【スーパーガール】シーズン4第17話~19話ネタバレ。ついにナショナルシティに姿を現したレッド・ドーターがスーパーガールに扮し、一夜にして世間を大混乱へと陥らせました。宇宙人恩赦法が廃案となり、町では罪のない宇宙人が囚われてしまうようになってしまいます。そんな最中、スーパーガールは自由に身動きできなくなってしまって……⁉
【スーパーガール】シーズン4第17話ネタバレ
ジョンの決意
平和の使者という自らの誓いを破ったことで、理想を失ってしまったジョンは祈りを捧げ、父であるミリンを呼び出します。ジョンは自身の行く末が、同じ変身能力を持つ種族の結末のようになるのではないかと悩んでいたからです。
ジョンはミリンに、どうしたらいいのかわからなくなったため導いてほしいと頼みますが、明確な答えはもらえず次第に感情的になってしまいます。ところが、感情的になったことでジョンは”自分は平和の使者ではなくマーシャン・マン・ハンターだ”という、本当の使命に気付きました。
そんなジョンの様子を見たミリンは嬉しそうに、真似事ではなく自分のやり方で平和を守ってほしかったと伝えて去って行きます。実は、ミリンはジョンが創り出した虚像でした。
それを承知の上で、ジョンはシンボルを元々あった砂漠に戻すことにします。
虚像とはいえ、父と話せたことで決心できた
スーパーガールは悪者に
ジェームズは退院したもののPTSDの症状に悩まされていました。その異変に真っ先に気が付いた妹のケリーから治療を勧められましたが、ジェームズはそれを受け入れず、早くも仕事に復帰したのです。
宇宙人恩赦法の廃案が決まったため、ジェームズは会見会場であるホワイトハウスへと向かいました。ホワイトハウスで待機していたその時、スーパーガールに扮したレッド・ドーターが現れ、その場にいた人間を手当たり次第に襲い、ホワイトハウスをもボロボロにしてしまいます。
スーパーガールが直ちに駆け付けるも一歩遅く、被害を食い止めることはできませんでした。この件はメディアで大きく取り上げられ、大統領もスーパーガールを敵とみなすとの声明を出したことで、スーパーガールは一気に悪者となってしまいました。
しかし、アレックスとレナはスーパーガールではなく別人の仕業だと理解を示し、スーパーガールへの協力を誓います。
オーティスの正体
スーパーガールとアレックスとレナがレックスの調査を始めていくと、イヴがよく通っていた大学のラボへとたどり着きました。ラボにはイブのパソコンがあり、保存されていた被験者のデータからオーティスの真実が明らかとなります。
それによれば、
- メタロにカドマスの技術を取り込んだ結果オーティスが生き返った
- オーティスの前に5人の被験者で失敗していた
するとそこへ突然、クリプトナイトのビームを打つメタロが現れスーパーガールたちに襲い掛かってきます。レナとアレックスで協力してメタロを倒し、その原動力となっていた心臓を持ち帰りブレイニーに調査を頼みました。
オーティスがエージェント・リバティと繋がっていたことから、レックスもベンと繋がっていると考えたレナは、母にオーティスのことを探りにいきます。
【スーパーガール】シーズン4第18話
ベンの暴挙
ホワイトハウス襲撃はスーパーガールの仕業と思っていた宇宙人省のベンは、スーパーガールに対抗できる武器を求め、DEOへとやって来ました。しかし、手順を踏まなければ渡せないとアレックスとヘンリー大佐から断られたため、その場は後にします。
その後、必要な書類をそろえて再び足を運んだベンは、スーパーガールを呼び出すように命じますが、ヘンリー大佐は応じませんでした。大統領の元に戻ったベンは、DEOは信用できないから信用できる存在が必要だと訴えます。
すると大統領は、”チルドレン・オブ・リバティ”を使ってスーパーガールを捕らえるように命じたのです。
スーパーガールが姿を消す
ホワイトハウス襲撃の一件から、市民からも敵意を向けられるようになったスーパーガールは、汚名を晴らすべくアレックスとレナと協力してレックスの真の顔を暴くことにしました。レナとスーパーガールは、レックスのいた独房から手掛かりを掴むため、刑務所長にゆすりを掛けて独房に入ります。
