり、スペインの哲学者の本を読んでいたり、リオスはスペイン語圏の人物という設定なのか?
【スター・トレック:ピカード】が初めての【スター・トレック】シリーズという方は【新スター・トレック】の以下の3話を見ると理解が深まると思います。
【新スター・トレック】 | |
シーズン2第9話『人間の条件』 | ブルース・マドックス登場回 |
シーズン3第26話『浮遊機械都市ボーグ前編』 | ボーグと対決 |
シーズン4第1話『浮遊機械都市ボーグ後編』 | ピカード艦長もボーグに!? |
尚、【新スター・トレック】、【スター・トレック/ヴォイジャー】は現在Netflixにて視聴出来ます。