【暴風眼-特命捜査官-】全話のあらすじ一覧とネタバレ感想を最終回まで紹介します。本作は大ヒット時代劇『永遠の桃花~三世三生~』のヤン・ミーとチャン・ビンビンが現代の犯罪に挑むサスペンスドラマ。国際犯罪を追ってタッグを組みながらも惹かれ合う男女を演じます。
【暴風眼】あらすじ/作品概要
国安局捜査課の安静は、局長からわずかな情報と準備時間しか与えられずに空港に到着する産業スパイの拘束を命じられ…..。
一方、国家安全庁の馬尚は極秘任務のために故郷に帰り地元の国安局と合同捜査することになります。
馬尚は地元の国安局で指揮を執るのが10年前に失踪した恋人の安静だと知って驚くのでした。
全話あらすじ一覧
1話ネタバレあらすじ
国家安全庁の馬尚(チャン・ビンビン)は故郷に帰る飛行機の中で近くの男性客から突然”ファーストクラスが満席だったのか”と尋ねられます。
馬尚が驚いて聞き返すと、男性は”上等な背広だからエコノミーの客には見えない”と答えました。
男性がレンタルのWi-Fiを使っていたので、馬尚が”久しぶりの帰国か”と尋ねると”ITの仕事で10年海外に住んでいた”と答える男性。
到着空港では国安局捜査課の安静(ヤン・ミー)の指揮のもと、捜査員たちが国際的な産業スパイ”コードネーム:ブラスター”を拘束するために張り込んでいました。
なんと機内で馬尚に話しかけてきた男性がブラスターだったのです!
捜査員たちはブラスターの追跡を開始しますが…..。
実家に帰った後、街を歩いていた馬尚は偶然高校の同級生と再会しました。
仕事について尋ねられますが、職業柄身分を明かせない馬尚は人材派遣の仕事をしていると言ってごまかします。
また、馬尚は高校の恩師が亡くなって明日葬式があると聞かされました。
一方、慎重に尾行した捜査員たちでしたが、ブラスターは追跡の手を散々翻弄した挙句ついに地下鉄の人混みに紛れて行方をくらましてしまったのです。
任務に失敗した安静は(シー・ジンミン)に、追跡にあたってわずかな情報と準備時間しか与えられなかったことに苦言を呈しますが聞き入れられません。
安静が落ち込みながら帰宅すると母(スー・シアオホン)が来ていて、高校の恩師が亡くなったことを知らせてくれます。
翌日、馬尚は同級生たちと恩師の葬式に参列します。
皆が帰った後、1人こっそりと恩師の墓前に花を供えに来る安静。
その姿を見かけた馬尚は驚いて墓前に戻ってきます。
実は高校の同級生だった馬尚と安静は卒業後、偶然北京の同じ大学に進学し交際していたのです。
しかし、ある日突然馬尚の前から姿を消してしまった安静。
今は何をしているのかと尋ねる馬尚に、安静は地元の役所で働いているとだけ答えるのでした。
馬尚はさらに失踪の理由も尋ねますが、安静は答えたくないと言って立ち去ってしまいます。
その後、馬尚は同僚の赫子軒(イー・ダーチェン)とともに国家安全庁の副本部長(リアオ・ジンション)と会いました。
実は昨日の出来事は、地元の国安局に尾行させてブラスターに巻かせることで、ブラスターが安心してこの地で行動を起こすように仕向けた国家安全庁の作戦でした。
国安局がブラスターを見失っていても、事前に馬尚が機内でブラスターの服に密かに液状の追跡装置を垂らし、赫子軒がその位置情報から滞在先を割り出していたのです。
その後、副本部長から地元の国安局捜査員の資料を渡された馬尚は、その中に安静がいることに驚くのでした。
1話の感想
ヒロインのヤン・ミーは時代劇での可憐なキャラクターのイメージがありましたが、現代劇での国安局の捜査官という飾り気のない役柄でもとても美しかったです。
相手役のチャン・ビンビンも端正な顔立ちで、エリート捜査官役が良く似合っていました。
再会した美男美女の恋の行方が気になります。
また、捜査の方は犯罪組織も手ごわそうですが、それ以前に本庁と地元国安局の間で軋轢が生じそう…..そちらの展開もどうなっていくのでしょうか。
2話ネタバレあらすじ
国家安全庁の作戦を知らない安静はブラスターが行きそうなハイテク技術セミナーを洗い出し、張り込みたいと局長に直談判しました。
最初は反対した局長ですが、安静の熱意に負けて敵に悟られないことを条件に許可します。
セミナー当日、ブラスターはホテルの給仕係に変装して会場に潜り込んでいました。
飲み物を運ぶふりをしてカップの底に貼りつけた装置で講演する研究者のパソコンからデータを盗んで転送する計画だったのす。
実は、このセミナーはブラスターをおよがせて犯罪組織の全貌を暴くために国家安全庁が仕掛けた罠。
馬尚と赫子軒は会場の外に停めた車の中で張り込んでいました。
それを知らずに安静は捜査員の杜猛(リウ・ルイリン)とともにホテルの中で張り込もうとしてブラスターとすれ違ってしまいます。
先日の尾行の時に杜猛はブラスターに顔を見られていました。
安静は自分たちが捜査員だと悟られてしまったと気づき、ブラスターに逃げられないように身柄の拘束の許可を局長に求めます。
局長は仕方なく許可しました。
ブラスターを連行して局に帰ると、局長は安静たちが国家安全庁の作戦を邪魔したと激怒。
組織の全貌をなんとか聞き出そうと尋問する安静ですが、ブラスターは自分はデータを引き出して転送するだけの役割で全体のことは知らないとシラを切り続けます。
安静は捜査に協力すれば減刑すると言って尋問を続けますが、ブラスターはなぜかわざと時間を引き延ばしているようでした。
モニター越しに尋問の様子を見ていた馬尚は、ブラスターが組織との取引期限の時刻が過ぎるを待っていると気づきます。
期限の時刻を過ぎると取引が中止になるので、ブラスターはその後に白状すれば組織を怒らせずに自分の減刑もできると思ったのです。
局長を通じてその情報を聞いた安静は、捜査員たちに尋問を交代するたびに少しずつ自分の腕時計の時刻を進めるように指示しました。
捜査員たちの腕時計で時間の経過を確認していたブラスターはまんまと騙され、安静に今回の計画を話し始めます。
計画を聞き出した安静たちは、ブラスターが盗み出したデータをメールで受け取って組織に運ぶ役割の男を尾行することにしました。
2話の感想
安静は優秀な捜査官のはずなのに、まさか張り込みに敵に顔を知られている捜査員を連れて行くかなあと思わずツッコミを入れてしまいました(笑)
しかし、失敗を挽回しようと巧みにブラスターをを騙して計画を聞き出した安静はさすがですね。
そして、モニター越しに尋問の様子を見て密かに安静を助けた馬尚も素敵です!
次なる作戦で安静たちは組織の全貌を暴くことができるのか、続きが気になります。