シーズン3第4話「サウナテスト」ネタバレ2
サウナテスト
ウィルやマイクたちは、宿主が誰かを確認するためまずビリーの勤め先のプールに向かいます。
マックスが双眼鏡でビリーを見た限りでは、ただ座っているだけで特に変わった様子はないとのこと。
しかし、マインド・フレイヤーは熱を嫌うということもあり、シャツを着ているの普通ではないと推測。
さらにウィルは「マインド・フレイヤーは隠れたがる。睡眠状態に近く必要な時だけ目覚めて動く」というのです。
そこで宿主かどうかを調べるため、ビリーをサウナ室に閉じ込めて熱を浴びせ確認しようマイクが提案しました。
必要なものを調達しプール閉鎖後、ビリーが冷水シャワーを浴びている時を狙います。
人形を囮に使い、ビリーがサウナ室に入ったところでドアを閉め、チェーンで固定。
徐々にサウナ室の温度を上げていきます。サウナ室に閉じ込められたビリーは、狂気に満ち溢れ暴力的になっていきました。
すると首筋の異変から、マインド・フレイヤーが動いたとウィルが気づきます。
ドアから離れろ……マイクの声を同時に、ビリーがサウナ室のガラス窓を破り出て来ようとしたのです。
ルーカスがゴムパチンコで一撃し、ビリーが倒れ込みます。
しかしその瞬間、室内の電気が点滅。立ち上がったビリーの体中に黒い血管が浮き出てきたのです。
スターコート買占め計画
ホッパーは、研究所で暴行された男の正体を探るため、ジョイスをホーキンス町長のラリーを訪ねました。
自分を殴った男が、かつて市長を訪ねていたことを思い出したホッパーは、ラリーの口を割らせます。
ラリーは、男の名前は知らないというものの、男ば何をしに来ているのかを話しました。
ラリーの話によれば、「スターコートを拡大したくて土地を求めている。売りたくない所有者に自分が頼んでいる」ということでした。
男は、話の仲介をしにラリーの元を訪れているようで、土地購入の本当の目的は知らないと言います。
そこでホッパーは、土地の購入記録を見せるようラリーに詰め寄り、彼の自宅の保管されている購入記録を手に入れたのです。
購入した場所を地図で確認したジョイスは、その位置がすべてジョーダン湖近くで町の南東にあることに気づきます。
湖の近くには何があるのか、それは発電所。4日前に全域で停電があり、翌日にはマグネットが落ちるという現象がありました。
そして、スコット先生が言っていた”大量の電力を要する”と言っていた通りのこと、つまりは巨大な機械が存在する、それは研究所ではなく近隣の土地のどこかにあるという結論に至ったのです。
宿主
サウナに閉じ込められたビリーが覚醒し、叫び声をあげると同時に町中の電気が点滅し始めました。
それと同時に、ドリスコル夫人を初めとするフレイされた人々も目覚めてしまったようです。
ドリスコル夫人の病室にいたナンシーは、夫人の異変に気づき慌ててナースコールを押しますが応答がありません。
夫人の目は真っ黒になり、大声を張り上げながらナンシーを見ています。
ビリーは鎖でふさがれたドアに何度も体当たりして、ついにドアの外に出てしまいました。
エルは、能力を使い近くにあったバーベルをビリーに投げつけ、動けないように固定しますが、跳ね返されてしまいます。
さらに、ビリーはエルの首を掴んで締め付けました。マイクがバッドで後ろから殴ると、ビシは標的をマイクに変えて詰め寄ってきます。
しかし、エルが最後の力を振り絞ってビリーを壁に投げつけると、彼はそのまま暗闇へと逃げて行ったのです。
ビリーが戻ったのは、フレイされた大勢の人々が隠れていた廃倉庫。
そしてそこには、ヘザーの姿もあったのです。
『ストレンジャー・シングス』シーズン3第4話を観た感想
1話、2話あたりではまだホーキンスの平穏な日々が中心でしたが、ここにきてホラー感が満載になってきました。
コミカルな印象からホラーへの切り替え方が絶妙で、ホーキンスの町に起きている危機感に拍車が掛かっていました。
以前とは違う敵の存在の大きさに、エルでさえ眉を顰めるほど。
ただ、ビリーの意識は全く消えているわけではないように思えます。
ビリーがエルを襲っていた時、彼は悲し気な顔でマックスを見つめていました。
助けてほしいという思いを訴えているかのように……。
当初、マックスとビリーはとても仲が悪かったのですが、マックスがビリーに立ち向かったことから、義理の兄妹である2人はとてもいい関係になったように思えます。
マックスが、ビリーが宿主だと信じたくなかったのも、いい兄妹であることを表しているのでしょう。
これこそ『ストレンジャー・シングス』という展開になってきたので、これからが本当の見どころになりそうです。
さらに、シーズン1ではイケメンキャラだったスティーヴの変わり身にも注目してください!