【スーパーガール】シーズン4第20話~22話ネタバレと感想。ついにレックスは、自らヒーローとなる計画を実行する準備が整いました。その計画に気付いたスーパーガールたちは、レックスと”レッド・ドーター”を止めるべく、直接対決を余儀なくされることに。そんなレックスの元に”ある人物”が地球に現れますが、果たしてその人物はレックスに力を貸すこととなるのでしょうか⁉︎
【スーパーガール】シーズン4第20話ネタバレ
カズニアへ
カーラとレナは、レックスが購入したカズニアの基地を目指します。基地はすでにもぬけの殻だったものの、レックスの研究の痕跡が残されていました。
宇宙人の能力を奪うために研究していたとみられる拷問設備(アメルテク製)の跡や、ハッキング対策として使用していた紙の書類が残されていた。
そこで見つけたDEOの手錠や資料から、レックスの研究の被験者は砂漠基地の囚人だったことに気が付きます。その時、扉の先から物音が……。
扉を開けてみると、そこにはイヴの姿がありました。カーラとレナがイヴを問い詰めると、いくつかの事実が明らかとなります。
- 宇宙人の能力を何に使うのか?
- 全体像は聞いていない
- 何故DEOの囚人を使えたのか?
- 内部(政府の上層部)に協力者がいるため、正規の囚人移送が可能
その後、カーラとレナはレックスの計画(カズニアのアメリカ侵攻に協力)が書かれたボードを発見して驚愕します。さらに、カーラがボードにあるボタンを押すと……”レッド・ドーター”の映像が流れ始めたのです。
レッド・ドーターの資料を見たレナによれば、レッド・ドーターはクローンではなくハルン=エルが生み出したサムとレインのように、スーパーガールを分離させたものとのことでした。カズニアがレックスに育成を頼み、白紙状態から洗脳したクリプトン人の兵器であり、スーパーガールではないと言うレナ。
カーラは彼女の見た目が自分ソックリなせいか、なかなかその事実を受け入れられずにいましたが、スーパーガールなら必ずどこかに”正義の心”が残っているはずだと断言します。
妻を亡くしたベンの凶行
ベンは妻を亡くしたショックからDEOに押しかけ、”特異生物対策局”なのに妻を殺害した犯人は捕らえないのかと職員に詰め寄ります。加えてドリーマーのことも捕まえたかったベンは、ヘンリー大佐が不在なのをいいことに自ら指揮をとり、ドリーマーに近しい人物であるジェームズに目星をつけたのです。
ベンはドリーマーの正体を暴きたい上、ジェームズの得たスーパーパワーについて聞き出したいと考えている
その頃、ジェームズはブレイニーとニアと共に孤独の要塞でスーパーパワーの訓練を受けていました。ジェームズの身体は、火炎放射しても焼け焦げることもなく熱さも感じないことが判明します。
その時、DEOにベンがやって来たことに気付いたブレイニーは、アレックスも留守のため直ちにDEOへ戻ります。DEOにレナのラボがあることを知ったベンはハルン=エルを見つけ出し、未精製だから危険だというブレイニーの言葉も聞かず、全て持ち帰ってしまいました。
その後、ベンはブレイニー含むDEOの職員を率いて妻を殺害した犯人を見つけ出し、周囲にいた者らも共犯として捕らえるよう指示します。そこにドリーマーとジェームズが現れ、無関係の者は解放するようベンに言いますが聞く耳を持ちません。
それどころかベンは隙を見て、先ほど手にしたハルン=エルを打ちスーパーパワーを手にします。
【スーパーガール】シーズン4第21話ネタバレ
感情を無くしたブレイニー
ブレイニーは、カズニアから帰って来たレナから、もう1人のスーパーガールの存在とレックスのアメリカ侵攻の計画について聞かされました。その後、連れ去られた宇宙人について調査していたブレイニーは、足元に落ちていたユニコーンのキーホルダーがドリーマーの見た予知夢と一致していることに気が付きます。
ドリーマーの見た予知夢は、ユニコーンに乗った少女が狼に追われているというもの
狼=ファオランということから、ファオラン運輸がレックスのダミー会社アメルテク社の孫会社であると突き止めたブレイニーは、ドリーマーとジョンと共にファオラン運輸に向かいます。そこでは、次元ポートで宇宙人を別の場所へと送っていることがわかりました。
