【スーパーナチュラル】シーズン15(ファイナル)第6話ネタバレ。
チャックの復活を知ったディーンは仕事への意欲を失い、シリアルをむさぼりながらドラマやアニメばかりを観る堕落した日々を送っていた。
そんな中、サムは自分の周りで妙な空気感を感じていた。
そして今回は、兄弟の元を去ったカスティエルも登場。
【スーパーナチュラル】シーズン15第6話「Golden Time」ネタバレ
序章
亡くなったロウィーナの魔法道具を狙う母と娘2人の魔女家族がいた。
彼女たちは、偉大な魔女が死んだと聞きつけてロウィーナの自宅に忍び込み、彼女が集めた道具を盗もうとしていたのだ。
しかし、ロウィーナが自宅に何も仕掛けない訳がないと、まずは娘ひとりが侵入してガサ入れする。
もし娘が死んだとしても復活の魔術で蘇生つもりだったのだ。
そして、彼女たちの読みは当たり、娘はロウィーナが仕掛けておいた魔術によりその場で死亡した。
カスティエル
カスティエルは、クラレンスと名乗りモンタナ州で狩りとは無縁の生活を送っていた。
その日は早朝から行きつけの釣具店を訪れていたが、店主のアンディの様子がおかしいことに気づく。
話によるとアンディは、店を開ける直前に行方不明で捜索中だったシェーンの死体を湖で見つけたと言う。
ただ、彼が参っていたのは死体を発見したからではなく、溺死だったにも関わらず死体は全身の血が抜かれて干上がっていたからだった。
アンディから事情を聞いたカスティエルは、FBI捜査官として保安官事務所で調査することにした。
カスティエルは、外出先から署長が戻るのを待っている間に、行方不明の息子ケイレブのことで相談に来たメリーという女性から助けを求められて協力することにする。
また、署長と話をしたものの、シェーンに関してはドラッグの過剰摂取が原因、ケイレブは素行不良があるとの理由で、両方の件に関しての事件性を否定した。
さらに、遺体確認や資料提供を求めると、どこの支部のFBIなのかと聞かれ、”FBIの連絡のため”避けていた兄弟に連絡を取ることになってしまう。
懐かしい顔
サムは、隠れ家にいた時から何かの気配を感じていたが、翌朝ランニングしていると息が白くなり近くに霊がいることに気づく。
当たりを見まわしてみると、近くにエイリーンの霊が現れた。
サムがエイリーンを隠れ家に連れて行って事情を聞くと、彼女はなぜか地獄に居たという。
彼女は悪魔と取引もしていないし、罪も犯していないのになぜか?
実は、彼女は地獄の猟犬に殺されて引き込まれてしまったようだった。
地獄の扉が開いた時に、より遠くへ逃げていたため連れ戻されずに済んだとのこと。
しかし、霊が地上に長く滞在すれば悪霊となってしまう。
そこでエイリーンは、サムとディーンに天国に送って欲しいと頼みに来たのだ。
ただ、残念なことに地獄に堕ちた魂は天国には行けない決まりがある。
かつては可能だったが神が不在の今、規則を変えることは出来ないのだ。
(第2話でベルフェゴールが話していた)
彼女は天国には送れない、かといって地獄に戻したくはない。
そこでディーンは、彼女専用のクリスタルを作り封じたらどうかと提案し、エイリーンも納得した。
ロウィーナがいない今、魔術を行うのはロウィーナの弟子であるサムの役目。
まずはクリスタルの材料を探しに、サムとエイリーンはロウィーナの自宅に向かった。
【スーパーナチュラル】シーズン15(ファイナル)第6話 結末まで
エイリーン蘇生
ロウィーナの家から、蘇生に必要な材料を持ち出したものの、急にサムが苦しみ出してしまう。
これはロウィーナの仕掛けた魔術によるものではなく、ロウィーナの家を監視していた魔女家族による魔術だった。