そこで、チェス盤の仕掛けに気づいたレナが盤の中からレックスのメモを発見。さらに、チェスの駒からはレナの唯一の被験者の写真が見つかります。
写真の裏に”18年7月18日”と記されており、それを目にしたレナは動揺を隠せずにいました。するとその時、刑務所内にオーティスが現れ、スーパーガールを突き出せば自由になれると、囚人らを解放し暴動が起き始めます。
スーパーガールは安全のためレナを独房に残し、自ら囚人らの元へ向かいます。独房に残されたレナは辺りを観察し、壁画の裏にある隠し部屋を見つけました。
恐る恐る中に入ると、そこにはたくさんのモニターとパソコンが置かれていました。その頃、スーパーガールはクリプトナイト製の心臓を手にしたオーティスと出くわし、事態は劣勢だったものの、隙を見てカーラへと変身し難を逃れます。
その後、オーティスはレックスの指示で独房の中心に立ちます。その直後、オーティスを巻き添えに大爆発が起き、クリプトナイトが拡散してしまいました。
その異変に気付いたカーラは爆発の直前にスーパーガールに変身し、レナを連れて逃げ出しました。なお、オーティスは爆発するも、イヴによって助けられていました。スーパーガールは、自分のせいで被害が出ていることを懸念して、しばらくの間姿を消すことにします。
【スーパーガール】シーズン4第19話
ジェームズはPTSDではなかった⁉
自分に起きていた異変はPTSDではなく、ハルン=エルの副作用ではないかと考えたジェームズは、レナに検査してもらうことにしました。ジェームズにはすでにスーパー聴力などの能力が現れており、レナはレックスの装置でイヴの手法(ハルン=エルを取り出す)を試しますが、なかなかうまくいきません。
ハルン=エルで発作が起きるのは、PTSDも病気の一種のために攻撃対象となり、その影響で制御不能となった
そこでブラウニーが”マインド・パレス”(記憶の宮殿)を使って、トラウマの原因が分かれば発作に対処できるのではと考えます。
その結果、ジェームズのトラウマはレックスではなく、父親の死とその時自分が置かれた状況に目を背けたのが原因だと分かったのです。妹のケリーの手助けもあり、トラウマを克服したジェームズからはPTSDの症状も消え、ハルン=エルの攻撃もなくなりました。
カズニアの基地はレックスが購入していた
レックスの記事を書くために彼の周辺を洗っていたカーラは、フランクリンの妹の協力でアメルテキ社に侵入し、資料の中から”仮名”(セバスチャン・メルモス)という人物を見つけました。ただ、この名前はいくら調べても情報が出てこないことから、カーラは何者かの仮名だと結論づけました。
そして、調査を進めるうちにセバスチャン・メルモスがレナであると突き止めたカーラは、レナの元を訪ねます。久しぶりにカーラときちんと話す機会を得たレナは、ハルン=エルの件でレックスに手を貸していたことを打ち明けました。
自分の責任だと感じているレナをカーラは優しく受け入れ、セバスチャン・メルモスについて話し始めました。
セバスチャンが58億ドルをL・コープから引き出し、同日アメルテクはルブニウ基地を58億ドルで購入している。レナはセバスチャン・メルモスという名前がレックスの憧れていた作家オスカー・ワイルドの偽名であることを思い出した
”ルブニウ”もレックスがよく使う暗号で、”カズニア”のことだったと判明します。
【スーパーガール】シーズン4第17話~19話の感想
徐々にレックスの思惑を解き明かしていくカーラたち。レックスはさすが兄というべきか、妹であるレナの考えることをよく理解していると思いました。
レナは少しずつレックスへと近づいていきますが、どこまでがレックスの策略なのかがわからず、どちらが一枚上手なのかにも注目です。宇宙人恩赦法もなくなり世間が一変してしまったため、まるで魔女狩りのような状態になってしまいました。
ベンに乗せられて右往左往し、多くの人々を助けてきたスーパーガールに反旗を翻すとは。今後この状況で、スーパーガールがどうやって戦っていくのか気になります。
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