ブレイニーはベンに変身し、ドリーマーを捕えたということにして侵入しようとしたものの、正体がバレて拷問を受けてしまいます。ところが、拷問を受け続けていたブレイニーに異変が起こります。
「次はあの女だ(ドリーマー)」という言葉を聞いて激怒した瞬間、殴られて気を失うもすぐに気を取り戻し、訳の分からないことを言い出したのです。その直後、ブレイニーは再起動して先祖と同調していました。
ブレイニーの先祖は好戦的で感情が無いため、ブレイニーの性格が一変した
ブレイニーは無敵状態となり拘束を解くと、敵を次々となぎ倒して脱出したのです。そしてドリーマーとジョンをその場に残し、「ポータルを通り、向こう側で幽体離脱して位置を知らせろ」と言い残して去ってしまいました。
スーパーガール死す⁉︎
カーラはレックスの計画の危険について大統領に警告したものの、国家機密を知ったのを理由に捕われてしまいます。逃げようとするカーラの前に”レッド・ドーター”が現れ、クリプトナイトを使われますが、弱るのはレッド・ドーターも同じだと、隙をついて逃げ出しました。
助けを求めたカーラが、向かったのはジョンの元でした。そして「レックスが自分の正体を知っている。アレックスが危ない」と判断し、正体を明かして思い出させたい」と伝えます。
しかし、事実を打ち明けても消した記憶を思い出すのは不可能。でも、もしアレックスが自力で思い出せば可能かもしれないとジョンは言いました。
*
アレックスは母との電話から、レッド・ドーターがカーラになりすまして実家を訪れていることに気付き、すぐさまカーラと実家へと向かいます。先に到着したのはカーラ。
そして、そこには母を人質にしているレッド・ドーターがいました。スーパーガールはレッド・ドーターを外に連れ出して戦うも、改良されたレッド・ドーターはスーパーガールを上回るパワーを持っていたのです。
レッド・ドーターの強力な攻撃をまとも受けたスーパーガールは、ついに力尽きて心臓が止まってしまい、それを確認したレッド・ドーターはその場から去って行きました。アレックスは、カーラを抱きかかえると「カーラ(=スーパーガール)の記憶を全て思い出した」と咽び泣いたのです。
偽旗作戦
レナは母の収容されている刑務所を買収して母を呼び出し、”真理の探究者ヴァーチュラリアン”を使い、ハルン=エルを体内から取り出す方法を研究させます。そして、ベンがレックスに利用されていることに気付き、彼の跡をつけることに。
ベンが辿り着いた先はオーティスの隠れ家で、彼らの会話からレックスの計画の全貌が見えてきました。
- エージェント・リバティもレックスの案
- レックスの計画は”偽旗作戦”(敵になりしまし行動する)
- カズニアにアメリカを侵攻させ、レックスが助けることで”念願のヒーロー”になれる
その後、レックスは脅威とされるスーパーガール(レッド・ドーター)を倒したとして、大統領より讃えられました。
【スーパーガール】シーズン4第22話ネタバレ
地位を手に入れたレックス
オーティスの遺書から、レックスの罪は自分が起こしたものという内容が明らかとなり、これによりレックスは大統領から赦免を受けて宇宙省の長官に任命されます。レックスと大統領の会話から、現大統領が大統領になれたのもレックスの後ろ盾があったからだと判明しました。
その後、レックスはホワイトハウスにレナと母を招待し、全ては家族のための計画だったと明かします。そして、汚名を晴らしふさわしい地位に就いたこと、これからは世界的なエネルギー革命を起こすと言ったのです。
※エネルギー革命とは、宇宙人のパワーを取ってそのエネルギーを売る。いわば、強力な使い捨て電池。
そのパワーを衛星兵器(クレイモア)にチャージし、アルゴを灼熱地獄にして宿敵スーパーマンを灰にすると声を張り上げました。
アメルテク社エネルギー精製所
ドリーマーとジョンが次元ポートで連れて来られたのはシェリー島でした。シェリー島はパワーが使えず、ブレイニーに位置を教える事もできません。