ロウィーナが仕掛けた魔術にサムだけは該当しないことに気づいた魔女たちは、まずエイリーンを消し去る。
(サムはエイリーンが消える前にディーンを呼んできてくれと伝えた)
魔女は、娘を蘇生するための材料をサムから取り上げると、もうひとりの娘を監視に着け、他にも魔術道具を持ち出してくるよう命じた。
娘は、ロウィーナの呪術で死んだ魔女の妹。
サムは、彼女が抱えている闇を利用してやめさせようとしたが失敗。
殺されそうになったところで、母魔女を捕えたディーン、そしてエイリーンがやって来くる。
ディーン、サム、エイリーンは、死んだ魔女の亡霊、母魔女、娘魔女とそれぞれ戦い、ディーンは娘魔女を銃で撃ってサムを助ける。
また、サムは娘魔女の死角を利用して懐に忍ばせておいた呪い袋で母魔女を始末した。
姉魔女の霊に首を絞められていたエイリーンは、ディーンが娘魔女の死体を焼いたことで消滅し解決した。
戻るべき時がきた
カスティエルは、被害者が多発している湖周辺に行こうとしたが、そこにメリーもついてきてしまった。
危険だから帰るようカスティエルが言うも、彼女はケイレブにキャンプを強制したのは自分に責任があると譲らない。
メリーは、現場近くに閉鎖された炭鉱があることを伝え、場所を教える代わりに自分も連れていくようカスティエルに伝える。
しかし炭鉱に向かう途中でケイレブを見つけた。
どうやら彼は、男が湖に死体を捨てているのを見て証拠写真を取ろうとしたが、男が怪物だった。
驚いて逃げようとしたら転んで足を痛めて動けず、怖くて隠れていたと言う。
するとそこに保安官事務所の署長がやって来た。
署長の正体はジンだった。
ジンは正体を現し、カスティエルに発砲するが彼に普通の銃弾は通用しない。
カスティエルは、何発もの銃弾を受けながらも署長に近づき拳銃を奪うと、彼を何度も刺して始末した。
その後、ケイレブの傷を癒すと自分の正体は明かさずに「ここにいても何も変わらない。戻るべき時が来た」と去って行く。
一方で、サムは一か八かでエイリーンに蘇生魔術を行い、彼女の体を完全に取り戻した。
その後、サムとディーンは今後のことについて話し合った。
「諦めちゃダメだ。自分の意志で決断できる。」
サムがチャックを撃ったのは想定外で、神に勝つ方法はあるとサムは断言した。
【スーパーナチュラル】シーズン15第6話の感想
ロウィーナの家の呪術には、サムだけは掛からないようにしていたことでロウィーナからサムへの想いが伝わってきました。
彼女はサムと関わり合っていくうち、息子のように思っていたのかもしれませんね。
サムはロウィーナを信じて魔術の本を渡したことがありましたが、何度ロウィーナが裏切ってもサムは決して彼女を見放しませんでした。
また、死神から「サムに刺されて死ぬ」という告知を受けていたことから、ロウィーナには何か感じるものがあったのかも。
一方、カスティエルは何度も兄弟の元を去っては戻りを繰り返しましたが、今回もまた隠れ家に戻るようです。
ただ、メアリーとジャックの件ではディーンと蟠りがあるので、そこのところをどう解決して言うのかが気になります。
チャックの復活で、自分の意志で生きる人生を諦めかけていたディーンを説得したのはやはりサムでした。
彼は後ろ向きな時もありましたが、基本はポジティブに考え何度もディーンを救ってきました。
ここのところは、やはりお互いを想う気持ちが深くて強いのだと実感。
人間であっても世界を救った兄弟ですから、神(チャック)との一戦もおそらく対抗策を講じてくるに違いありません。
予想としては、チャックを撃った時に負ったサムの傷。
これがチャックとサムを繋げているので、何かしらの解決策になるのではないかと思います。