【スーパーナチュラル】ファイナルシーズン第17話のネタバレと感想。世界を救うための策を模索中、ついにチャックがこの世界にやって来た。崩壊までタイムリミットが迫る中、ディーンはジャックとチャックを葬る唯一の方法を手に入れた。しかし大儀のためにジャックを失うことに反対したサムは……。
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【スーパーナチュラル】ファイナル第17話あらすじ
ディーンはビリーの書に従い、アマラを欺いてジャックを犠牲にしてでも世界を守ることが唯一の方法だと信じ、サムはジャックが大儀のために死ぬことに納得いかず他の方法を模索し続けている。
キャスもサムと同じ思いで、チャックを封じる方法を探したが見つからなかった。
アマラは、ディーンたちと”助け合って”チャックを封じるものだと思っている。
そんな中、チャックがこの世界に戻って来た。
ディーンはビリーの指示えジャックを連れて、ジムという人物に会うためサンタフェに向かい……。
【スーパーナチュラル】ファイナル第17話ネタバレ
アマラ
アマラは、空の光でチャックがこの世界に戻ってきたことに気づき、サムとディーンに知らせる。
「助け合う」というディーンの言葉を信じ、まずは、この世界の美しさを伝えるもチャックは興味を持たない。
次に、天界でチャックち天使に会わせて気持ちを変えようとしたがやはりチャックには届かなかった。
これはアマラがチャックに与えた2つのチャンスだったが、結局伝わらず最終手段としてチャックを隠れ家に捕えた。
ところが、チャックは全知全能。
ディーンがアマラを騙して殺そうとしていることを聞かされ失望してしまう。
そして、「この世界を破壊して新しい世界を創造すればこの痛みも忘れる」と言われチャックと一体となり吸収されてしまった。
これによりチャックは、いつでも新世界を創造することが出来る力を手に入れる。
ディーン
ディーンとサムの間には、ジャックの死の件で微妙な空気が漂っていた。
サムは、ジャックは家族だから犠牲にしたくないといったが、ディーンはジャックはサムやキャスとは違う、ジャックは家族じゃないと声を張り上げる。
その会話をジャックは聞いていた。
重い空気の中、ジャックとディーンはサンタフェに向かう。
ディーンは、サムとの会話の件でジャックに謝ろうとするがジャックは「謝らなくていい」と言った。
恐らく、自分自身この世に未練を残さないためだろう。
2人はビリーに言われた店に到着。
ジャックはビリーに「ここが最後の関門」だと、テストを受けることになっていた。
出迎えたのは神が創造した人間の祖先アダムと、その妻で天使のセラフィーナ(イブではない)。
アダムもチャックを憎んでおり、30万年以上この機会を待っていた。
そして、ビリーの協力を得てやっとセラフィーナと神を殺す方法を見つけたのだ。
テストに合格したチャックは、チャックを殺すのに必要となるアダムの肋骨を1本を受け取り、ディーンと隠れ家に戻って行った。
アダムの肋骨には生命を創り出す力があり、ジャックが使えば神を倒せる。
サム
サムは、キャスとの会話からかつてセルゲイが欲しがっていた”死の鍵”の存在を思い出した。
セルゲイ曰く、その鍵で死の書庫に入れると言うもの。
サムは、その鍵を使って死の書庫に行けばビリーに会える、たとえ会えなくとも神の死のノートを手に入れれば策が見つかるかもしれないと思ったのだ。
こうして、サムはキャスに見張りを頼み、鍵で入り口を開いて死の書庫へと向かった。
ところが、書庫では天使たちがメグに殺されていた。
実は、虚無はメグの姿を借りビリーに会いにやって来ていたのだ。
つまり、ビリーが君臨すれば死者は死に天使は天界へ、悪魔は地獄へと皆いるべき場所に戻るのだ。
もちろん虚無もまた眠ることが出来る、虚無はそれが本当かどうかをビリーに確かめにやってきたというが、虚無は地上に出ることが出来ない。
だから天使を使って呼び出しているが無視されているため、天使を殺しまくっていたのだ。
これにより状況が大きく変わる。
なぜなら、ボビーやチャーリーを戻すにも異次元は消滅している、エイリーンはまた死ぬ、そして2人が救った人たちの結末も変わってしまうのだ。
そこでサムは、ビリーに遣わさられたと嘘をつき虚無に取引を持ち掛けた。
「神の死のノートを渡せば自分たちが勝つ、渡さなければ負ける」と。
虚無はサムの取引の応じ、死のノートを渡した。
【スーパーナチュラル】ファイナル第17話の結末
キャスから「神とアマラが来ている」との報告を受けたチャックは、ダムの助骨の力を体内に取り入れた。
隠れ家に着いた頃には、その強大なパワー故ひとりで歩けないほどになってしまう。
ディーンがチャックを支えながらアマラとチャックを殺すため地下に向かったが、サムに止められる。
ディーンはこれしか方法が無いと主張し、熱くなるあまりサムに銃口を向けてしまった。
それでもサムは諦めずにディーンを説得し続け、結局ディーンは銃を下ろした。
ところが、その直後封じられていたはずのチャックが姿を現す。
チャックがアマラを取り込んだ後だった……。
チャックは4人を罵るだけ罵ると、「彼(ジャック)の死を楽しめ」と言い残して姿を消してしまう。
その瞬間、チャックの目が光り始め苦しみ出してしまった。
【スーパーナチュラル】ファイナル第17話の感想
虚無の話からすると、ビリーは自分が支配者になるためにディーンたちを利用してチャックを殺そうとしているようにも見える。
それ以前に、死神が支配者(神)になると言うのはありうるのだろうか?
また、ディーンは世界を守ると言うより”自分の自由な人生”を強く求めているようにも感じられるが、やはり脚本通りに生かされてきたことがよほどショックだったのかもしれない。
ただ、もしジャックを犠牲にして得た人生だったとすれば、彼の中に一生悔いが残るような気もする。
彼は熱い男ではあるが、そういった後悔はサムより引きずるタイプなので先走らないことを望みたい。
チャックがアマラと一体になった事で、更に強力な力をもってしまったようだ。
そもそも、彼はアマラなしで新世界を創造することは出来ない。
逆を言えば、アマラを取り込んだ今やろうと思えばいつでも創り直すことが出来ると言うこと。
チャックを封じることが不可能になってしまったのであれば、この先兄弟はどんな策を考えなければならないのか。
残り数話。
結果を知りたい思いと、終わってほしくない思いが交差する。