ドリーマーはブレイニーの考えの甘さに疑問を抱きながらも、ジョンと周りの者と協力して陽動作戦を決行。作戦は成功し制御システムをオフにして、ブレイニーにシェリー島にいることを伝えました。
ブレイニーとスーパーガール、アレックス、ジェームズの4人がシェリー島に駆けつけ、クレイモアをハッキングします。そこに、ベンもエージェント・リバティを率いてやってきました。
ベンは、ハルン=エルで手に入れたスーパーパワーでスーパーガールと対決、ジョンとアレックスはリバティを相手に戦います。その間に、ブレイニーはジョンとドリーマーの元に駆け付けました。
レックスが標的にするアルゴへのエネルギー発射を止めるため、ジョンはサイキックパワーを、ドリーマーも協力して阻止します。すると、その様子を見ていたブレイニーにまた異変が……。
その直後、ブレイニーはいつもの彼に戻りドリーマーに愛の告白をしました。ジェームズはベンと揉み合いになった際に、ハルン=エルの除去装置を互いに打ち合います。
レックス死す
クレイモアが起動しないことに怒ったレックスは、自らシェリー島に向かいスーパーガールと戦います。レックスはスーパーガールをすんでのところまで追い詰めますが、ジョンたちによって解放されたレッド・ドーターが駆けつけて盾となり、そのままスーパーガールと同化しました。
その後、スーパーガールがレックスを倒したように見えたものの、実はレックスは避難しており、一命を取り留めたと思われたものの、先回りしていたレナによって銃殺されてしまいます。
しかしレックスは、死際にカーラがスーパーガールだという真実をレナに突きつけ、裏切られていたと言い残して死にました。
*
日常が戻り、カーラの書いたレックスの暴露記事によって宇宙人恩赦法も戻り、再び平和が訪れます。一方でイヴは、未だリバイアサンから解放されずにいました。
ところが、別の場所ではジョンに恨みを持ったグリーン・マーシャンを”モニター”が地球に連れて来ていました。その後、モニターは亡くなったレックスの元を訪れます。
【スーパーガール】シーズン5情報
シーズン5の配信・DVD情報
シーズン6の更新も決定した【スーパーガール】。シーズン5は現在本国で放送中です。
日本では、2020年7月現在Google play、Amazon prime video、Xbox video、PlayStation store、ひかりTV、TSUTAYATV、RakutenTV、Video Marketdで配信されています。
シーズン5のDVDの発売は、2020年12月9日。
また、ジェームズ・オルセン役のメカッド・ブルックスがシーズン5で降板すると発表がありました。さらに、カーラ役のメリッサ・ブノワが第一子を妊娠したこともあり、シーズン6の製作にどう影響するのか!?
”モニター”という存在
今シーズン(シーズン4)のラストシーンで、グリーン・マーシャンを連れて現れた“モニター”は、DCコミックスの”アローバース”で登場したキャラクターです。多くは明らかとなっておらず、その正体は謎が多い面があるため、今後どのような行動を取るのか注目していきたいところ。
恐らくモニターはあのままレックスを生き返らせるでしょうし、ジョンに恨みを抱くグリーン・マーシャンを連れてきたりと、かなり混乱を招く存在なのは間違いないでしょう。
【スーパーガール】シーズン4第20話~22話の感想
シーズン4ではスーパーガールが悪者にされてしまうなど意外な展開が多く、宇宙人へのヘイトクライムなどはまさに今の世界を描いているように思いました。
最終的には、再び宇宙人との共存できる世界を取り戻しましたが、自分と異なる優れたパワーを持つ宇宙人への恐れからあそこまでに至るとは、それこそが人間の恐ろしさなのだと感じました。
何よりスーパーガールが正義の象徴に戻れてよかったですし、同化したレッド・ドーターのパワーを引き継ぐのかなど、まだまだ気になる点を残してシーズン4はファイナルを迎えたので、早くもシーズン5が気になるところです。
本ページの情報は2020年7月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サイトにてご確認ください。